マウスのチャタリング問題には接点復活剤がおすすめですよ

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レビュー

左クリックの調子がおかしくなり、長い間放置していたロジクールG300が接点復活剤のスプレーで簡単に直ったのでそのレポートです。

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注文したG703が当分届きそうもないので・・・

 

マウス腱鞘炎になり、その後ロジクールG703を注文したのですが、
現在品切れらしく到着が6月ごろになりそうです( -_-)

そこでチャタリングが発生したため引き出しにしまっていたロジクールのG300を引っ張り出してきて修理する事にしたら簡単に直った・・・という記事になります。

今回紹介する方法でマウスクリックの問題が簡単に治る可能性があるので、
ロジクールG300に限らず他のマウスでも似たような症状で困っている方は
試してみる価値はあると思います!

 

※あくまで直る可能性のお話ですので、これで100%直ることを保証するものではありません念の為(・_・)

マウスのチャタリングには接点復活剤を吹き付けよう!

ロジクールG300の紹介

手持ちのやや古いマウス、ロジクールG300。

現行の型はG300sとなっていますが、確かその前がG300r。
管理人が持ってるのは当時無印で出たばかりのG300で、G300rと実質同じだとは思いますが、
この様に頻繁に型番変更を繰り返しながらも今なお売れ続けている名作マウスです。

とにかく軽い、多ボタンなので仕事用にも便利、そしてなんと言っても安い!(ここ大事!)という本当に素晴らしいマウスだと思います。

PC作業をする人は一家に一台あってもいい!それくらい良いマウスです。

 

G300に関してはワイヤーが細すぎると批判する声もあるようですが、私はそれは逆にメリットだと思うんですよね。

というのも、マウス腱鞘炎になってつくづく思ったのですが、

スリーブが巻いてあるような太いワイヤーは一見高級&丈夫というメリットはありますが、摩擦抵抗という負荷が大きく、手首にとってたいそうよろしくない( ´Д`)

と感じています。

その点G300シリーズの細いワイヤーは摩擦抵抗をあまり感じさせないほどで、本体の軽量さ相まってとても快適に扱えます。

あと、何気にケーブルがかなり長めの設計なのでケーブルテンションに余裕をもたせた配置ができ、余計にケーブルの摩擦抵抗が抑えられるというメリットがあるんですよね。

このケーブルの長さというのはG300の隠れたメリットだと思います。

 

一方G300のデメリットとしては持ち方によってはメインの左右クリックボタンの先にある機能割り当てボタンが押しにくい点でしょうか。。。

左側は親指側に2ボタン持たせて右側は現行の右クリックボタンの先端に機能ボタンを配置するスタイル

となれば最高!だと思いますが、
そうなると右利きの人専用になってしまうのでなんとも難しいところなんでしょう。

とはいえG300は安価で多ボタンで高性能のマウスを探している人にはぜひともオススメしたいです。
ゲーミング用と謳っていますが、実際ビジネス向けで職場で使うのにとても適していると思います。
実際私もマウスのボタンにプログラム割り当てを設定して仕事用として使ってました。

 

・・・G300についてはこの辺りにして修理の話に進みたいと思います。

マウスの症状から対処法を探る

私のロジクールG300マウスの症状としては、メインの左ボタンのクリックが

シングルクリックをしているのに勝手にダブルクリックになる

いわゆるチャタリングという状態になっています。

他のボタンはなにも問題が起こっていないので、一番使用頻度の高い左クリックがなんらかの理由で不具合になっているんでしょうね。

とっくの昔に保証は切れているのでロジクールのサポートは今回頼れません。

 

ということで、このチャタリング問題を根本的に解決するには

1.マウスを買い換える(一番確実)

2.クリック動作に使われている内部のスイッチを交換する

という手があろうかと思います。

1は良いとして2のスイッチ交換ですが、

スイッチ本体、はんだごて、はんだ、ハンダ吸引器といったものが必要になってきそうです。

また交換対象のスイッチですが、私のG300にはオムロン製のD2FC-F-7N(10M)というスイッチが使われていました。

調べた所、このD2FC-F-7N(10M)の置き換え部品はアマゾンでも購入が可能なようで、

こちらを購入すれば良いと思われます。

20Mというのは耐久性を表し、2000万回のクリックに耐えうる(実際に耐えるかは不明)ということになります。
20Mであればデフォルトの10M(1000万回耐久)より倍のパワーアップができることになるので、これはこれで交換してしまえばかなり心強いですね。

左クリックボタンのついでに右クリックボタンのスイッチも交換すれば、
いつもの2倍×2倍で4000万パワー(クリック耐久)となりウォーズマン理論はおろか2000万パワーズもビックリの高耐久性になりそう!

ただスイッチ交換の問題は、はんだの取り扱いにそこそこ技術&経験が必要な点・・・( ´Д`)

管理人はプラモデルにLEDをつけてピカピカ光らせて遊んだりしているので、
なんとか頑張ればスイッチ交換出来なくもないかも・・・とは思うんですが、
失敗してマウスの基盤でも痛めたらその時点でアウトですので正直やりたくないです・・・( -_-)

なのでスイッチ交換は最後の手段にとっておきます。

接点復活剤で直すために必須の事前チェック内容

スイッチを交換せずともスイッチ自体がまだ生きていれば、

接点復活剤をスイッチの内部に吹きかけ→浸透させることで直す

方法があります。

この時、事前に大切なチェックポイントがあって、

スイッチを爪楊枝などで押してみた時に「カチカチッ」という音とクリック感を得られる

ことが必要条件です。

この「カチカチ」感があればスイッチそのものはまだ生きている可能性が高いので、
接点復活剤のスプレーで直る確率が高まります。

逆にカチカチの手応えがない場合はスイッチ自身がだめになってしまっていると思われますので、
スイッチ交換に進むかマウスの買い替えを検討したほうがいいでしょう(・_・)

今回G300のスイッチはカチカチがありましたので接点復活スプレーを買うことにしました。

接点復活スプレーとコンタクトスプレーの違いってなんだろう?

