2019/2/23
クラッシュに関してゲーム側の問題ではない可能性がありますので該当箇所を修正しました。
2018年10月に紹介した和ゲーSRPGテイストのタクティカルRPG
Troubleshooter(トラブルシューター)
Steamで30%OFFになったので買ってみました。
トラブルシューターの30%OFFは管理人の知る範囲では過去最安値。
昨年のサマーセールやウインターセールの時よりも安いです。
というか、つい先日の旧正月セールは20%OFFだったのに1週間で更に過去最安値に下げてくるのはどうなんでしょう…( -_-)
今回はTroubleshooterをの最序盤をプレイしてみた感想・レビューをレポートしてみたいと思います。
画像引用元:Steam販売ページ
内容はとても魅力的。しかしテキスト量はかなり多く翻訳ツールと非常に相性が悪い。
トラブルシューター大まかな概要
ジャンルとしてはSRPG(シミュレーションRPG。タクティカルRPGとも)で、XCOMやシャドウランシリーズとかなり似たシステムです。
政府が機能せず治安が悪化した世界を舞台に「トラブルシューター」と呼ばれる暴動鎮圧の特殊能力者部隊が活躍する―という設定になっています。
主人公の少年Albus(アルバス)は10年前のとある事件で両親をなくしており、Lily叔母(伯母かも?)さんの援助を受けながら生活。
このLily叔母さんですが、Albusと実際に会うことは頑なに拒否するものの、
生活一般の支援は手厚くしてくれる~という謎の存在になっています。
そんなAlbus君ですが、現在は正式なトラブルシューターになるための3ヶ月に及ぶ最終試験を実行中…という感じでストーリーが始まります。
良い点
チュートリアルが丁寧
チュートリアルは序盤の数ステージに渡って少しずつどのような操作をすればよいのかをとても丁寧に解説してくれますので、このジャンルのゲームプレイがはじめての方でも安心な設計だと感じました。
操作に関してもクセのようなものはなく、よくあるSRPGと同じようなものだと考えて良さそうです。
戦闘中に時折ラグが発生する事がありますが、リアルタイムで何かをやるものでもありませんし、まだアーリーアクセスですので今後良くなることに期待したいです。
2019/2/23 追記・修正
上で書いたクラッシュについてですが、管理人がTroubleshooter以外のゲーム(Stellaris)を遊んでいたところWin10がブルースクリーンになってクラッシュしました。
管理人はもう数百時間ステラリスを遊んでいますが、ゲームクラッシュはもちろんOSごとクラッシュしたのは初めてでしたので色々調査。
OSのエラーログを見るとdxgmms2.sysを吐き出しており、どうも管理人環境で使っているNVIDIAのグラフィックスドライバーがおかしいような感じです。
ですので一概にTroubleshooter側にクラッシュの原因があるとは言い切れないと思います。
–追記・修正ここまで–
日本人にも親しみやすいキャラクターデザイン
このゲームのとても大きな魅力としてキャラクターデザインがあると思います。
日本人にも親しみやすそうなデザインで、ちょっと前のSNKっぽい雰囲気で管理人は好きです。
男性・女性問わずにキャラが立っている感じで、とても良い印象を受けました。
一方CGポリゴンモデルになるとちょっと2Dとは違いが出ており、
若干古目な印象を受けます。
しかし、これでゲーム進行に何か支障があるわけでもありません。
そこまで気にしなくてもいいかと思います。
キャラカスタマイズの豊富さ
まだ序盤なので全貌まではわかりませんが、
キャラクターにはそれぞれスキルスロットが設けてあり、ここに自分でスキルをはめ込んでカスタマイズしていきます。
スロットはレベル解放でアンロックされ、またクラスチェンジもあるようなので(たぶん)カスタマイズ幅はかなり広いのでないかと思います。
またキャラクターには着せ替え衣装も用意されおり、外観を変えることもできます。
自分オリジナルのトラブルシューター・チームを作り上げて行けそうです(・∀・)
謎のあるストーリー展開
※少しネタバレになります
このゲームはAlbusがトラブルシューターとして様々な依頼をこなしていくというお話ですが、
先程紹介した謎の叔母さんの存在、更にAlbusは10年前に両親を失った事件の謎を追っており、それに関するストーリー展開が期待されます。
