先日紹介したMSI製品購入でアサシンクリードオデッセイがもらえるキャンペーン。
管理人もこれを機会にマザーボードを買ってSandyおじさんからRyzenお兄さんへのクラスチェンジを行う気まんまんだったのですが・・・。
どうも対象のマザーボードがしっくり来ません( ´Д`)
てなわけで、今回はMSIのAMD用マザーについて考察し
なんやかんやと書いていきます。
なお、管理人はPCの自作をもう何年もやっていないので
知識が古い可能性が非常に高いです。
とある個人の忘備録という感じでお読みください。
MSIの熱烈なファンの方は読まれないほうが良いかもしれません。
この記事を読みPTSD等になられても一切責任は取りません(´・_・`)
MSIのマザーボードが今ひとつしっくりこない
なぜAMDのCPUを考えているのか
キャンペーン等については冒頭に貼った以前の記事などをお読みいただくとして、
まずマザーボードを選ぶ大前提となるCPU選びについてから。
今回管理人は
AMDのCPUを考えています
ゲームやるならIntelでは?という意見は確かにごもっとも。
正直ゲーミング性能ではIntelの方がずっと良さそうです。
ですが、ゲームだけをやるわけではなく他にいろいろ作業をやったりしますので
そのためには多コア多スレッドのRyzenが良いだろうと考えています。
また、なんと言ってもIntelよりAMD製CPUのほうが安い。
また管理人はフルHD環境で60Hzモニタです。
※管理人はこのモニタの初代版を横と縦で1枚ずつ使ってます。
見やすくてオススメ。
今のところ4Kにする予定も、高リフレッシュレートのモニタを買う予定もありません。
ですのでゲームで要求されるfpsもそんなに必要ありません。
よくIntelとAMDでCPUベンチの結果を比較して、
コアのシングル性能ではIntelが圧倒的→だからAMDはゲームに全く向かない( ˘ω˘)ドヤァ
という論調を目にしますが、
フルHDでそんなにfpsも要らないなら、いくら必要以上のfpsが出ていようがあまり関係ないんじゃないかなぁと思います。
具体的な名前は伏せますが、とあるサイトのベンチマークテストで
Ryzen5はフルHD環境でfpsが130ぐらいしか出ないので150出るCore i3より劣っているキリッ
って書いている記事を読んだことがあります。
確かにテストの結果そういう数値が出るのかもしれませんが、
ごく普通に売られ・普及しているリフレッシュレートのモニタであれば、
そこの20fpsの差に何か意味があるのだろうか?
と思う次第です(・_・)
近所のスーパーまで時速60キロが制限速度の道路で買物に行くのに
軽トラで走って行くのに対しランボルギーニで出かけて、
軽トラより最高速が早い!軽トラは使えない!と言ってるようなもんかと思います。
道路(モニタ)の環境等も整っていなければ軽トラだろうがランボルギーニだろうがスーパーに行くという目的に関してそんなに最高速度による恩恵はありません。
むしろ軽トラの方がたくさんの荷物を運べるので(多コア・マルチ処理)、場面によっては有利なのかもしれないですよね(・_・)
また管理人はRTXシリーズのグラボを今の所すぐに買うつもりは無いです。
レイトレーシングが本当に普及するかどうかもわかりませんし、だいたいフルHD民にはあんまり関係ないことだと思います。
革ジャン親父ジェンスンもRTXシリーズは4K向けのグラボと言ってましたしね。
ということでRTXシリーズのボトルネックにならないようなCPU性能も必要なく、コストパフォーマンスに優れたRyzenで十分だと思っています。
もちろん現状取りうる最高のゲーム環境を!という方はIntel製CPUを選べばよいかと思います。
自作PCは人それぞれ求めるものが全く違うと思いますので
ベンチマークや検証記事などは自分の目的を考えて参考にしたいところです。
MSIのマザーボードをよく見てみる
ということでAMDのCPUに対応した今回のアサシンクリード・オデッセイ対応マザーボードを選ぶわけですが、対象は3枚と選択肢が限られています。
X470 GAMING M7 AC
X470 GAMING PRO CARBON
X470 GAMING PRO
以上です。
最上位のX470 GAMING M7 ACは予算的に無理なので除外。
では残り2枚から選択となるわけですが、調べていくうちにこれがどうも微妙だという気がしてきました。
MSIには申し訳ないのですが・・・。
X470 GAMING PROを考察
まず安いX470 GAMING PROから見ていきます。
微妙だと思う箇所
- LANがIntelじゃなくてRealtek
- M.2のヒートシンクが付いていない
の2点です。これがどうもしっくりと来ません。
M.2のヒートシンクは実際M.2を使うかどうかはわかりませんし、
いざとなれば自分でヒートシンク的な改造をすれば済む話ではあると思います。
なのでまぁ妥協できなくはないです。
