Steam版 Gordian Quest 感想 #1 | カードバトル+RPGでとても面白いゲーム

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レビュー

Steam版 Gordian Questを遊んでみたので感想/レビューのようなものを書いてみたいと思います( ・ᴗ・ )

以下、Gordian Questのアーリーアクセス版を遊んだ内容となります。
●画像の著作権はMixed Realms Pte Ltdにあります。

SteamのGordian Questのページはこちらです⬇


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Steam版Gordian Questはカードバトル+RPGで楽しい

Gordian Questの大まかな内容

Gordian QuestはカードバトルゲームにRPGの要素が加わったゲームです。
RPG要素は主人公と仲間の選択、武器防具等装備アイテムの購入・装備、それらアイテム強化要素、宿屋での回復等が盛り込まれており、、ただカードバトルを繰り返すタイプのゲームとは違ったゲーム性になっています。

このRPG成分強めなのがGordian Questの最大の魅力と言っても良さそうですね。

ゲームは3モードあるようですが、その中のストーリーモード的なのを選択。
マップのエリアを選び、それに応じてストーリー展開が行われるようです。

「あなたの開始デッキ」の箇所を選ぶと初期デッキのタイプを選択できます

主人公を1人選んで、後はストーリー展開によって加入という流れになるようです。
私はとりあえずどんなゲーム展開かが不明なのでオーソドックスに戦士系の男性キャラにしました。

またゲーム難易度が段階的に選べます。
以下私はいちばんやさしい難易度で進めました。

ちなみにいちばんやさしいものにしましたが、かと言ってそこまで無茶苦茶易しいわけでも無いという印象を持ちました(慣れていけばまた受けるイメージが変わってくるかもしれません)。

Gordian Quest 良いと感じた点

Gordian Questを遊んで良いと感じた点を挙げていきます。

●ストーリーがしっかりあるRPG

Gordian Questにはストーリーが設定されており、そしてプレイヤーの選択要素も多く盛り込まれている、RPGとしてしっかり作られています。
よくあるカードバトルゲームでバトル中心に設計されているものに比べると、お話がしっかりしていて、その中の選択行動についても高い自由度で設計されているのが良いですね。
RPGをやってるんだという感じに浸れるのが良いポイントです。

●キャラクターの個性化

左側デッキ特性選択に「聖職者」が2つあるけどまだアーリーアクセスなので今後に期待😅

登場するキャラクターの特性が柔軟的なデザインになっているのも良いです。
各キャラクターは戦士、レンジャー、魔法使いといった、ベースの職業は決まっていますが、その中で更に細かくどの様なタイプであるかを選択できます。
選択によってカードのデッキ内容が変化するのでいろいろなパーティーの組み合わせが楽しめそうです。

●豊富な装備

Gordian Questは装備を細かく着けることができ、更に装備品にはソケットというアイテムを埋め込む事による強化要素があるようです(今回の範囲ではまだソケットアイテムを取れなかったので詳細は不明)。

装備品には属性値のような物が割り振ってあるため、その影響でキャラクター毎に装備できるものと出来ないものがあるようですが、もしかするとプレイを進めていく事でこの属性要素をテコ入れして更に装備選択の幅が広がるかもしれません。

装備できるアイテムの部位も多いのでハクスラ的なトレジャーハントの楽しみも期待できそうです✨

●ライン移動の要素を含んだカードバトル

Gordian Questの戦闘はカードバトル方式となっています。
配られた手札から選択して攻撃・防御を行うという、古くはファミコン版の「ドラゴンボール 大魔王復活」等からあるカードバトルスタイルなゲーム🙂
最近で言うとSlay the Spire的な内容となっています。

これだけだとよくあるカードバトルゲームという印象ですが、
Gordian Questでは更に場所移動、特にライン移動の要素が加わります。
敵・味方ともに3ラインのマス位置がバトルフィールドに用意されており、更に敵との距離の要素も戦闘に加わってきます。

ラインずらしで有利な位置に移動するというのがカードバトルゲームとして私には斬新です(SNKの餓狼伝説シリーズを思い出しました😅)。

戦闘時のポジションの要素があるため、バトルがより奥深いものになっています。
SRPG(タクティカルシミュレーション)みたいな感じをカードバトルに落とし込んであるのが良いですね。

●ダイスロールの要素

Gordian Questではあちこちにダイスロール(多面体サイコロを振って判定する)が盛り込まれています。
これによりランダム要素が発生し、TRPG(テープルトークRPG)を遊んでいるような雰囲気になります🙂

戦闘開始時の行動順(たぶんそう。よく分かりませんが😅)であったり、ストーリー展開時の選択肢の成功判定などにこのダイスロールがあり、ゲームに深みが加わっています。

またダイスロールでは手持ちデッキのバトル用カードを消費して成功判定を上げるというシステムが導入されています。
消費したカードは休息するまで回復できず使えないためその後のバトルが制限されたものとなってしまいますが、イベント進行のためにはカード消費が求められるシーンもあり、このシステムはとても良くできているなぁと感じました。

●日本語実装ずみ

Gordian Questはストーリー展開のあるRPGですが、すでに日本語が実装されているので安心して遊べます。
一部ちょっと訳が微妙なところもあるのですが、概ね問題ない印象です。