Troubleshooterは、ただ依頼を受けてミッションをこなしキャラを強化する~というローグライク的なゲーム内容ではなく、一本芯の通ったシナリオが用意されているようです。
このストーリーラインを追っていく楽しみがありそうな印象を受けました。
※まだ序盤なので最終的にどうなるのかはわかりません。
気になる(あまりよろしくない)点
翻訳ツールと相性が悪い・テキスト送りの仕様が遊びにくい
Troubleshooterですが言語は英語、ハングル、中国語となっています。
で、純日本人の管理人は英語を選択せざるを得ません…(・_・)
とはいえ英語でも、Capture2Textのような翻訳ツールを使えばなんとかなるだろうと考えていました。
ええ、購入前はそう考えていたのですが…( -_-)
困ったことにTroubleshooterは多くの場面で、テキストメッセージが表示された後、画面のどこをクリックしてもテキストが先送りされるという設計になっています。
これはこれで通常のゲームプレイであれば親切設計なのかもしれませんが、Capture2Textでテキスト選択→マウスクリックで範囲決定を行ったタイミングで次のテキストに自動送りされるので非常にやりにくいデス(´・_・`)
一応キャプチャするショートカットを2回入力することでメッセージを送らずに実行可能ではありますが、クリック決定ができないので割と面倒です。
しかしこれはまだ先送りされるだけで、
文章は先に進むけど訳文を遅れて読めばなんとかなります。
もっと困るのはキャラ同士の会話シーン。
通常のイベントテキストは黒背景のメッセージ枠内に表示されるものの、
会話形式の場合、テキストが背景枠無しで発言キャラ画像の上に直に表示されるため、テキストメッセージの色と背景や発言する人物の服の色が似ている箇所が多く、テキスト読み取りツールの精度がすこぶる落ちる仕様になっています( -_-)
また戦闘ミッション中にキャラが発言する場合はメッセージ自動送り(しかもかなり高速)になるのでネイティブでなければ読み取り不可能かと思います。
以上から管理人的には
- テキスト送りは特定のキーを押したときだけか、枠内の特定の箇所(メッセージ送りボタン)をクリックしたときだけ行うようにする
- キャラ立ち絵での発言時にもテキスト部には背景枠を設けるか、メッセージ文字色を補色にする(同系色にしない)
- 戦闘中テキストもボタン押下までは自動送りしない
- メールやスキル詳細等は閉じるボタンを押すまでは閉じないようにする
- ツールチップもなんとか表示を保つような仕組みがほしい
- ボイスは英語にして
というような事を強く提案したいです。強く提案したいです(大事なことなので2回)🐣
各種情報についても、チュートリアルのメッセージはCLOSEボタンを押すまでは閉じない作りになっているので、同じ仕組みで統一してくれれば良いんですけどねえ。
…まぁ開発の方がこのサイトを見る可能性はほとんど無いとは思いますが…(・_・)
シミュレーション画面のカメラワーク・操作性が今ひとつ
戦闘(シミュレーション)時のカメラ操作がQキー、Eキーで画面回転できますが
マウス中(ホイール)ボタン押下→ドラッグで自由回転とかあるいはその他の自由回転機能をつけてほしいです。
またデフォルトでマウスホイールによる画面のズームイン・アウトには対応しておらず、ホイールは攻撃キャラ選択送りになっているのも直感的じゃないと思います。
※一応キー割り当てで変更はできます。
トラブルシューターの戦闘はXCOMやシャドウランシリーズのように障害物の遮蔽要素を駆使したポジショニングが重要になってきます。
ですので必然的に複雑に入り組んだマップ構成になっており、カメラ操作で地形を確認することが多くなります。
カメラ操作に関してはもう少し機能を充実してほしいというのが正直なところです。
また全体的に決定がマウスの右ボタンクリックになっていて、左ボタンクリックでないのも直感的に分かりづらいところ。
シミュレーション画面で行動キャンセルはできない様なので操作性に慣れるまでは選択ミスが多く若干ストレスが溜まる作りになっています。
が、これらはまだアーリーアクセスなので今後に期待したいと思います。
これコナンですよねえ…
あまり大きな声では言いにくいのですが、Troubleshooterのイベント時に流れる曲、モロに名探偵コナンというか太陽にほえろ!な感じで、まあぶっちゃけパクリだと思うんですよねえ( -_-)
