あくまでも個人の感想であり多くの方に当てはまるかは不明ですのでご了承ください。
あと、そんなの違う!とか言われても、私が事実そう思ったことを書いてるだけなので(´・ω・`)知らんがなとしか言えませんあしからず。
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Low Magic Age 感想
以下はアドベンチャーモード(ストーリーモード的なやつ)を
序盤の連続チュートリアルクエストを最後まで終わらせた状態での感想となります。
プレイ時間は4時間ほどです。
なおアリーナモードは未プレイですので
アドベンチャーモードに限ったレビュー・感想です。
ダンジョンズアンドドラゴンズ風味のRPG
SteamサマーセールでLow Magic Ageが安くなっていたので購入しました。
Low Magic Ageはダンジョンズアンドドラゴンズ(D&D)をベースにしたTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)風味のゲームになります。
日本のコンピューターゲームだとロードス島戦記、ルナティックドーン、ソード・ワールドRPGなどが似たような系列のゲームですね。
ていうかそもそもロードス島戦記やソード・ワールドはダンジョンズアンドドラゴンズに影響を受け、グループSNEが日本向けに制作したTRPGをベースにしているので似ていて当然ですよね(^_^;)
私も上記のコンピューターゲーム3作品は過去にプレイしています😊
ダンジョンズアンドドラゴンズ風味のコンピューターゲームは以前から色々と作品があります。
バルダーズ・ゲートシリーズなどもそうですし、ピラーズオブエタニティなんかもそうだと思われます。
また最近ではPathfinder: KingmakerやSolasta: Crown of the Magisterといった作品もあります。
なお最近リリースされたばかりのD&DどストレートなDungeons & Dragons: Dark Allianceはあまり評判が芳しくないようです💦
グラフィックは地味だけどそこが味でもある
さて最近のD&Dベースのゲームは3D化された作品が多いですが、今回取り上げるLow Magic Ageは2Dベースのゲームになっています。
なのでグラフィック面で派手さや「洗練された最新の雰囲気」というものとはちょっと路線が異なっています。
しかしこの2Dのどこか懐かしい雰囲気がかつてロードス島戦記などを遊んだプレイヤーには「こういうのでいいんだよ」的というか「実家のような安心感」のような落ち着きと味のある作品に仕上がってます。
またグラフィックを2Dで割り切っていることでこのゲーム、容量がとても小さいです。
当記事執筆時においてLow Magic Ageはまだアーリーアクセス版ではありますが、インストール容量が163.71MBしかありません。
また動かすためのシステム要件もハードルが低いので、多くの方が無理なく遊べる環境にあると思われます。
テレワークでPC買ってSteamというのを入れてみたんだけど
なんかちょこちょこ遊べるのないかなーという人にはもってこいかもしれません( ・ᴗ・ )
クエストを受けダンジョンを探索しレベルアップしお宝装備でキャラを強化する
Low Magic Ageのゲーム内容は⬆の見出しのとおりです。
基本的にこの流れを繰り返します。
現在アーリーアクセス版ですが、最序盤はメインシナリオ的に進行するクエストがあり、それをこなすことで少しずつゲームに慣れるような導線が引かれています。
ワールドマップ上の街や施設をクリックすることで自動で移動し移動先でクエストを受け、時にはダンジョンを探索していきます。
マップ上にいる敵シンボルと接触すると戦闘になるシンボルエンカウント方式です。
ただしマップでこちらが移動すると敵シンボルも動くという方式なので討伐依頼で敵を倒したいのになかなか接触できないということが多々あります(^_^;)
Freeman: Guerrilla Warfareのエンカウント方式みたいな感じですね。
戦闘になると個別の戦闘マップ画面に移行し、そこでキャラを移動、行動選択などを行いバトルが行われます。
イニシアチブという素早さ的な要素順に行動するので画面上方に表示される自パーティーと敵パーティーの行動順タイムラインを把握した立ち居振る舞いが求められます。
