Potion Craft: Alchemist Simulatorを遊んだ感想 | とても熱中度が高い

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レビュー

Steamにて早期アクセスでリリースされている、
錬金術でポーションを作るストイックなゲーム

Potion Craft: Alchemist Simulator

を買って遊んでみたので感想を書きます。

なおこちらはSteamで買うよりも、PCゲームを安く安全に販売する優良ショップGMG(Green Man Gaming)で買ったほうが安くなっています。

お急ぎの方はこちらから

セールの詳細はこちらの記事でも紹介しています。

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とても熱中度の高い良いゲームだと思う

前説

以下、Potion Craft: Alchemist Simulatorを自腹で買って遊んだ私個人の感想・レビューのようなものとなります。
自分でお金出して買ったのでいつものように本音を書きたいと思います。
私の意見がすべての人に当てはまるとは全く思っていませんが、何か参考の一部にでもしていただけたら幸いですm(_ _)m

当記事執筆時の私のPotion Craft: Alchemist Simulatorのプレイ時間は2.3時間です(Steamの表示)。
初回起動からまずは少しだけ遊ぶ予定が熱中してしまい、そのままぶっ続けで遊びました🐣

先に結論から書くと、かなり熱中度の高いゲームで私は率直に良ゲーだと思いました。
ただしシステム面にアラもあるので、これはプレイ時間が長くなるほどキツくなるだろうなという傾向をすでに感じています…😥

では感想を書いていきます。

Potion Craft: Alchemist Simulator 良かったところ

熱中度が高く、ついつい続けたくなる

Potion Craft: Alchemist Simulatorは主人公であるプレイヤーが旅の途中でとある街に立ち寄り、そこで旅を終え錬金術師として拠点を構えてポーション屋を開く…というお話になっています。

ゲーム中にプレイヤーができることは

  • 材料の採取(自宅の裏庭でポイント&クリック)
  • ポーションの調合(パズル要素あり)
  • ポーションの販売(客との駆け引き)
  • 自宅地下の施設を通じたすごい錬金術の習得(アーリーの段階でできるかは不明)

となっています。

流れとしては

朝起きて材料あつめてポーション作って売って夜寝る( ˘ω˘)

それの繰り返しです。
ただそれだけなんですが、ポーションの調合に必要な試行錯誤が絶妙に設計されているため、飽きずについもう一日だけ…と続けてしまう魅力があります。

“チンキ”という単語を久々に聞いた気がする

ポーションの調合にパズル要素があり一筋縄ではいかない楽しさ

Potion Craft: Alchemist Simulatorの一番の面白さは調合の仕組みにあります。

調合マップというものがあり、材料を投入しかき混ぜることで、マップ状を目的のポーションまで道筋を作って調合を行います。

ただまだアーリーアクセスのためか調合の仕方の説明はかなり不足しています😥
正直、チュートリアルだけでは詰まってしまうと思うので以下私の体験も踏まえて紹介していきます。

調合のポイントを幾つか挙げると

  • 調合に用いる材料毎に独自の錬金マップ上の移動ルートが設けてある
  • 錬金釜のかき混ぜ具合によってルート進行を途中で止めることもできる
  • 錬金釜に「水」を投入することでルートを調合マップ中央方向に向かって引き戻す事ができる。
  • 水によるルート後退は錬金釜かき混ぜによるルート進行をそのまま戻るわけではないので、水による「位置ずらし」を行うテクニックが重要になってくる。
  • マップ上の骨・骸骨のようなところはルート進行時の「消耗(これもどういう条件か説明がないため詳細は不明です)」が大きいため、適切な材料(のルート)を選んで迂回するテクニックが重要
  • 錬金釜に同じ材料を投入して進める回数には制限がある?(連続投入がダメなのか、途中に別素材を挟めばOKなのか、それとも同じ材料の投入回数に制限があるのか等は未確認です。が、同じものをたくさん入れると途中で失敗が発生する事が多いです)
  • 一度作ったポーションは本に登録することができ、登録情報でポーションを呼び出し、そこから続きのルートを作ることができる。
  • ただし、既存ポーションからスタートして次のポーションに移動して作った場合、完成したポーションに複数ポーションの性質が入るため、それではお客の要求を満たせない場合がある。
    例:毒のポーションを欲しい人に毒/回復のポーションを渡してもダメと言われる
  • 既存ポーションからのスタートは錬金マップをなるべく遠くに移動して新しいポーションを探る時に利用する。
    そして新発見したポーションは改めて錬金マップ中央から自力でスタートしてルートを繋いで単独性質のポーションにした方がよい。
  • 錬金マップはスキルポイント獲得で「見通し」を拡大できる。
    この拡大は低レベルの時に通ったルートで何もポーションが発見できなくても、マップの見通しが広がった後で同じところを通った場合にポーションが発見できる事があるようです。

