この記事はただのゲーム日記です(・_・)
コーエーテクモの
信長の野望 創造 戦国立志伝
こちらのPC版は2016年に発売されたゲーム。
私も発売直後にAmazonで箱蹴り品を6,000円台半ばで買って遊んでいましたが
3年の中断期間を経てこの度再開、全てのSteam実績を解除しました。
残念ながら世間ではクソゲー呼ばわりされる事も多いこの戦国立志伝。
ただ私はその評価はゲームそのものではなく他の要因が大きいと思ってます(詳細は後ほど)。
全ての実績を解除した機会に、私なりの感想を書いてみたいと思います。
大坂の陣の実績解除は初級でもいい
私は3年間、残り2つの実績だけを達成しないまま放置していました。
その2つは
- 真田幸村で大坂の陣に勝利する
- 徳川家康で大坂の陣に勝利する
です。
この2つとも「戦国伝」という自分で合戦采配を行うストーリーイベントをこなし、最終的に勝利する事で実績解除となります。
私は戦国立志伝の合戦が苦手で普段からOFFにして遊んでたので、この2つをずっと放置してました。
しかし最近、まともな大河ドラマもまた始まって自分の中でブームが再燃。
これを機会にチャレンジしてみた次第です(´ω`)
今回は実績解除が第一目標だったので難易度「初級」で行いました。
初級でも問題なく実績は解除できます。
このように、合戦がネックで敬遠している方は
難易度を下げるってのも一つの手だと思います。
大坂の陣の戦国伝は真田幸村を通して豊臣側の生き様を、
徳川家康を通して徳川側の生き様をそれぞれ垣間見る事ができます。
2つのシナリオを終わらせた今、
「なんでもっと早くやらなかったんだろう」
と思いました。とてもいいお話が展開されてました。
ただ、途中で伊達政宗が水野隊ごと後ろから撃つシーンで挟まれる演出が
それまで伊達政宗でプレイしてイベントをこなしていないと
ちょっと分かりづらかったです(政宗のお父さんが自分を撃て!というのが出てくる回想シーン。たぶん政宗の戦国伝で何らかのイベントがあるのだと思われる)。
私は全くゲーム内で政宗プレイをやってなかったので
とりあえず歴史的な伝聞を元に脳内補完してなんとか解釈しときました。
それにしても政宗プレイってナムコの独眼竜政宗のイメージが強すぎて
あれが最高傑作だと思ってるので、なかなか食指が動か無いんですよねえ。
せめて「やぶさめ」でもあればやる気も出るんですけど。
戦国立志伝 大坂の陣 真田幸村 徳川家康ダイジェスト
この項はネタバレを含むので見たくない方は飛ばしてくださいm(_ _)m
真田サイドは途中も割と大変なんですが、やっぱり最後の家康戦が一番大変。
大助が秀頼と出陣という熱い展開です。
全員で家康を囲んでボコボコにします。
その後イベントが入り、秀忠も倒します。
秀忠の首をとった後は、立花宗茂とのイベントもあり。
徳川幕府を壊滅させた後は大坂から仲間が去り、幸村も旅立ちます。
そしてここでゲーム終了かな?と思ったのですが、
やろうと思えばここから続きができるようです。
幸村は上田に帰って、なんと信之の家臣になります。
そして阿梅も一緒に上田に帰ります(大助も一緒です)。
なお、宇喜多秀家もちゃっかり八丈島から脱出したもよう(泳いで参った)。
大坂の陣で幸村と一緒に戦った明石全登も宇喜多家に戻ってます。
この「家康・秀忠がいなくなり徳川幕府が解体した後の日本」
の続きも遊ぶことができるので、これはこれで面白そうな感じです。
徳川の残党や秀頼&毛利勝永を相手に上田から天下を狙うのも楽しそうですね(・∀・)
一方、徳川家康で大坂の陣に勝つと…。
天下泰平の世が訪れます。
阿梅は片倉重長のお家で暮らすことに。
なお、阿梅の下にはその後幸村の家臣がたどり着いて
一緒に片倉家に使えて暮らすことになった―との説明がありました。
家康は家康で駿府の城主であり続けます。
問題はここから家康が天下を狙うことができるのか?
