Steamで
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
の無料体験が開催(2019年8月27日の早朝まで)。
個人的にずっと気になっていたゲームなので早速遊んでみました。
そのレビュー・感想のようなものを紹介してみたいと思います。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団概要
Steamのページはこちら
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
日本一ソフトウェアよりリリースされている3DダンジョンRPGです。
まあざっくり言えばウィザードリィに今風のグラフィック、キャラクター性、システムを持たせたようなものだと思っていただければよろしいかと。
Steam版はパブリッシャーがNIS America, Inc.になっていますが、
ちゃんと日本語が実装されていて安心して遊べます。
3Dダンジョンを歩いてアイテムを集めて敵と戦ってレベルアップして…
というオーソドックスな内容です。
画像にありますように、敵はやや恐ろしげに描かれている一方
キャラクターはアニメ調のビジュアル、よくある日本一ソフト的なデザインになっています。
このビジュアルが気に入るかどうかがゲーム購入の一つの試金石かと思います。
最序盤はチュートリアルでとても丁寧に1から手取り足取り教えてくれます。
このタイプのゲームが初めてという方にも優しい作りです。
一方で旅団編成(パーティー編成のようなもの)のところは直前に簡単な説明はあるものの操作性があまり良くなく、更に設定方法も非常にわかりにくく感じました。
正直ここでムキー!!となる人もいるかもしれません。
一度旅団編成してしまえば、あとはなんとか直感的に分かるんですが
ゲームに不慣れな方にとって初見でここはかなり厳しいと思いました(´・_・`)
探索ではアイテムを拾うこともあり、装備を付け替える楽しみもあります。
しっかりストーリーが用意されているのが良くもあり、またそうでなくもあり…
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団にはダンジョン探索とは別にストーリーのパートがあります。
これがしっかり作られており、物語にぐいぐい引き込まれていきます。
ですが一方で、このちょいちょい挟まれるストーリーパートが長すぎるという気もしました。
あと演者およびファンの方には悪いけどボイスもややくどいと感じた(´・_・`)
こちらとしてはダンジョン探索をメインでやっていきたいのですが、
ストーリーが挟まれる頻度が高く、またその1回1回がやたらめったら長い。
ぶっちゃけ最初の会話シーンから長過ぎて
さっさと進めや(゚Д゚)ゴルァ!!と思った次第です(´・ω・`)
お話をしっかり作り込んであるのはとても良いことなんだけど、
一方でゲーム全体のテンポを悪くしている印象もあります。
似たような指摘をSteamのレビューでされている方もいらっしゃるようですが、
私も似たようなことを感じた口です。
この辺は個人の好みかもしれませんね(´・_・`)
このルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団というゲームは、
例えば古き良きウィザードリィのように
「行間をプレイヤーが感じ取り、あとは想像に任せる」
的なものではなく、
あくまで芯の通ったストーリーがあってそれを進めるためのダンジョン探索パートがある―と考えた方が良いのかもしれません。
またストーリーに関しては、最序盤の本が魂を持つところ関連で??という点がありました。
時系列が前後することはまだ良いんですが、
なんか話が微妙にズレていて繋がってないような印象…。
最初の6人パーティーで攻略→とある過程→回想→そして次に3人パーティーになるところがなんか流れとしてしっくり来ないんですよね。
もしかするとこれは某かの伏線になっていて
わざとそういう描き方をされているのかもしれません。
それとも単に素でこうなのかもしれません。
最序盤をプレイしただけですのでその辺りはちょっと分からないですね(・_・)
あと若干シナリオが何かに付けてゲスっぽい印象を受けました。
まあ最序盤なのでこの後違う印象をもたらす展開があるのかもしれませんが…(´・_・`)
おわりに
というわけで、ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団の簡単な感想を書いてみました。
ちょっと批判的なトーンになってしまいましたが
これは私がただの最序盤をやっただけにすぎないので、
この後、お話なりゲームを進めていけばガラリと変わる可能性は大いにあります。
ただストーリーパートが長いというのは印象として強く持ったのも事実です。
3DダンジョンRPGとしては丁寧にしっかり作られていると感じました。
若干、戦闘画面のテキスト(上の画像だと左端に出る箇所)の文字が小さく、
また流れるのが早いので何をやっているかが判りづらい面はありますが、
要はHPを気にしつつ敵を倒すというだけのことですしね。
ただ、ゲーム全体としてはちょっとダークな感じをヒシヒシと受けます。
それはシナリオの面からも受けますし、
そしてこの3Dダンジョンで探索するキャラクターは人形兵という位置づけなのですが、
部位欠損のシステムが導入されてるんですよね…(´・ω・`)
管理人はたとえ人形という設定であっても
この部位欠損というシステムの説明を聞いて「ああああああ・・・・」となるほど、
グロであったり怖い要素が徹底してダメなので、
ちょっとこの後ゲームを続けられる自信はないです。
たとえ人形であっても可哀想な要素はイカンと思う( -_-)
なので今回の体験会で
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団のプレイはおしまいになると思います。
もっと明るい脳天気な3DダンジョンRPGを求めて旅を続けたいと思います。
販売価格について
それから
このルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団、Steamの価格が割りと高い。
そもそも定価が結構強気の設定です。
当記事執筆時においてSteamにて無料体験記念でセールをやっていますが25%OFFにしかなっていません。
そしてこのゲームは海外のキー販売サイトでもあまり取り扱いが出てきません。
一応GMGとFanaticalでは扱ってますがいずれもセールは今の所渋いです。
Fanaticalのセールを紹介すると…
Labyrinth of Refrain: Coven of Dusk
上の画像のようにFanaticalでは今ちょうどセールになっていますが、
クーポンのFanatical10を使っても33.74ドル。
日本円だとおよそ3,500円ほど。
決済時のレート等を考えると今Steamで25%OFFのものを買うのとさほど変わりません。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団はまだSteam版がリリースされて1年弱。
またおま値ではないので、急がないのであれば今後の値下がり動向をみつつ、
Steamで更なるセールを待って買うのでも良いかもしれません。
価格面については今後に期待!という感じのようです。
また良いセールが来たら紹介してみたいと思います。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団は「キャラクターは可愛らしいけどシナリオはダークな雰囲気の3DダンジョンRPGが好きな方」にはハマると思います。
自分の感性にビビッときたらチェックしてみてはどうでしょうか。
それでは( ゚д゚)ノ