Amazonにて東プレ REALFORCE RGBがパクリであるとの指摘
東プレのキーボード リアルフォースがゲーミングデザインとなった、
REALFORCE RGB
ですが、Amazonを見ていたところ、
MasterKeys Pro L RGB
という製品がそっくりで、パクリだと指摘しているレビューがありました。
当該のレビューは以下より閲覧できます。
RF社の失敗作かも (2016年12月26日のレビュー)
これはたいへん興味深い指摘だと思います。
正直見た瞬間、そんなことがあり得るんだろうか!?とビックリしました。
もし事実なら大変なことだと思いますが・・・(・_・)
そもそもこのレビューの信用性はどうか?
まず、このレビューですが、
アマゾンでの購入者レビューでは無い
RF社とは普通言わない(製造元は東プレ社)
という時点で若干むむっ?という感じもします。
RF社とはリアルフォース社という意味なのだろうと思いますが、
製造している会社は東プレであり、リアルフォースは製品シリーズ名です。
この点は客観的に考えて本当にリアルフォースシリーズを使っていればまず間違えない箇所だと思います。
それはそれとして
他社の製品 MasterKeys Pro L RGB とそっくりだ。海外販売は半額となります。日本の老舗としてはパクリ製品出すのはがっかりだ。
(原文のまま引用)
とまで書かれていらっしゃるのはやはり気になります。また海外の販売価格まで踏まえての指摘であり、対象の製品のことを詳しく知っている可能性が高そうです。
そうなると本当にコピーである可能性を捨てきれません。
それにもしも本当に半額で同じものが買えるのなら私だって欲しいです。
静電容量無接点方式をホントに他社が使えるの?
ただそもそもの話として、東プレのリアルフォースシリーズが採用し、今回のREALFORCE RGBでも使用されている規格
静電容量無接点方式
を他社が真似できるのか?といわれると不可能だと思います(・_・)
が一方でパクリだと価格面込みで主張されているので、もしかすると本当にそうなの?という疑問が沸いてくるのも事実です。。。
またクーラーマスター社は時前でキーボードの製品ラインを持っておらず、実は東プレに製造を依頼して自社ネームで売っている可能性だってありますよね。
それに東プレの静電容量無接点方式を採用した他社名のキーボードが過去になかったわけではありません(半額で売ることが可能かどうかは別として。)
そこでMasterKeys Pro L RGBという製品がどのようなキーボードなのかを調べ、
東プレのREALFORCE RGBと比較検証してみることにしました。
CoolerMaster MasterKeys Pro L RGB
Googleで色々検索したところMasterKeys Pro L RGBというのは
PCケース・パーツで有名なクーラーマスター社が発売しているキーボード
CoolerMaster MasterKeys Pro の事だと思われます。
REALFORCE RGBはテンキー付きのモデルですから、比較対象は
CoolerMaster MasterKeys Pro L RGBが妥当かと思われます。
クーラーマスターの製品ページです。
こちらを読んで結果をまとめると
- メカニカルキーボードである(静電容量無接点方式ではない)
- Cherry MX 軸採用で、青、茶、赤の3パターンある
- リアルフォースRGBとはメディアキーの配置パターンが異なる
- キートップのフォントが違う
- 価格は日本までの送料込みで160ドル(約18,000円)ほど(米アマゾンにて)
となります。
米アマゾンの製品ページはこちら
感想
今回東プレのREALFORCE RGBとCoolerMasterのMasterKeys Proの類似性について調べましたが、
REALFORCE RGBはMasterKeys Pro L RGBのパクリでは無いと考えます。
RGBのLED採用でパッと見似てると言われれば似てると思う人もいるかも知れませんがよく見れば全く違いますし、似たようなLED採用のものは今は他にもあります。
また商品のそもそもの基本構成が静電容量無接点式とCherryMX軸とでは根本的に異なります。
結論として
REALFORCE RGBとCoolerMaster MasterKeys Proは全然別物である
と言えるでしょう。
またREALFORCE RGBとCoolerMaster MasterKeys Proのどちらが優れていると言う話でもありません。
- 予算
- 静電容量無接点が良いのかメカニカルが良いのか
- ブランド
など色々な面を考慮して好みのものを選べば良いんじゃないでしょうか。
CoolerMaster MasterKeys Proは日本のアマゾンでも購入できるようです。
CherryMXの軸色に応じたテンキーレスモデルもあります。
今回は以上です。