お話をちゃんと理解しながらゲームを進められるのは良いですよね🙂

Gordian Quest イマイチと感じた点

アーリーアクセス版を遊んだ印象で記載しています。今後修正される可能性があります。

●チュートリアル不足・わかりにくい

Gordian Questのチュートリアルは正直なところあまり良くないと感じました😥
チュートリアルの日本語がやや微妙なのと、説明があまりも不足していて良くわからない点が多いです。
バトル画面は色々と書いてあるんですが、説明がほぼないのでサッパリです。
もっともゲーム内ヘルプは用意されているのでそこをまずは自分で熟読するのが良いんでしょうね。
とはいえ、せっかくチュートリアルを盛り込んであるのですから、バトル・UIについてはもう少しチュートリアルに力を入れてほしいと思いました。

●UIが一部使いづらい

無意識に左のキャラアイコンで切り替えたくなるのですが、この場合は中央のアイコンで装備対象キャラの切り替え。

これについては色々あるのですが、特にお店での装備品購入の場面が私は一番使いにくいと感じました。

装備品購入場面でキャラクター選択ボタンが画面左端にありますが、これを押すとキャラクターのステータスが開きます。

直感的にはここで装備を買うキャラ選択の切り替えを行ってほしいのですが、それを行うのは画面中央付近の上段にあるアイコンです。
ここに切り替えが配置されるのは他のUI画面では無いようなので、ついつい左端で切り替えたくなってしまうんですよね😅
せめて装備キャラ選択のところを枠色を変えて目立たせるとかすればいいのになぁと思いました。
それでも理想は左端で変更ですが😅

●一部テキストが切れていて読めない

上で載せた戦闘シーンの画像を再掲します。

画像上側のキャラアイコンが並んでいる下にテキストで状況説明が表示されるのですが、見切れてて何書いてあるか読めないですよね…。
英文に比べて文字数のせいで日本語が入りきれないためなのか、そもそもこういうものなのかは分かりませんが、ここは改善してほしいです。

●ドリフティングの発生

Gordian Questは現状パッド操作には対応していませんが今後対応を予定とのこと。

なので、現状パッドを差していても認識しない設計のはずですが、なぜかXbox360コントローラーを差した状態だと強烈なドリフティングが発生しマウスカーソルが勝手に流れて移動していきます(かなりの速度)。

どうやらコントローラーの右アナログスティックがマウスカーソル移動にすでに割り当てられているようでかつドリフティングがかなり激しいです。
私はコントローラーを引っこ抜いて対応しましたが、他のゲームではこのコントローラーでドリフティングは特に発生していません。
というか左スティックじゃなくて右が原因でドリフティングって初めて見ました。
今後コントローラー操作を導入するとのことですが、開発の技術面でちょっと気になるところです😥

※現状マウスで何も問題なく遊べるので無理にパッドを導入しなくても良いかもと感じました。今後コンソール版展開を踏まえるとそうもイカンのでしょうけど。

●セーブがわからない

このゲーム、どこでセーブするのかあるいは完全オートセーブなのかがさっぱり分かりません😅
メニュー画面を見ても自分でセーブする項目が見当たらなかったので、多分オートセーブなんだろうと思われますが、はっきりさせてほしいですね。

おわりに:まだ一部は荒削りだけど良いゲーム

Gordian Questの初見プレイ感想でした。

まず、今回プレイしたのはアーリーアクセス版であってこれは完成版ではありません。
ですのでまだまだここから改善されて製品版になるのだと思います。

イマイチな点も色々挙げましたが、アーリーアクセスとしては現時点ですでに高い完成度にあるため、製品版はもっと期待できそうです。

とてもおもしろいゲームだと感じたので私はオススメします( ・ᴗ・ )

これも説明が一切ないので結局何なのかよくわからず。今後に期待(^_^;)

それから注意点として、Gordian Questは長いアーリーアクセスの期間を経て2022年6月23日に正規版のリリースとなるとのこと。

そしてSteamのページのアーリーアクセスの説明欄を読むと正規版では価格が上がる可能性があることが示唆されています。

ですのでGordian Questに前から興味あったんだよな―という方は価格上昇を避けたいのであれば早目の購入が良いかもしれません。
(もっともリリース時にセールがある可能性もありますので自己責任でお願いしますm(_ _)m)

Gordian Questはアーリーアクセスの段階でとても良くできており、楽しく遊ぶことが出来ました。

なお難易度が一番やさしくてもあまり油断はできないという印象です😅

Gordian QuestはカードバトルとRPGの融合がとても高いレベルで行われていて良いゲームだと感じました。
カードバトル好き、RPG好きの方なら楽しめるんじゃないでしょうか。

比較対象になるであろうSlay the Spireが、割りとすぐやられて終わり→またプレイを楽しむという設計だったのに比べてGordian Questはじっくり腰を据えてキャラ育成を行いながらRPG要素とストーリーを楽しむゲームと感じました。

過去にもサイト内で触れましたが、私はSlay the Spireがあまり楽しいとは感じなかったので、カードバトルゲームは自分にとってどうかな?と思っていたのですが、Gordian Questは長く楽しんで遊べそうです🙂

まだ序盤も序盤の段階なので今後もプレイを続けていき、ある程度進んだらまた感想を書いてみようと思います。

それでは( •ܫ•)

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