こういうのはよろしく無いと思うので変えたほうが良いんじゃないかなぁと思います。
Troubleshooter ゲーム序盤を紹介
ここからは画像を交えてTroubleshooterのゲーム序盤を紹介します。
まずゲームを起動するとサーバー選択を行います。
このゲームは現状、プレイにオンライン状態が求められます。
※オフライン版も検討しているようです。
北米とアジアサーバーがありますので特にこだわりがなければアジアサーバーで良いのではないでしょうか。
難易度を選びます。デフォルトはEasyです。
この後チュートリアルが続きますが、それを終えるとAlbusが叔母さんから与えられた自宅(たぶん賃貸)に一度もどります。
そこでPCを開いてトラブルシューターとして活動するための登録を行います。
主人公Albusはトラブルシューターのオフィスを経営し、活動を行いながらストーリーを進めます。
事務所のカンパニーネームの入力とカンパニーのタイプを5つから選びます。
カンパニーネームは全世界に公開され簡単に変更できないと注意書きがあります。
慎重に考えたいですね。
カンパニータイプは
顧客満足度重視
エキスパート
個人主義
スカベンジャー
家族的
※画像撮り忘れ
があり、それぞれ受けられるメリットが異なります。
管理人は
- カンパニーネーム:Hisuoba(ヒスおば)
- 特徴:顧客満足度重視
にしました。
※ヒスおば(高津学長)については刀使ノ巫女を御覧ください(・_・)
カンパニーネームを登録するといよいよゲーム本編がスタートします。
メールを確認したり
依頼を確認
というような事ができるのですが、実はこの賃貸住宅で依頼を受けることはできず…。
Albusはこの後、元々10年前に両親と住んでいた街に戻ってそこでトラブルシューターのオフィスを開こうとします。
電車で3時間ほどかけて移動するわけですが、この世界では市民の移動の制限が厳しくよほどの事情でもないと好き勝手に街から出られないようです。
あるいは移動できるのはトラブルシューターの資格があるもの…
ということでAlbus君はじゃあこの車内は全員トラブルシューターなのか?!と回りを見渡すのですが…
おい!さっきから何見てんだゴルァ!!(#゚Д゚)
と気の強いねーちゃん、Bianca(ビアンカ)に因縁を付けられます。
謝るAlbus君ですが、このねーちゃん(#゚Д゚)ゴルァ!!(#゚Д゚)ゴルァ!!と言い続けて許してくれません(´・ω・`)
そこでビアンカと一緒にいた糸見沙耶香ではなく、Alisa(アリサ)が助けてくれます。
このアリサのデザイン、思わずヒスおばみたいに沙耶香ァ!と叫びたい気分になる。
電車内には他にも独特の風貌の客がおり、彼らもトラブルシューターなのかもしれません。
地元の街に戻ったAlbus君ですが、実績のない新米トラブルシューターなので事務所を貸してくれるところがなく、ほうぼうを尋ねて回ります。
そんな中、とあるオフィス候補のバーで賃貸契約を相談しているとトラブルに遭遇。
こいつらを叩きのめしたら家賃の敷金礼金を安くしてもらうことを条件に戦闘を行い…
ミッションコンプリートで無事オフィス開きとなりました。
オフィスは家賃を払わないといけないのですが、
- 戦闘6回後に50クレジット
- 戦闘12回後に100クレジット
の支払い方法が選べます。
支払い時にお金を持っていないといけない仕組みのようなので各戦闘後にちゃんと手持ちがあるかどうか注意しておかないといけないみたいですね。
その後はストーリーイベントをやったりオフィスで依頼を受けたりしながら事務所の拡大やキャラ育成などを進めていく流れとなります。
おわりに
以上Troubleshooterの紹介でした。
完成度は高くSRPGが好きなら楽しめる内容になっています。
ただ、テキスト読み取りツールとの相性は非常に悪く、
またテキスト量が膨大なのでストーリーを追っていくのは大変そうです。
キャラデザイン、ストーリー内容、コナン調のテーマ曲と日本人に親しみやすい要素が詰まっています。
ぜひ日本語を導入してほしいと思います。
あとは日本語さえあれば、日本でも売れるんじゃないかなぁと思います。
Steamでの30%OFFは2019年2月26日までなので気になる方はやってみてはどうでしょうか。
※管理人調べではTroubleshooterのゲームキーを売ってる(安全な)販売サイトは見つからなかったのでSteamで買うのが良いかと思います。
それでは~( ゚д゚)ノ