Steam版 Her Name Was Fire デモ版を遊んだ感想

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レビュー

Steamの

Her Name Was Fire

のデモ版を遊んだ感想です。

最近多い、Vampire Survivorsライクな作品ですがどんな感じか遊んだ感想を簡単に書いてみます。

画像はHer Name Was Fireゲーム内より引用。著作権は Tissue Inuにあります。
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スペルキャストのタメ時間をどう評価するか

以下はデモ版を遊んだ内容です。製品版とは異なる可能性があります。

Her Name Was Fireはジャンルとしてはハクスラアクションゲームになるかと思います。

というか本作のようなゲームとしてすでに1ジャンルを築いたVampire Survivorsライクなゲームとなっています。

途中で表示される「サーバーを倒す」というメッセージもなんのことやらサッパリ意味不明😥

Her Name Was FireとVampire Survivorsの最大の違いは攻撃時にスペルを唱えるために待ち時間があることでしょう。

またスペルキャスト時は移動速度が遅くなるためスペルを唱えずに高速移動して敵を回避→安全になってから呪文詠唱を開始して攻撃を行うといったキャラ移動&攻撃のメリハリがあります。

一方Vampire Survivorsは攻撃ボタンを押す必要はなく移動を行っていれば自動で攻撃してくれます。

この攻撃にワンクッション能動的な操作が必要かどうかが両者の大きな違いになっていると感じました。

またHer Name Was Fireはライフが初期状態で3ポイントあり、3回敵の攻撃を受けるとゲームオーバーになります。
ライフの制限と先述の移動の要素が相まって、ゲーム性はシビアに感じました。
なお私がデモ版を遊んだ範囲ではライフが回復するシーンには出会いませんでした。

一方、Vampire Survivorsはチキンを取ったりしてライフ回復の要素があるため初心者でも比較的粘ることができます。

自キャラのパワーアップはポイントを貯めて提示される選択肢から選んでいくという、Vampire Survivorsクローンあるあるな展開です😅

ここで日本語実装のメリットが試されるわけですが、正直なところあまり良い翻訳とは言えず分かりづらく感じました😥

デモ版を遊んでいて敵の動き、こちらの弾の大きさ、そして敵を倒す際に落とすポイントが重なってしまって視認性があまり良くないのが気になりました。
非常に見にくいのと先述の操作速度の関係で遊びにくいです。
敵が落とすポイントはもう少し小さくても良いような気がしました。

Vampire Survivorsを超えるのに苦労している

Vampire Survivorsの後発のゲームは、この偉大なる先人とどうしても差別化を図らなければなりません。

なので他の似たようなゲームはいずれも色々と苦労しているようですが、Her Name Was Fireの場合はライフ制とスペルキャストのタメ時間という方向性で味付けをしているようです。

これらの要素が気に入れば楽しめるゲームだと感じました。

ただ私の正直な感想を言わせてもらえば、スペルキャストにタメが必要な点はあまり面白いとは思えず、Vampire Survivorsに比べて余計な要素に感じました。
後発の似たようなコンセプトのゲームなので差別化しないといけないんでしょうけど、遊んでいてVampire Survivorsってやっぱり偉大だなと感じました。

それともうひとつ私がとても気になったのは、Vampire SurvivorsにそっくりのBGMがある点です。
もともとのゲームコンセプトをパクリインスパイアして作ってる事自体が手抜きとまでは言いませんが、まあ0からコンセプトを練り考え抜いてゲームを作るのに比べれば遥かに楽して作ってるわけですよ。
なのにBGMまで模倣してどうすんだと思いました。それぐらい自前で作るべきでしょう( -_-)
この辺り、開発陣の姿勢としていかがなものかと思いました。

また日本語は実装されていますが、お世辞にもこなれた翻訳とは言えません。
なんとなく意味は通じますが更に洗練化させてほしいと思いました。

この記事を書いている時点でリリースまで数時間となっています。
製品版の価格がいくらになるかは分かりませんが、Vampire Survivorsのアーリーアクセス時と同等の300円台が妥当かと思います。

Her Name Was Fireが唯一Vampire Survivorsよりも優れいると思うのはUIの見やすさです。
ここは後発だけあって洗練された今風のデザインになっています。
スッキリとしたUIなのでとても見やすくていいと思いました。

まとめ

現時点で製品版の価格がわからないので明確な比較が出来ませんが、仮にVampire SurvivorsとHer Name Was Fireの価格が同じであれば、私はVampire Survivorsを買ったほうが良いと思います。

というかHer Name Was Fireを積極的に選ぶ理由があまり思いつきません。
確かにUIが良いのでそれはストロングポイントですが、ゲーム性でHer Name Was Fireの方が上回っているわけでもなさそうです。

ただ私がデモ版を遊んだ範囲内でHer Name Was Fireの魅力に気付けなかっただけかもしれませんし、製品版では更に良くなる可能性は十分にあります。

気になる方はリリースされて評価が出揃ってから検討でも良いんじゃないでしょうか。

それでは( •ܫ•)

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