ステンドグラスを作り上げるパズルゲーム、
Glass MasqueradeをFanaticalにてDLC込み1ドルで購入したので遊んでみました。
そのレビューというか感想のようなものを書いてみたいと思います。
Glass MasqueradeのSteamページはこちらです。
執筆時において、Glass MasqueradeがFanaticalにてDLC込みのバンドルが1ドルで購入できます(期間限定セール)。
1ドルで全ての実績解除に必要なDLCも入っているのでお得だと思います!
[Disclosure:記事内にアフィリエイトリンクを含みます。詳しくはサイトポリシーをお読みください]
キー販売サイトの利用はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
情報には正確を期すよう努めていますが、
最終的なアクティベートの可否、収録言語等について一切責任は持てません。
セールには時間・本数等限りがあります。
アクセス時期によってはセールが終了している可能性があります。
サクサク進む良質なパズルゲーム
Glass Masqueradeは世界の都市を回り、その地方にまつわる題材をテーマとしたステンドグラス風パズルを完成させるというゲームです。
一応ストーリー?としては「世界時代展示会(原文ママ)」に向けてステンドグラスを完成させましょう~という内容になっています。
とはいえ、正直ストーリーなんて無いので
適当にマップを回ってパズルを完成させるという流れになります。
最初はフランスステージがおすすめらしいのでやってみます。
ステージを開始すると赤く塗られたパズルピースがいくつかあります。
これは盤面上の丸い印の箇所に合わせることができる、最初の手がかりとなります。
まずはこれらを当てはめ、次に本格的なパズルをスタートという流れが良いかと思います。
定石としては盤面端のラインに適合するピースを探してはめていくのがセオリーかと。
って説明するまでも無いんでしょうけど…(´・_・`)
次のような特徴があります。
- パズルピースは左クリックでつかめ、右クリックで選択解除。ドラッグ・アンド・ドロップで盤面まで動かす必要はない。
- ピースが置いてある場にマウスカーソルを当て、マウスホイール・スクロールでピース盤面が移り変わる(※この機能には問題があるので下で詳しく紹介)
- ピースを掴んで表示される状態のサイズが、盤面にそのまま当てはまるとは限らない
- ピースの色味は掴んだ状態のまま盤面に嵌まるとは限らない。盤面の光源により色がやや変化する場合も。
- ピースを置くときはやや判定がシビアなのでしっかり嵌まるように配置する必要あり
- ピースを置くときは盤面の縁や他のピースと接触している必要は無い。場所が正しければ他のピースに非接触でもいきなり置ける。
- ステージに難易度が設定されているけど難度1や2のものは無く、なぜわざわざ5段階精度にしてあるのかは不明。だったら3段階でええがな…( ´Д`)
こんな感じでしょうか。
試行錯誤しながらキレイなステンドグラス風のパズルが完成するのは楽しいです。
やることはマップを回ってステンドグラスを作っていくというシンプルなものになります。
1ステージにかかる時間は簡単なものだと5分ほど。
私のプレイでは複雑なものだと15分超えがいくつか、一つだけ20分を超えたものがありました。
ゲームには通常のステージ+DLCによる追加ステージがあります(無料DLCもあり)。
Fnaticalで1ドル購入したものには有料DLCが全部含まれているので、これだけで実績の解除はすべて行えます。
なお全てのSteam実績を解除するのにかかった時間は6.8時間でした。
ずっとぶっつづけてやるとかなり疲れるので、
集中して1日数ステージ…と進めたほうが良いと思います。
ただついついやってしまうんですよね…(›´ω`‹ )
一部挙動がおかしなところも
Glass Masqueradeは全体としてとても良質なパズルゲームだと思います。
ハッキリいって今回1ドルで買えたのはかなりお買い得と感じました。
定価は本体が498円ですが、それでも価格分の内容はあるかと思います。
そんな良ゲーのGlass Masqueradeですが、
一部動作がおかしなところもあります(´・_・`)
画面解像度の変更を受け付けない
Glass Masqueradeは画面の解像度変更が行なえますが、
これがさっぱり機能しません。