とはいえ、最初から冷却機構が付いているものに比べて
どうしても見た目がちぐはぐになってしまうのはマイナス点。
そして私が一番気になるのがLANがIntelじゃない点。
もちろんRealtekのLANでも動くからメーカーは採用しているんでしょうが、
ネットワークはPCを起動している間はずっと接続する、いわばライフライン。
ここは一番妥協してほしくない箇所なのでIntel製にしてほしい。
このLANをケチってるせいでX470 GAMING PROが途端にいまひとつなマザーに見えてきました(すでに使ってる方はスマヌ)。
重ね重ねMSIには申し訳ないとは思いますが、当サイトは正直に書くのがモットーですので・・・(´・_・`)
X470 GAMING PRO CARBONを考察
次に実売2万円を超えるマザーであるX470 GAMING PRO CARBONです。
こちらはLANもIntelでM.2のヒートシンクもあります。
さすが2万円超えですね。
じゃあ何が気に入らないのかと言うと
- VRMの温度がかなり高くなるとのレビューあり
という点。
あくまでネット上の1個人のレビューなので本当かどうか?はわかりませんが、一応本当だろうとして話を進めます。
なんでもRyzen 7 2700X+CPUを簡易水冷の構成にした場合VRMの温度が90℃ほどまで高くなるーというレビューを拝見しました。
ただ件のレビューは、まな板に載せた状態でOCもしてるっぽいので、しっかりケースに入れてケースファンを使ってCPUを空冷にしてVRM周辺にも少しでも風を当てればまた違う結果になるような気もしますが・・・。
管理人はZen2になったらZen+のCPUから乗り換えることを考えていますが、
もしZen2のCPUに変えるとした場合、2700XですらVRMが高温になるのにZen2で耐えられるのか?というのが今ひとつよく分かりません。
Zen2だと逆に高温にならないという可能性があるのかもしれませんが・・・。
どうもこのX470 GAMING PRO CARBONは2700Xではなくそれよりランクが下のCPUに向いてるような気がします。
なのでRyzen5 2600Xとかだと良いのかもしれないですね。
じゃあ、2600Xにするか~となるわけですが、2600X対応であればMSIよりもギガバイトの
B450 AORUS PRO WIFI
方がどうもコストパフォーマンスに優れているような気がします。
もちろんチップセットのランク違いはありますが、グラフィックカード2枚刺しはどうせやらないしB450でもStoreMIはできるのでX470の差は個人的にはあまり気にならないところ。
そしてB450 AORUS PRO WIFIの方がずっと安い。
そう考えるとX470 GAMING PRO CARBONはなんだか値段の割には微妙かも?という印象になってきました(´・_・`)
じゃあ結局どうすんの?
以上、MSIのキャンペーン対象マザーについて考察でした。
結論としては今回のキャンペーン対象マザーは自分にとってはどうも微妙で選択し辛いかなぁという事になりました。
MSIのB450対応マザーがキャンペーン対象であればまた話は違ったかもしれませんが、残念なことに対象はX470だけなんですよねえ・・・。
そして今回いろいろと調べているうちに選ぶCPUも決まって来た感じです。
最初はRyzen7 2700Xを考えていました。
が、どうもマザーボードの予算を出しても2万円台前半までと考えた場合、
そのクラスのマザーは2700XよりもRyzen5 2600Xの方が向いてるんじゃないか?という気がします。
ましてやマザーの価格を2万円以下に抑えるなら、なおさら2600Xの方が良さそう。
2600Xでゲーム性能がどうか?という点は気になりますが、
そもそもIntelを選ばなかった最初の時点で最高のゲームパフォーマンスというものはもう求められないわけです(・_・)
ではRyzenの中でよりゲーミングパフォーマンスを・・・と考えた場合、
より性能が良いであろうと思われる2700Xを安定的に動かすためには
それなりに良いマザー、できれば各メーカーの最上位モデルを用意したほうが良さそう。
しかしそこまで出せる予算は無いという制約を考えれば、結論は自ずとRyzen5 2600Xになりそうです。
そしてどうやら私に必要なマザーボードは
GIGABYTEのB450 AORUS PRO WIFIっぽい。
以上から
MB:GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI
という構成になりました。
次回はその他のパーツを考えていこうと思います。
・・・とシリーズ化が決まったところで
それではまた( ゚д゚)ノ
実際に環境を構築してテストした結果に基づいてはいません。
内容に誤りがある可能性があります。
管理人が今の所選んだパーツ
CPU:Ryzen 5 2600X
マザーボード:GIGABYTE B450 AORUS PRO WIFI