カフェのバリスタになってお客さんとの会話を楽しむアドベンチャーゲーム
Coffee Talk
Steamの体験版をプレイしたのでその感想です。
コーヒーが飲みたくなるゲーム
憶測で書いてる部分もありますので実際の内容と異なる箇所もあるかもしれません。
ご了承くださいm(_ _)m
概要
Coffee Talkは人間、エルフ、ドワーフ、オークといった種族が
混在して生活する21世紀のシアトルを舞台にしたアドベンチャーゲームです。
種族間の争いは既に終結しているので平和ではあるものの、
種族の壁という問題は残っており、
それにより生まれる人間(含む異種族)模様が描かれたアドベンチャーゲームです。
個人的に平和な世界のシャドウラン(TRPG版)みたいな印象を受けました(´ω`)
プレイヤーは深夜だけオープンするカフェの店長(デフォルト名:バリスタ)となって常連客のフレイヤさんとのストーリー展開を中心にゲームが進行します。
私はこれまたシャドウランのTOKYO EYE-SHOTのドミノさんを思い出しました。
マニアックすぎて知ってる人はあまりいないかもしれませんが…(´・_・`)
このフレイヤさんですが1ヶ月(ゲームスタート時に残り4週間)以内に小説を1つ書き上げるという目標設定があり、
プレイヤーが経営するカフェにやって来る人間模様をネタにして書こうという目論見のご様子。
何となくですが、最終的にこのフレイヤさんの小説が書き上がる(そして出版される)までがこのゲームのプレイ期間なのかなぁと感じました(違うかもしれんけど)。
ゲームとしては比較的シンプル
Coffee Talkはフルコントローラーサポートで
実際Xbox360コントローラーでスムーズに遊ぶことができました。
ゲームシステムとしてはストーリー展開に応じて飲み物を提供する
というのがプレイヤーが取れる行動のメインのようです。
ストーリーの流れで、お客さんからどんなのが飲みたいと要望を伝えられるので
それを作って提供します。
要望は、はっきりと言われることもあれば曖昧な事もありますので
曖昧な場合は出来上がるドリンクのパラメーターゲージなどから
適切なものを推測します。
飲み物の作り方はゲーム中のスマホ画面を使ってメニューが見られます。
なおこのスマホUIを開いたままバリスタマシンを操作するには
スマホ開く→メニューを見る→Xbox360コントローラーのRB(右ボタン)を押す
ことでバリスタマシン操作画面(⬆の画像だと右半分の箇所)へ直接遷移できます。
この操作方法は特にゲーム中に表記もありませんが
スマホUIをいちいち閉じる必要もないし、
作成手順を見ながらドリンクが作れるなど
とても便利なのでおすすめです( ‘ω’ )و
体験版をプレイした中で操作することはドリンク提供だけで、
他に会話中の選択肢などはありませんでした。
お話をひたすら聞くだけで、場合によっては割と長い会話もあったりするので
ここが退屈に感じる方もいるかもしれません。
ただ会話はとても雰囲気があって練り込まれている様子。
聞いているだけでもその後のストーリー展開が気になりました。
ゲーム要素が最初から最後まで飲み物を作るだけで終わるのかは分かりません。
もしそうであれば「ゲーム」としてはちょっと微妙かなと(・_・)
体験版で一部分かりづらい点
途中でエルフの青年(といってもエルフなので何歳かは知らんけど)から
苦い、ミルク入り、ラテアートありの飲み物を所望されます。
スマホメニューを見て
私は体験プレイ1周目は抹茶ラテ
2周目はカプチーノを選択しました。
どちらも上で書いた条件を満たしていると思ったからです。
ラテアートについては、メニューの画面にそれっぽいグラフィックが載っていたのでこれでいいのだろうと判断しました。
しかし抹茶ラテは違う(苦味が足りない)と全否定(「苦さ」要素入ってるのに)。
カプチーノはラテアートが無いと言われる始末。
ラテアートあるやろが!目ン玉かっぽじってよく見やがれ!(#゚Д゚)
こんなことだからサキュバスの彼女に逃げられるんやぞ。
と思いましたが客商売なのでぐっと我慢(´・ω・`)
このエルフの青年絡みは
提供ドリンクに正解があるのか無いのかよく分かりませんでした。
バリスタマシンのUIにラテアートを書くというような項目は無さそうですが、
なにかまずかったんでしょうか…。
今後も体験版の先のストーリーでは分かりづらいドリンクオーダーがありそうな予感ですね(´・ω・`)
ゲームではあるけどゲームでもないような
体験版を遊んで感じたのは、
確かに飲み物を作るという要素はあるけど、ほとんどが会話なので
「ゲームをプレイしている」という感覚は薄めかなぁと感じました。
ただ、これが悪いかと言われるとそうでもなく、
とにかくストーリーが良さげで先の展開が気になるので、
プレイヤーの行う操作は最小限に押さえられお話に集中できる
というメリットでもあると思います。
深刻な会話シーンではこのようにクローズアップ表現になります。
プレイヤーはしばしご歓談を眺めることに。
まあぶっちゃけ置いてきぼりでもあります(›´ω`‹ )
このゲームはあれこれ自分でせわしなく操作して~というよりも
Coffee Talkという一冊の小説を読むような体験を行うものなのだ
と考えておくといいのかもしれません。
私はプレイしていてコーヒーを飲みたくなりました( ‘ω’ )و
おわりに
以上Coffee Talkの体験版をプレイした感想でした。
私個人の率直な感想を言います。
- ストーリーはとても面白そうと感じました
- 日本語もしっかりしていて良い翻訳です
- ただゲーム性に乏しく、大半は会話送りのボタンを押すことばかり。
確かにバリスタマシン操作はあるものの、これは「ゲーム」なのかどうかちょっと判断に迷う(あくまで体験版をやった範囲では)。 - 1,320円という価格が高くは無いけどやや微妙。
ただ、小説1冊とか映画1本分の体験と考えれば悪くないかもしれない。 - フレイヤさんが小説を書く4週間分はボリュームがありそうだけど、1日ずつ進むのか途中でスキップがあるのかもよく分からず、ゲームボリュームがどの程度なのかさっぱり見当も付かない(それによって価格対効果の印象が違ってくる)。
って感じです。
ゲーム性がもう少しあっても良いかも?とは思いましたが、
⬆はあくまでも体験版をやっただけの範囲。
体験版を越えた日数の先にはいろいろな分岐とか、
提供するドリンクでストーリー展開が異なるなどの要素が
あるかもしれません(ないかもしれない)。
私としては興味はあるけどセール待ちかなあという最終的な感想です。
以上が私の個人的な感想です。ちょっと渋めの感想でスミマセン(´・ω・`)
とにかく気になる方はまず購入前にCoffee Talkの体験版を遊んでみてはどうでしょうか。
[ページ内のスクリーンショットはSteam版Coffee Talkより引用。
著作権はToge Productionsにあります。]