1920*1080等に設定してもゲームを終了→起動すれば
デフォルトの640*480に必ず戻されます。
というか、そもそもゲーム内で1920*1080にしても
何か描画が変わったようには見えないので、
解像度の変更自体がまともに機能していないのかもしれません。。。
パズルピースのサイクル方式はユーザーに誤解を招き分かりづらい
上でもちょこっと触れましたがこれは非常に分かりづらいのでちょっと補足( -_-)
Glass Masqueradeのパズルピースは内・外2つの円環上に配置されます。
こんな感じです。
ピースが置いてある、内・外の円環上にマウスカーソルを置いた状態でホイールスクロールすると回転して表示されるピースが移動していきます。
が、この円環、内側がぐるぐる動いても内側全体のピースが回転しているわけではなく、内側の右側と左側は独立しています。
そのくせ内側右のピースが移動すると内側左もつられて回転移動するという謎仕様です( -_-)
なので、一見すると内・外に2つの円環があってそれらが一つの環となってぐるぐる通して動いていると錯覚・誤解しやすくなっています。
画像で説明します。
今Cの箇所にマウスポインタを置いて、ホイールスクロールするとBとCの盤面がくるくると動きます。
しかし実際にはBのピースが回り回ってCの箇所に表示されることはありません。
CはC、BはBの箇所で独立してどんどん循環するだけです。
この時、Cだけ動いてBは動かなれば誤解にしにくいのですが、
あたかもB・C一体となって円環内をぐるりと動いているように見えるのでタチが悪いです( -_-)
なんでこんな分かりづらい設計にしてあるのかプレイしにくいことこの上ないです。
「簡単にピースが探せたら悔しいじゃないですかwww」という簡悔精神なのかしら(´・_・`)
せめて内円・外円で一緒には動かないようにしてくれるだけでも遊びやすくなるのに。
パズルピースの配置は実際は円のふりをした4ブロック独立制ですのでお気をつけを。
「ゆったりいやし系のパズル」とタイマー要素の組み合わせの悪さ
Glass Masqueradeはステンドグラスのパズルを作り上げる&癒し系のゆったりとしたミュージックという組み合わせで心地よいパズルゲームに見えます。
「見えます」というのは、実際にはパズル盤面上に常に時計の針が動いて描画されているので、プレイ時に妙に時間経過を意識してしまうんですよね( ̄д ̄)
この時計描画、癒し系の見た目・曲とどうもうまく噛み合ってない印象を受けました。
もちろんタイムアタック的なプレイもありだとは思います。
実際にパズル完成までの時間が完了後に表示されます。
が、ここまで大々的な時計の針の描画は要らなかったんじゃないかなぁと思います。
隅の方にカウントダウンタイマーでも小さく置いておけばパズルの雰囲気を阻害しなかったかと(´・_・`)
本ステージを残した状態でなぜか中途半端にエンディングが流れる
これがほんとによくわからないのですが、やったーあと1ステージでクリアだ~!
という、残りステージ1つを残すのみとなったところでマップに戻ると
いきなりエンディングのスタッフロールが表示されました( -_-)
なんでこんな仕様になっているのか…。
残った1ステージはDLCではなく、本編収録分のマップだったのですが…。
ちなみに残った最後の1マップをクリアし、
DLCを含め全面クリア扱いになったのですがなにも表示されませんでした( ̄д ̄)
以上のようなちょっとアレな点がややあります。
リリースから数年経っていてこの状態なのでおそらく今後改修はされないと思われます。。。
おわりに
Glass Masqueradeの感想・レビューでした。
キレイなステンドグラス風パズルは解いていてとても楽しく、良作パズルゲームという感想です。
実績の解除も複雑なことは何もなく、全ステージを終わらせればそれで全実績解除です。
やたらと実績の獲得を複雑・シビア化するよりも、コンプリートの気持ちよさも体験できてこういった形式の方が良いと思います。
7時間弱で全クリアできるボリュームを少ないと取るか適切と取るかですが、私は適切と感じました。
サクサクやって完結、積みゲーが多いのでスパッと次に移れたほうが個人的には嬉しいです。
Glass Masqueradeは2も出るみたいなので気になる方は本作を今のうちに遊んでみてはどうでしょうか。
訂正:すでに2はリリース済みでした。
以上Glass Masqueradeの紹介でした。
それでは( ゚д゚)ノ