D&D方式なので命中率90%とかでも攻撃が外れることはあります。
これは裏でサイコロ(dと表記されるダイスのこと)を振って判定しているので
仕方ないことかと思います。
逆にこの当たるとは限らないランダム性がTRPGを遊んでいる雰囲気が再現されていて(・∀・)イイ!!と思います。
パーティーで私のオススメは魔法使いでエレメンタル召喚できるキャラです。
エレメンタルが序盤ではかなり強いのと自動で敵に突っ込んでくれるのでまだ弱い自パーティーのキャラより頼りになります。
また火のエレメンタルは火の攻撃魔法で巻き込んでもHP回復できるので、
魔法使いでエレメンタルを突っ込ませて敵ごと範囲攻撃の火炎魔法を使うのと相性がとても良いです。
私はエレメンタルばっかり使ってます。
そういえばロードス島戦記でもヴォーテックス使ったり
ウルティマ・オンラインでもブレードスピリッツを好んで使ってたような気がします(^_^;)
戦闘は正直なところ今風のゲームに比べれば見た目は地味です。
ただその分サクサク進んでまた移動にともなうカウンターの要素もあるので見た目のシンプルさよりもいくぶん奥が深い作りになっています。
イベントをこなすことでレア武器的な装備品が手に入ることがあります。
最初は弱いキャラクターをレア装備でどんどん強くしていくのがLow Magic Ageの楽しさでもあります。
Low Magic Age 今後に期待したい点
Low Magic Ageは当記事執筆時の2021年6月下旬においてまだアーリーアクセスのゲームです。
ただこのゲーム、アーリーアクセスをもう4年半も続けていて、
いったいいつ正規品になるんだろうという気もします😥
アーリーアクセスという事もあるのでしょうか、
一部にはもうちょっと改善してほしい点がありました。
製作者がここを見ることは無いと思いますがとりあえず書いてみます。
クエスト受注時の画面で目的地が分かりづらい
街でクエストを受ける時に目的地が表示されます。
そしてその時画面右上のミニマップでマーカーが表示されるんですが
これがあまりにも小さすぎて正直あまり意味が無いです😥
ミニマップを拡大表示できるようにするか、別途クエスト受注時にマップを開けるようになると良いと思います。
インベントリが使いづらい
インベントリでアイテムを整理したり装備の付替えを行うのですが、
アイテム袋的なのが4タイルあってそれぞれの間でソートやアイテムの入れ替えが行ないづらい、というか行えないような設計になっています。
インベントリのアイテム欄をスクロールさせるかタイル間の受け渡しをスムーズに行えるような仕組みがほしいと思いました。
また装備の付替えを行う際、装備交換によってパラメータがどう変化するのかがひと目でわからないのも不便です。
ここも改善してほしいですね。
スキル取得で適正が分かりづらい
Low Magic Ageでは罠解除や鍵開けといったTRPGでおなじみの要素が盛り込まれているのですが、必要に応じたスキルを取得できるようになっています。
ですがスキル取得の際の適性を確認する方法が非常にやりづらいです。
いちおうツールチップでアイコンが表示されますが、このゲームはツールチップ上の要素に更にフォーカスを合わせて内容を確認するということができないので、よくわからない小さいアイコンを見て判断するしかありません。
ツールチップを多階層方式にするか根本的にステータス画面の設計を変えて欲しいところです。
難しいとは思いますがUIは全般的に洗練されているとは言い難くより一層改善して欲しいと思います😥
Low Magic Age 感想まとめ
Low Magic Ageの定価は1,520円ですがボリュームを考えるとちょっと悩むところです。
価格が内容に比べて極端に高いとは思わないけどちょっと微妙な印象を私は持ちました。
セールだと600円台まで下がるので、この価格なら十分費用対効果があると思います😊
Low Magic Ageは見た目は地味だけどついつい続けてしまう魅力を持ったゲームだと私は感じました。
特に昔ロードス島戦記やソード・ワールドなどをTRPGにしろコンピューターにしろ遊んだ方には楽しめる内容だと思います。
有志の方が翻訳された日本語も入っていますので問題なく遊べると思います。
昔なつかし風味のRPGを遊んでみたい方はセールで安くなっている時に購入してみてはどうでしょうか。
それではまた( •ܫ•)