こんな感じでしょうか。

文字だと伝わりにくいですよね😥
ただ、こればっかりは自分でプレイして習熟するしかないです😥

序盤の光のポーションを例に画像で紹介します。

作例1

光のポーションを作ります。

錬金マップ中央から通常スタートし、赤丸の素材を1つ投入し左方向へのジグザグルートを作り、そこから上へのジグザグ素材(下の画像で緑の四角)を投入。

ジグザグで上がったら再度左方向へのジグザグ素材(赤丸)を入れて錬金釜をかき混ぜるのを途中で止めて位置を調整→ふいごを吹かして光のポーションを作成です。

※上の調合で水を入れてますけどこれは必要ありません(序盤で試行錯誤していた時になんでもかんでも水を入れて挙動確認のテストしていたのでその名残です😥)。

作例2

本に登録してある火のポーションを呼び出し、そこからスタートするようにします。

マップ上赤丸の火のポーションの位置からスタートしますが、「水」を錬金釜に入れることでマップ中央に向けて水色の矢印分を位置ずらしで戻しています。
次に緑で囲った素材を錬金釜に投入することでジグザグのルートが追加され、黄色い星印の光のポーションの場所まで道筋ができました。
あとは錬金釜をかき混ぜてふいごで窯を沸騰させると光のポーションの位置でポーションができます。
なおこれで作ったポーションは火のポーションを経由しているので火と光の2属性を持つポーションになります。
光のポーションだけ/火のポーションだけを欲しいお客さんの場合ニーズを満たさない可能性があります(私も何度も怒られた(´・ω・`))。

Potion Craft: Alchemist Simulator ちょっと不満のあるところ

説明書が未実装

ゲーム中に説明書の項目があるのですが、未実装とのことで表示されません。
しかもこのゲームはチュートリアルだけでは理解が進まず色々調べたいところが幾つもあります。
特に水については説明が無いので私は最初何に使うのかさっぱりわかりませんでした( -_-)

その他にも色々と知りたいこともあり、説明書が無いのはとても困るので早期の実装を期待したいです。

お客の要求バランスがちょっとおかしい?

本作はお店にやって来るお客さんから「こんなポーションが欲しい」と相談されるのですが、それを用意できないと評判が下がっていきます。

私がちょっと困るなぁと思ったのは、すでに自分のレベルが上がっていると
用意できずに評判が下がっていって評判ランクが序盤辺りまで戻ったにも関わらず、
相変わらず難易度が高くて用意できないポーションを要求され続ける点です( -_-)
なので引き続き用意ができず評判がズルズルと下がっていきます。
もちろん売ることができないのでお金が稼げ無い→材料も買えないという負のスパイラルになります。

もしかすると評判ランクにちゃんとあったものを要求されるような設計ができていないのかもしれません😥
ここは今後改善してほしいです。

これもう半分ゲラルトさんやろ😅

価格交渉がうまくできない

ポーション販売時にミニゲームでお客と価格交渉をするシステムがあるのですが、これが私にはさっぱりわかりません。
「みんなのゴルフ」みたいな横移動バーが表示され特定のアイコンのところでボタン押下することで価格が引き上がるという説明なのですが、いくら押しても交渉失敗で値段が下がってしまいます。

またアイコンも複数種類が表示されるんですが、それが何を意味にしているのかが何も説明がないため、交渉ミニゲームは何をどうすれば良いのかがさっぱりわかりません。

アーリーで交渉システムがちゃんと実装されていないのかそれとも何かコツがあるのか私にはいまだ不明です😥

交渉の仕組みは未だによくわからずです( -_-)

