Steam 両手いっぱいに芋の花を 体験版の感想

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レビュー

Steamのゲーム

両手いっぱいに芋の花を

の体験版を遊んでみた感想です。

55分ほどプレイしてみました。体験版の全てを遊び尽くせてはいません。
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ほんわか雰囲気とやりごたえが融合した良作3DダンジョンRPG

以下はデモ版を遊んだ内容です。製品版とは内容が異なる可能性があります。

両手いっぱいに芋の花を 概要

両手いっぱいに芋の花をはジャンルとしては3DダンジョンRPG。
ウィザードリィのようなゲームと思ってもらえれば良さそうです。

タイトルがやや独特ですが、作物がまともに育たず人々がひもじい思いをしている荒廃した世界を舞台に、作物の種子を探して探索を行うーというストーリー背景から来ていると思われます。

3Dダンジョンを探索してマップギミックを解き、敵を倒して経験値を溜めてキャラを育成、そしてストーリーも進めていくというTHE王道3DダンジョンRPGというゲームになっています。

体験版を遊んだ範囲ではありますが、私はこのゲームとても良いと感じました。
以下良かった点をあげていきます。

両手いっぱいに芋の花 良いと思った点

雰囲気がやわらかい

両手いっぱいに芋の花をの世界はややもすると食糧難と貧困という悲惨な設定になっていますが、それをあまり感じさせない柔らかい雰囲気のゲームグラフィックになっています。
3DダンジョンRPGといっても暗かったりグロかったりという作品もあるため、怖いのが苦手な私はなかなかそういったゲームには食指が動かないのですが、この芋の花は細部に渡って穏やかな雰囲気が漂っており万人受けして遊びやすい作風になっています。これはとても良いと思いました😊

キャラは名前、外観、クラス、種族等を自由に選んで作ることができます。

レベルアップで特技を選択取得できます。スキルツリー形式なのでどの職業でどのスキルを取っていくかという楽しみがあります😊

パーティーは3人です。

フルコントローラーサポート対応

体験版はフルコントローラーサポートに対応しており私はXbox360コントローラーで遊びました。
特に問題もなく終始スムーズに遊べ操作性が良かったです。

またこのゲームは位置を動かずに視点移動して周囲を見渡すことでマップギミックを探るという要素があります。
Xbox360コントローラーの右スティックがこの操作に対応しており、この動作を考えるとキーボード操作よりもパッドの方が遊びやすいかもしれません。
もちろん3DダンジョンRPGというゲーム性上激しい操作は必要ないのでキーボードで遊んでも問題ないと思いますが、パッドという選択肢がしっかり用意されているのは良い点です。

敵が見えているシンボルエンカウント制

芋の花のダンジョンはマップ上に敵の姿およびLvが予め見えているシンボルエンカウント制です。
ですので敵が強いから避けてルートを探そう…という戦略が取れ探索に深みを与えてくれています。
もっとも避けられずに戦わないと行けない場面も多いのでしっかりステータス管理も求められるというバランスの良い作りになっています。

敵の攻撃/行動が最初から見えているバトル

芋の花の戦闘は敵が行う攻撃/行動がターン開始前に見えます。
攻撃は誰を狙うか、命中率はどのくらいかまで表示されます。
これによりこちらはどういった対応を考えて行動するのが最適解か…ということを毎ターン考えてバトルを進める必要があります。

またバトルでキャラが行動(攻撃、防御、魔法等)を行う際に精神力とスタミナという要素を消費します。
スタミナが無くなると行動に制限がかかるため、回復を能動的に行うターンが必要になってきます。
これが敵の行動との駆け引きと相まってとても戦略性が高いバトルになっているのが良いと思いました。

とはいえ、難しいことはなく自然とすんなり馴染んで遊べるバトルになっているのが凄いと思いました。

たいまつの要素で探索時間に制限がある

ダンジョンは灯りが無いと暗くなっており、敵の姿も見えません。
そこでたいまつに灯をともして周囲を照らすわけですが、たいまつの使用には制限があります。たいまつはダンジョンから抜けてベースキャンプに戻ることで回復します。
この要素があるのでずーーっとダンジョンに潜り続けるというのがなかなか大変です。
これパッと見、めんどくさい要素に思う人もいるかもしれませんが、私はゲームを途中で切り上げるきっかけにもなって良いと思いました。

両手いっぱいに芋の花を イマイチな点

体験版を遊んだ範囲でイマイチと感じた点はほとんどありません。
ただ唯一挙げるとすれば

視点移動時のカメラリセットがない

ことでしょうか😥
Rスティックでその場に立ち止まって視点のみを移動できますが、これをリセットして元の視点に戻る操作ボタンが私には見つけられませんでした。
(もしかしたらどこかの設定であるのかもしれませんが…)
デフォルトでRスティック押し込み(R3)もしくはB(キャンセル)ボタンで元の位置に戻せるようになれば便利なのになぁと思いました😥

不満点と言えばこれだけです。

あと、不満点とはちょっと違うのですが、キャラメイクではキャラの外観を思いっきり区別が付くような全く別物の外観にしたほうが良いです。

というのもバトルで敵からの攻撃が見えるのですが、私は似たような外観にしてしまったので対象を誤認してしまってピンチになることがありました。
これは完全に私のキャラメイクで区別化しなかったのがいけなかったのですが、芋の花のバトル時においてキャラは後ろ姿で描かれます。
これがよけいキャラの判別がしにくい事に繋がってきます。

見た目や肌の色等で明確に分かるようなキャラメイクをオススメしたいです😥

おわりに:3DダンジョンRPG好きならオススメしたい

以上、Steam版、両手いっぱいに芋の花をの体験版を遊んだ感想でした。
価格もそんなに高くないですし、体験版を遊んだ範囲ではありますがゲームの作りもしっかりしていると思いました。
買っても失敗ということは無いような気もします。

Steamのレビューを拝見すると、プレイ時間はやや短めのようです。
が2,000円弱という定価であればまあ適切なボリュームかなぁと思います。

両手いっぱいに芋の花が気になる方はまずは体験版を遊んで自分に合うかどうかプレイしてみてはどうでしょうか😊

それでは( •ܫ•)

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