この2つのスプレーの違いについてネット上でも色々情報がでているのですが、
私が考える一番肝心な事は

スイッチ復活を謳ったものであること

プラスチックに使っても大丈夫と書かれているもの

だと思います。

いろんなメーカーやスプレーの名称がありますが、ここさえ抑えておけば大丈夫ではないでしょうか。

ということで今回購入したのはこちらと同じ商品

近所のハンズマン(ホームセンター。住んでる地方が微妙にばれますね。)に行ったらコンタクトスプレーは無くて、これしか置いてませんでした。
店に行ったら事前の調査も虚しくいきなり一択を迫られたわけですが、田舎に住んでるので仕方ない・・・( ´Д`)

念の為注意書きを良く読むと

ゴム・プラスチックにかかっても安心です。

とハッキリ書いてあり、
スイッチや基盤に使えます。とも書いてありました。
これでまず大丈夫と考え購入です(・∀・)

なお、ハンズマンと言えば店内でかかっているこちらのテーマソング「光の場所」は名曲だと思います!

http://www.handsman.co.jp/song/hikarinobasyoele2.mp3

 

接点復活剤を吹き付ける作業

G300を分解します。
分解にはマウス裏側のソール(滑りを良くするために貼り付けてある部品)を剥がします。

画像の黒い部品がソールになります。

ソールは再利用できますのでマイナスドライバーの小さいものを端から丁寧に差し込んでゆっくりと剥がしましょう。
カッターナイフを差し込むと切れてしまうかもしれないのでマイナスドライバー推奨です(・_・)

剥がした後はネジを取り外すことでカバーを外すことが出来ます。

画像の丸で囲んだ所がネジになります。
4ヶ所ありますが、このネジとても小さいのでちゃんと合うプラスドライバーじゃないと+部分を潰してしまいかねません。
ソールの時と同様に丁寧に外しましょう。

G300のカバーを外すとこのようになっています。

左側の青四角で囲った部分が問題のチャタリングが発生しているスイッチです。
これに対してスプレー処理を行っていきます。

なお、左側の下中央左寄りの黒いパーツになんかαみたいなマークが鉛筆で書いてありますが、
これ最初から書いてありました。。。

製造過程の検品用なのかなんなのか知りませんが、
正直こういうのは気持ち悪く感じる方なので
ロジクールにはぜひともやめて頂きたいですな( ´Д`)

スプレー作業に入ります。

このようにスプレーの先端を白いスイッチ部にあてがって、
接点復活剤をスイッチの中に浸透させていきます。

説明用の写真を撮るため、シャッターを右手で押してる関係で左からスプレーをあてがってますが、、

実際にはこのように左手で爪楊枝などをつかってスイッチの白い部分を中に押し込み、その状態で、右手で接点復活スプレーをプシュッと吹いたほうがいいと思います。

なお、ここで私のポイントとしては、

別にスイッチの中に勢いよくスプレーを吹き付けまくって汚れを落としてやろう~と考えなくていい。気楽にスプレーでOK。

ってことですかね(・_・)

スプレーの噴射の勢いを借りて内部の汚れを吹き飛ばす~というような事は意識しなくてもいいと思います。

要はスプレーの成分がスイッチ内部にしっかりと伝わればそれでOKです(実際それで直りました)。

 

スプレーが終わったら念のために爪楊枝の先で軽くカチカチとスイッチを何度か押してみて内部に成分を伝わるようにしましょう。

これで作業は終了です。

後はカバーをはめてネジを止め、ソールを貼り直しておきましょう。

お疲れ様でした。

結果。直ってなかった→その後しばらくしたら直った

組み立て直したG300をPCにつないでウキウキしながらブラウザを開いてみたのですが、

チャタリングが直ってませんでした( -_-)

あああああああああああとなったんですが、その後しばらくブラウザを開いたり色々作業をしているとチャタリングが起こらなくなりました。

そしてその後は何時間経っても、日付が代わっても全く問題が発生していません。

これはおそらく

スプレーを吹き付けた後の爪楊枝カチカチの回数が少なく、上手いことスイッチ内に成分が行き渡っていなかった

のではないかと思われます。

私はスプレー後のカチカチは10回ほどしかやらなかったのですが、もう少しやっておいたほうが良いかもしれません。

あるいは組み立ててからマウスクリックを何回かやってみるというのでも良いかもしれないですね。

最後に

無事に接点復活剤を吹き付けることでマウスのチャタリングが発生しなくなり、
古いマウスも捨てずに有効活用できるようになりました。

もしチャタリングで困っている方は試してみてはどうでしょうか!

最後に今回使ったスプレーを再度紹介しておきます。

呉工業のKURE 接点復活スプレー #1424 220mlです。

マウスはこちら(の旧版)です。

現行品はボディが青ですが、機能・内部構造的にはほぼ同じと思われますので似たようなやり方で直せる可能性は高そうです。

 

。。。

ついでにカバーも外してみました。

G300についてはまだ続きがありますので、また後日。。。


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