素材のコストとポーション販売利益のバランスがいまいち取れてない

本作は錬金に必要な素材を自宅の裏庭から採取するか、お店にランダムでやって来る各種行商人から購入することで集めます。
素材が無いとポーションが作れず、場合によっては沢山の素材が必要なこともあるのですが、ポーションの販売価格が素材よりずっと安いことも多く、収益が上げにくいバランスになっています。

かといって上で触れた価格交渉もいまひとつ仕組みがわからないので、常にジリ貧という状態です😥

UIが使いにくい(素材管理)

ゲームが進んでくると登場する素材の種類が増えるのですが、素材を表示する箇所があまりにも狭く常にスクロールしながら素材を探しては錬金マップのルートを確認する…という作業が入ります。
UIは現時点で洗練されているとは言い難いのでもう少し改善があると良いと思います。

本に記憶できるポーションの数があまりにも少なすぎる

本作は一度調合したポーションも本に記録させなければ、次回はまた手動で1から作らなければなりません。

かと言って本に登録できる数があまりにも少ないのでゲーム開始1時間半もすればその不便さを痛感することとなります😥

正直、作ったポーションはもう全部本に自動登録するぐらいでもいいと思います。
作成ポーションの登録システムは大幅に変更してほしいです。

錬金調合の操作がめんどくさい

本作の錬金は

  • 素材を乳鉢にいれてすりつぶす(マウスカーソルを左右に何度も繰り返し移動させる)
  • 錬金釜に入れた素材をかき混ぜる(マウスカーソルを左右に何度も繰り返し移動させる)
  • 必要に応じて水をつかう(マウスクリックで量の調節)
  • 「ふいご」を吹かして錬金釜を煮立たせる(マウスカーソルを上下に何度も繰り返し移動させる)

という感じで、マウスのマイクロ操作量が非常に多いです( -_-)
これが素材投入一回や二回の序盤ならまだいいんですが、途中からイライラしてきます。

マウスを左右や上下に動かすんじゃなくて、ボタン押下で進行させるようにしてほしいです。
なので意外と腕が疲れるゲームです。錬金術は力仕事なのかもしれません(´・ω・`)

おわりに

ということで、Steam版Potion Craft: Alchemist Simulatorを遊んでみた感想でした。

まだアーリーアクセスのため色々と使い勝手の悪い面はありますが、根幹となるゲーム性はとても素晴らしく、熱中度の高い作品になっていると思いました😊

なお日本語についてですが特に問題は見当たらず、味のある良い翻訳になっていると思います。
お客さんの要求が文面から分かりにくいという見方もあるかもしれませんが、
これははっきり何のポーションとは分からないところを読み取って錬金していく…というゲームデザインなのかなと。

正直、このゲームでやることはストイックに日々ポーションを作ることだけですが、
錬金マップ上のルートを手持ちの素材とにらめっこしながら開拓していくのが楽しくまた奥深いです。

このゲームの魅力を私のつたない文章力でお伝えできるているかは微妙ですが😥、
ちょっとでも興味を持たれたら買って遊んでみても良いのではと思います。
そこまで無茶苦茶に高いゲームでもないですし、
更にGMGで買えば更にコストを抑えられますしね💸
(ゲームは人によって合う合わないはあるので、もし面白くなかった😡という場合もご容赦を…💦)

日本で錬金術がテーマのゲームと言えばガスト(コーエーテクモ)のアトリエシリーズが大人気ですが、このPotion Craft: Alchemist Simulatorはいろいろな部分は削ぎ落として、ストイックにただポーションを作ることに特化しています。
そしてそれが成功していると思います。

黙々とポーションを作りたい方や試行錯誤を楽しみたい方におすすめです。

なおSteamの文章を読むとアーリーアクセス後は価格を上げる予定もあるようなので、今のうちに安く買っておくのもありかもしれません(私もそう思い、今回早めの購入となりました😅)。

硬派な錬金術のゲームを遊んでみたい方は、
本作Potion Craft: Alchemist Simulatorを手にとってみてはどうでしょうか。

GMGのセールページはこちらです⬇

それでは( •ܫ•)

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