ベセスダ・ソフトワークスの最新作RPG
Starfield(スターフィールド)
のプレイ日記です(Steamのプレミアム版を購入して遊んでいます)。
これから購入を考えていらっしゃる方はFanaticalが一番安いようです(当記事執筆時において)。
さて今回は…
AMD Fluid Motion FramesというAMD最新テクノロジーがRADEON RX 6000シリーズのグラフィックカード向けにも公開されましたので、それをStarfieldに適用したらfps爆上げになった。
という内容です🙂
以下スクリーンショットの著作権はBethesda Softworks、Steam、NexusModsにあります。
記事内容は執筆時点のものです。
今後ゲームのアップデートが行われた場合、以下の内容が適さない場合があります。
[Disclosure:記事内のテキスト・画像にアフィリエイトリンクを含みます。詳しくはサイトポリシーをお読みください]
AMD Fluid Motion Framesを導入する
以下はSteam版Starfieldにおけるお話です。
AMD Fluid Motion Framesについて
AMD Fluid Motion FramesというRadeonのドライバでフレームを自動補正してフレームレート(fps)を向上させる機能があります。
※この機能は当記事執筆時においてまだプレビュー段階となっています。
詳細はこちらです。
この便利機能がこの度、RADEON RX 6600シリーズにも適用される運びとなり、
そしてStarfieldも対象になっているとのこと。
またRX 6000シリーズということで私のRX 6650XTも対象のようなので早速導入してみました。
参考までに当記事執筆時において対象となっているゲームはこれらのようです。
導入するには上のリンク先公式サイトのページ内の
The AMD Software: Adrenalin Edition™ Technical Preview Driver for AMD Fluid Motion Frames Version 23.30.01.02 installation package can be downloaded from the following link:
という項目にあるリンクからexeファイルをダウンロードしておきます。
※利用規約も熟読のこと。
次に、まず先に今PC内にあるAMD Software: Adrenalinドライバを削除してクリーンな状態にします。
Windowsの「規定のプログラム」の画面から削除すると良いでしょう。
クリーンな状態にしたらローカル環境にダウンロードした
amd-software-adrenalin-edition-23.30.01.02-win10-win11-insider-preview-afmf-oct6-rdna.exe
をダブルクリックしてインストールを行います。
インストールが完了するとこの画面になります。
インストールのスタート時(一つ上の画像)でAMDに情報を送るのチェックを外していても、この最終画面では自動的にONになっています。
送りたくない方は再度チェックを外しましょう。
インストール後のADRENALINE ドライバの管理画面です。
これまでのADRENALINE ドライバと大きく異なる機能が2つあります。
一つは今回のAMD Fluid Motion Frames、そしてもう一つがRadeon Super Resolutionです。
このRadeon Super Resolutionは使っているモニターの最大解像度から下げる→Radeon側でアップスケールすることで更にフレームレートを引き上げる機能とのこと。
これはこれで面白そうな機能ですが、私は今回こちらはONにしませんでした。
AMD Fluid Motion Framesの設定に進みましょう。
「ゲーム」タブ→Starfield→設定画面に行きます。
Fluid Motion FramesをONにします。
これで準備完了です。
なおこのFluid Motion Framesを使う場合、現段階ではAMD FreeSyncは切ることが推奨されています。
先程掲載した公式の対象ゲームではFluid Motion FramesをONにすると
FreeSyncは自動的に「AMDの最適化」が適用されますが、
非対称ゲームでFluid Motion Framesを手動でゲームに適用させる場合はFreeSyncの設定は手動で行う必要があります。
StarfieldでFluid Motion Framesを試した感想
Starfieldで試した感想を書きます。
確かにフレームレートが上がっていることが体感できます。
ですが、すぐに欠点も見つかりました。
それはゲーム画面の4縁の辺りに白い点滅(チラつき)が高速描画されるというもの。
フレームが落ち込んだ時にFluid Motion Framesで補うためこのような表示になるのかもしれません。
あるいはこのドライバ並びにStarfieldそのものがまだ成熟していない事に依るのかもしれませんが…。
上のようなスクリーンショットではこのチラつきは全く表示されませんが、実際のゲーム画面では処理の重たいシーンでこの高速チラつきがかなり目立つのでちょっと残念な感じです。
私のモニターは144Hzまで対応していますが、なにか相性があるのかしら?😥
ただフレームレートの向上は確かに素晴らしいものがあります。
私はこれまで画質「高」で遊んでおり、その時のフレームレートはだいたいにおいて90fpsほどでした。
それが試しに今回画質「ウルトラ」に上げてニュー・アトランティスの重たい街中をダッシュ等でウロウロしてみましたがフレームレートが164fpsになっています😮
この様にフレームレート向上という点では大きな効果があるようです。
現状、先述の白いチラつきが気になりますが、これが今後のドライバ成熟で解消されていけばRadeonの対象グラフィックカードを持っているユーザーにとってとても大きな性能UPになりそうですね🙂
こんな凄い機能がタダで使えるなんてありがたいことです。
AMDはこういうところが良いですね。
Division2に手動でFluid Motion Framesを試す
次に、正式には対応されていないDivision2に手動でFluid Motion Framesを適用させてみました(自己責任)。
やり方は「ゲーム」の項目からDivision2を選んで手動でFluid Motion FramesをONにします。そしてFreeSyncをOFFにします(今の段階ではそうすることが推奨されているため)。
早速これで遊んでみたのですが…。
特にフレームレートは向上せず(というか下がったような?😥)。
それどころか、なんか妙に普段に比べて酔うような気が…🤮(気のせい?)
なんか妙に酔うんですが、FreeSyncを切ったせいなのか、実はFluid Motion Framesが効いててその描画補正のせいなのか、
あるいは実はFluid Motion Framesは効いてない(公式にはDivision2は非対称ですし)状態で、単に私の体調が悪いのかは分かりません。
ただ、コントロールポイントを2つ落としてみたんですが、エイムで銃口を振った時の挙動がなんかいつもと違ってブレて安定してなかったので、何某かの影響はありそうな気がしました。
とりあえずDivision2に関しては現状、特にフレームレートの向上も見られないので、素の設定に戻したほうがいいのかなと感じました。
おわりに:今後の成熟に大いに期待!
以上、Radeon 6600シリーズに適用されたばかりのAMD Fluid Motion Framesについてでした。
この機能はまだまだ始まったばかりのプレビュー版ですので、今後更に成熟することが予想されます。
私が今回試した範囲ではまだ完璧なものという感じではありませんでしたが、それはまあ仕方ないこと。ただ今後にとても期待が持てる機能だと感じました🙂
何よりありがたいのがミドルクラスと言われる6600系統のグラフィックカードも
このような便利ですごい機能の対象にしてくれた点。
AMDはガンガン新技術を投入してくれるのが良いですね。
去年6650XTを買ってよかったと思いました🙂
Radeon 6000シリーズ以上のグラフィックカードを持っている方でいち早くAMD Fluid Motion Framesを試してみたい方はテストしてみてはどうでしょうか。
ただし全て自己責任でお願いします。
それでは( •ܫ•)