Steam版Imperator: Rome
で、
Windows PCのマイドキュメントがCドライブ下に無いためModが使えない現象
を解決する方法を探り出したので紹介します。
同様の問題で困っている方の参考になれば幸いですm(_ _)m
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マイドキュメントがCドライブ下にないとModが使えない問題
2020年11月のHumble Choice
で手にれたParadox Interactive社のストラテジーゲーム
Imperator: Rome
こちらは公式の日本語はありませんが有志の方々による高品質な日本語化Modが存在しており、ゲームを日本語で遊ぶことが可能になっています。
ありがたいですねm(_ _)m
またImperator: RomeはParadoxのゲームということで日本語化以外にもSteamワークショップには豊富なModが存在しており、ゲームを色々とカスタマイズして楽しむことが出来ます。
と、ここまではいい事ずくめなんですが、Imperator: Romeには
My Documents(マイドキュメント)フォルダがCドライブの下に無いとModが機能しない
という困った問題があります(当記事執筆時に置いて)。
調べたところ、この問題は長期間に渡って存在しており
Imperator: Romeのゲーム側で修正が図られないと解決しないとのこと。
Imperator: Rome日本語化Modのページ
にもこのような但し書きがあります。
[画像引用元:Steamワークショップ Japanese Language Modページより]
私はPCのマイドキュメントはCドライブ以外に設定してあるためこの問題が発生しました。
注意書きされているように確かに普通にSteamワークショップから日本語化Modをサブスクライブしてもゲームが日本語化されません😥
そこで試行錯誤してImperator: Romeの日本語化Modを有効化させる方法を見つけましたので紹介します。
Imperator: Romeのゲーム設定ファイルを書き換える
繰り返しになりますが以下は全て自己責任でお願いします。
まず今回の情報の元ネタはこちらの海外サイトのImperator: Romewikiの書き込みから着想を得ています。
If mods don’t work (and your Documents aren’t in C:/Users/)
ただし、ここに書いてある通りのやり方ではうまくいかない事があるようです。
私もうまくいきませんでした…😥
以下は⬆の元情報から更に私が試行錯誤して導き出した内容となります。
とても細かいところがポイント(罠)になってるので、
もし日本語化出来ない場合は以下の作業手順を何度か熟読してくださいm(_ _)m
以下手順です
Imperator: Rome Ver1.2.0での話となります。
以下の作業の前にまず日本語化ModはSteamワークショップでサブスクライブしておいてください。
まず最初にPCでImperator: Romeがインストールしてあるフォルダを探します。
SteamのライブラリからImperator: Romeを右クリックし、プロパティ、「ローカルファイル」タブ、ローカルファイルを閲覧…を選択とすると良いでしょう。
Imperator: Romeインストールフォルダ内にあるgameフォルダを開きます。
launcher-settings.jsonというファイルがあります。
まずこれをコピーして、わかりやすい名前をつけバックアップを取っておくと良いでしょう。
※⬆の画像では–launcher-settings.jsonとしているのが元ファイルのバックアップ。
launcher-settings.jsonを開きます。
という箇所を探してください。
この行の記述は
Imperator: RomeゲームデータがPC内のドキュメントフォルダ下のどこどこにありますよ
ということが指定されています。
ここの記述との関係でCドライブ下以外にドキュメントフォルダを設定している人は場所がうまく読み込めずModが使えなくなってるんですね(´・_・`)
作業はここから2通りのパターンに別れます。
まず1番目は⬆の元サイトで書かれているように
gameDataPath”: “%USERPROFILE%/Documents/Paradox Interactive/Imperator
を
gameDataPath”: “%USER_DOCUMENTS%/Paradox Interactive/Imperator
と書き換えてからImperator: Romeを起動する方法です。
ポイントは最初のパスにあったDocumentsまで消して%USER_DOCUMENTS%で置き換える点です。
書き換え後、Imperator: Romeを起動するとまずParadoxランチャーが起動しますので、ランチャーないのModsタブから日本語化Mod(日本語化Modは2つ用意します。詳細は日本語化Modのページを御覧ください)をONにしてゲーム起動します。
すると先程のドキュメントフォルダ下にあるImperator: Romeフォルダの下にmodというフォルダが自動生成されます。その中に日本語化Modが表示されれば成功となります。
Imperator: Romeが起動して無事ゲームが日本語化されればこれにて作業終了ですm(_ _)m
問題はこの方法で日本語化出来なかった場合…( -_-)
以下の2番目の方法に移ります。
1番目の方法と同様にlauncher-settings.jsonを開きます。
gameDataPath”: “%USERPROFILE%/Documents/Paradox Interactive/Imperator
の記述を
gameDataPath”: “D:/Document/Paradox Interactive/Imperator
とします。
ここでD:の箇所は自分のWindows環境でドキュメントフォルダがあるドライブレターを指定します。
もし単純にDドライブ直下にドキュメントフォルダをおかず、もっと深い階層に場所を変えているならそこまでのパスを正確に記述します。
※\記号はだめなので、/で記述してください。
もう一つ重要なポイントがあります。
デフォルトの
gameDataPath”: “%USERPROFILE%/Documents/Paradox Interactive/Imperator
では%USERPROFILE%の次にDocumentsとなっていますが、
このDocumentsをDocumentにします(末尾のsを取り除く)。
sを取り除かないとパスが正しく認識されず設定がうまく読み込めません。
私はここにはまってしまって長時間試行錯誤を繰り返す羽目になりました😥
これでうまく行けば1番目の手順のときと同じくmodフォルダが自動生成されその中modがあり、Imperator: Romeが日本語になっているはずです。
以上で日本語化作業は完了です。
おわりに
パターン1orパターン2で日本語化ができるとImperator: Romeがこの様に日本語化されます。
メインメニュー
セッティング画面
言語はEnglishのままで良いです(ていうかここを下手に触らないほうがいいかも…)。
ツールチップも日本語化
なお、一部日本語テキストがはみ出してしまいますが
これはゲーム上の表示域の問題なので仕方ないかと思われます。
日本語化作業をしていて気づいたのですが、
ゲーム起動後のローディング画面で下部に表示されるテキストは
日本語化されているものとされていないものがあるようです。
これは何か今回の日本語化手順がおかしいと言うよりも
おそらくMod側でまだ翻訳しきれていないためではないかと思われます。
Imperator: RomeでドキュメントフォルダがCドライブ下にない場合でもModを適用させる方法について紹介しました。
私はまだ日本語化Modしか試していないのですが、おそらくそれ以外のModもこの調整を行えば問題なく使えるのではないかと思います。
今回の調整方法は、今後Imperator: Romeのゲームファイルが更新されlauncher-settings.jsonが上書きされたり、あるいはゲームorMod読み込みの仕組み自体が大きく変更されると使えなくなる可能性がありますのでご注意ください。
Imperator: Rome手に入れたけどWindowsの設定の関係でModが使えない…と困っていた方の役に立てば幸いです。
それではm(_ _)m
Imperator: Rome(デラックス版)を格安で手に入れたい方はこちらも参考に。
私はこれで手に入れました。