※一部日本語が分かりづらい箇所とAmazonのリンクが間違っていたので訂正しました。
また、ebayで買ったD-sub9ピン変換コネクタですが、この業者、
商品説明と画像ではオス/メスのものとオス/オスのもの2種類を5個ずつ送ると書いているのに、実際に私の手元に来たのは両方共オス/オスのものが10個でした。
加えて1個はピンの部分が破損していました。
※この記事を見直していて、今頃気がついた…(´・_・`)
今回の使用目的には問題ないのですが、
説明と実物が全く異なるのであまりいい販売者では無いと思います。
購入時には他の販売者を探したほうが良いかもしれません。
久々のゲーミングDIYです。
今回から数回に分けて、きっとやりたいと思う人も多いのではないかと思われる
ロジクール ドライビングフォース シフター LPST-14900を独立USB化してPCで使う改造
を紹介します。
ドライビングフォース シフターはこれですね。
改造といっても、機器を分解する必要は一切ないので比較的簡単にできます。
ぜひ一緒にシフターをUSB化してシフトチェンジを楽しみましょう( ‘ω’ )و
前説とか準備するものの紹介など
PCでHシフターが使いたい(しかも安く)
以前、自作シーケンシャルシフター(orハンドブレーキ)を作る方法を紹介しました。
シーケンシャルシフターも手軽で良いのですが、
やっぱりHシフターが使いたいなぁ…という気持ちになりますよね( ‘ω’ )
じゃあ日本で比較的入手しやすいPC向けUSBのHシフターにはどのようなものがあるのかと言うと
TH8A シフター
Fanatec ClubSportシフターSQ
と言った感じでしょうか。
ただこれらは品物は良いのだろうと思いますが、
ご覧の様にかなり高額でそう気軽にホイホイ買えるものでもありません(´・_・`)
一方、今回の主役
ロジクール ドライビングフォース シフター LPST-14900
こちらは価格も手頃で現実的な選択肢と言えそうです。
ですが最大の問題は接続方法がUSBではなく9ピン仕様なのでドライビングフォースのハンコンG29とセットでないと使えない点です( -_-)
ハンコンとペダルで5万円を超えます(›´ω`‹ )
既にハンドル部分やペダルを持っている方でシフターだけ導入したい!という場合はかなり高額になってしまいます。
そこでシフターからの信号を変換して、独立して動作するUSBデバイスにしてしまおうというのが今回の作業の狙いとなります。
また独立化すれば、もしハンコンを変えたとしてもシフターはそのまま使い続けることができるメリットもありますのでおすすめです。
用意するものを紹介
まずベースとなる
ロジクール ドライビングフォース シフター LPST-14900
が必要です。
私は持ってなかったので今回の改造のために中古品を購入しました( ‘ω’ )و
次に改造で使うのは以下のものとなります。
※リンクは私が実際に購入した製品のページになっています(ebayです)。
- Arduino互換 Leonardo R3 Pro Micro ATmega32U4
- USBケーブル(マイクロ:上のArduino Leonardoに付属)
- D-sub 9ピン変換コネクタ
- Arduino用 ジャンパーワイヤーケーブル(オスメスのピンコネクタ付き)
- はんだごて(ダイソーでOK)
- はんだ線(ダイソーでOK)
以上です。
個別に詳しく見ていきます。
Arduino互換 Leonardo R3 Pro Micro ATmega32U4
こちらのコンピューターボードにプログラムを流し込んでUSBジョイスティックであるとPCに認識させます。
またシフターからの入力信号を変換してUSBケーブル経由でPCに引き渡します。
価格はebayで630円。
私が買ったebayのセラーは発送スタートに少し時間がかかりますが
輸送時間自体は早く、2週間ほどでの到着となりました。
ArduinoのLeonardo以外のボードでも今回行うような事ができるかもしれませんが、今回はUSBから給電も出来るLeonardoを使います。
よくわかんないorボードにもいろいろ種類があって不安…でしたら
上のリンクから私と全く同じものを買うのが一番良いと思います。
ちゃんと動作するUSBケーブルもついてますし、価格も日本で買うよりもお得です(・∀・)
シフターが本来ロジクールのG29と接続するためのコネクタに、
この変換コネクタを差すことでコネクタ本来のオス/メスを変換し、
Arduinoと接続するためのケーブル(リード線)受け部分を作ります。
※加筆修正:説明がわかりにくくて誤解を招きそうなので追記します。
ドライビングフォース・シフターのコネクタ先端はメス(穴あき状)です。
ここに今回紹介する変換コネクタのオス(ピン)を差し込む(上の画像を参照)と反対側の出口がオスになります。
上の説明でオス/メス変換という点は変わらず正しいのですが、必要なコネクタは両方がオスになっているものです。
シフターのコネクタを切断し、そこから信号ケーブルごとにバラして直接Arduino Leonardoにつなぐ!という方はこれは要らないです。
が、それだと失敗すれば大変なことになりますし
こちらのコネクタを買って確実な作業をしたほうが良いと思います(›´ω`‹ )
ebayで購入したのは10個で150円ほどでした。
1個あれば十分なんだけど予備を持っておけば安心です。
※ちょっと加工をしますので、万が一に備えて2個はあったほうが良いです。
こちらのセラーは発送が早かったですが、輸送時間としては標準的。
日本に入ってから週末と重なったこともあってか3週間ほどでの到着となりました。
画像の上側に映ってるカラフルなケーブルです。
こちらは9ピン変換コネクタとArduino Leonardoをつなぐためのケーブルです。
ケーブルは一本ずつ分離できます。
全部はんだ付けするぞ!という方はこれを買わずにホームセンターなどで売ってるリード線でもいいと思います。
ですが、こちらのケーブルがあれば全行程ではんだ付けのケーブルを1本だけにとどめて、後はピンを指定の場所にただ差し込むだけで作業は終了となります。
ものすごく作業が楽になる&時間短縮になりますのでぜひとも購入をオススメしたいです。
価格は20cmの長さが40本束になったもので150円ほどでした。
こちらのebayセラーは発送がとても早いですが、簡単発送なので追跡番号の通知はありませんでした。
なお、上の3点を同時に購入してこのケーブルが一番最初に、1週間ほどで到着しました。
費用:3点で合計930円ほどでした。
日本のAmazonでも同等のものは買えると思いますが高くなると思います。
一応リンクを貼ってみます。
このようにebayの方がずっと安いです。
※なお、これらAmazon商品は私がebayで買った製品とほぼ同性能だと思いますが断定はできないので
不安ならebayで私と同じものを買うことをオススメしたいです(・_・)
はんだごてとはんだ線
これらはなんでも良いと思います。私は両方共ダイソーのものを使ってます。
はんだごては20wのもの、はんだ線も20w対応のものです。
以前は、はんだごてをダイソーで100円で売ってた時もあったのですが今は高くなっているかもしれません。
はんだ付けは1箇所だけなので高価なものを揃えなくてもいいと思います。
とにかく一般的なはんだごてであればOKです。
#1まとめ
今回は必要な材料の紹介でした。
ebayのそれぞれのリンク先は私がebayや他の海外ショップを調べまくって
最終的に厳選した、安くかつ安全な販売者であり実際に購入したリンク先です。
Aliexpress辺りを探せばもっと安いところがあるかもしれませんがその場合は自己責任で…。
次回#2では実際の作業を紹介します。
はんだ付けが必要なジャンパーワイヤーが1本ありますが、
不慣れな方でも落ち着いてやればできますので
その辺りを紹介していきたいと思います。
#2はあまり間を開けずに投稿する予定です。
それでは( ゚д゚)ノ