一応軍団ごと出奔できるようにはなってましたので
秀忠相手に戦うことはできそうな雰囲気です。
ただし家康の場合、寿命が残り少ないと思うので
天下統一は難しそうですね(´・_・`)
「寿命なし」、「討死なし」の設定でやるという手もありますが…。
全実績解除を終え、総プレイ時間250時間での感想
Steamを見ると私はこの記事を書いてる時点で
信長の野望 創造 戦国立志伝を250時間やってるそうです。
なおSteam上では2016年に購入して程ない頃に「おすすめしない」の評価をつけています。それは主にコーエーのやり口にムカついたのがほぼ全ての原因です。
しかしその後、結局250時間も遊び、実績全解除までやってきました。
実際のプレイは最初に肝属で島津相手に厳しい状態から惣無事令でクリアして
その後は立花誾千代(日本全てを支配下にした)、毛利勝永、立花宗茂、井伊直虎、長宗我部元親、豊臣秀吉、宇喜多秀家、佐竹義重、後は他にもなんか架空武将でとかで色々やったような気がします。
一方信長、家康、政宗とかメジャーどころは全くやってません。
その結果たどり着いた感想としては
戦国立志伝はとてもいいゲーム・面白いゲーム
だと思います。
なんと言っても武将プレイできるのが面白いんですよね。
一介の武将が下の立場からどんどん成り上がっていく~
のを体験できるのが素晴らしい。
…とゲーム自体は良いんだけど、この戦国立志伝、
とにかく当時のコーエーの売り方があまりにも卑怯&汚すぎて
リリース直後にユーザーの怒りの声で溢れかえってたのもまごうことなき事実。
そう言えば最初の頃、コーエーがSteamのリリース日を改ざんしてリリース直後からの不評レビューを丸ごと消したりもしてましたねー( ´Д`)
「操作を間違えました」とか言ってたけど間違えるわけ無いやろと思います。
味方を撃ったり合戦にわざと遅れてやってきた政宗並みに苦しい言い訳(´・ω・`)
さも太閤立志伝の後継のような感じで煽って宣伝しておいて、
実際に蓋を開けてみたら創造がベース、しかも創造PKがすでに出ているのに
一部がそれから劣化したシステムになっているーというのが当時話題になっていました。
後にも先にもSteamでここまで大量のレビュー数があるのに
長期間「圧倒的不評」で真っ赤っかの評価とか見たことありません。
ていうか「Steamで圧倒的不評って状況があるんだ( ゚д゚)!」って当時思いました。
まあその次に出た「大志」も真っ赤っかだったけど( ´Д`)
また開発陣は
アップデート三段撃ち!
とか言ってましたが、
何のことはない、未完成の不良品を売りつけて
後からのんびり完成させるといういつものコーエーの手口。
そういえいばリリース直後、バグが発生して皆困ってるのにGWはしっかり休んでましたね。
まあ休むのは当然の権利なのでそれは良いんだけど
その前に最低限のバグが出ないようしっかり
検証してリリースしてほしいもんです( -_-)
そして途中のアップデートにて画面の特定のところにマウスカーソルをもっていくとゲームがもれなくクラッシュするというような事もありました。
イベントエディタの実装!とか謳ってましたが、
実際はただの紙芝居が作れるだけでゲーム内イベントも何も作れたもんじゃありません。
これも、さも太閤立志伝Vっぽく煽ってたと当時の事を覚えてます。
この様に、このゲームを通していろいろコーエーの体質が世間で明るみになったのが懐かしいです。
…懐かしいけどあの頃はああだったねと笑って済ませられないのがまたなんとも…( ´Д`)
コーエーが戦国立志伝に対する世間の声を真摯に聞き、
その後反省したのか?というと今の所、特にそれも無さそうなご様子(´・_・`)
続く「信長の野望 大志」や「三國志13」でやってたことを思えば
おそらく企業体質としてそう簡単には変わらないのかもしれません。
繰り返しになりますが、戦国立志伝のゲーム自体に罪はなく私はとても面白いと思っています。
客観的に見れば決してクソゲーではないと思います。
メーカーがコンセプト・実際の内容を正直かつ真摯に説明してリリースすればここまで叩かれなかったんじゃないでしょうか。
多少騙してでも良いから売ってやろう的なやり方では
いくらコーエーの譜代ユーザーでもだんだんついてこなくなります(´・_・`)
肝心のゲーム内容としては名作と呼ばれた信長の野望PKをベースに
作られているので戦国立志伝自体はちゃんと面白く出来上がってるのに
それが評価に直結していないのが残念です(´・_・`)
おわりに
私は自分で買った信長の野望はこの戦国立志伝が初だったりします。
(子供の頃は信長の野望を友達に借りたりしてました🐣)
そして最新作の大志は買ってないので
他のシリーズに比べて~ってことは特に言えません。
が1本のゲームとして考えた場合、
買っても全く損はない面白いゲームだと思います。
(定価は高すぎるけど)
信長の野望の後継作がもう何も期待できない現状、
この戦国立志伝とは今後もたまに遊ぶことがあるような
長い付き合いになりそうです🌸
これから買う人はそんなにいないかもしれませんが個人的な意見としては
- コーエーのサイト、特にプロモーションムービーは良いところを厳選して切り取って作ってあるので話半分で受け取っておく(過度に期待しない)
- 合戦采配は理不尽さもあってやや難しいが、いざとなったらやらなくてもいいので気楽に
- 定価では高すぎるけど、セール時なら買ってもいいと思う
- BGMはむちゃくちゃカッコいい。私は特に「敢然たる鋭鋒」がお気に入りです。
って感じでしょうか。
武将プレイの信長の野望ってこの戦国立志伝しか無いので
その点では唯一無二の存在だと思います。
そこがこの作品の大きなストロングポイントかと。
武将プレイのおかげで当事者としていろんな歴史のifを楽しめるのも戦国立志伝の良い点。
バリバリの最新作コーエーゲームではないですが、かと言って特に古さも感じません。キャラグラフィックもきれいです。
Steam上の評価は散々ですが戦国立志伝が
気になる方は手にとって遊んでみてほしいなぁと思います。
それでは。
※当記事の内容上、イベント画像ばかりになってしまいました。
詳しいゲーム性については公式サイト等で確認してください。