Dusk Diver 酉閃町 レビュー #3 | クリア後の感想

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レビュー

Steam版Dusk Diver 酉閃町をやっとこさクリアしたので
そのレビュー・感想のようなものです。

以下メインシナリオのネタバレがあるのでご了承ください。

過去記事はこちら

Dusk Diver 酉閃町は家庭機用版もあります。

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最終ステージは予想外に楽。最難関はその一つ手前( -_-)

終盤の立ち回り

ゲームプレイ時間12時間でクリアしました。

ただ、そのうち3時間近く(体感時間)は街のお使いクエストやガチャガチャ引きに費やしていると思うので、10時間あれば十分クリアできるほどのボリュームだと思います。
ただぶっ通しで10時間でクリアできるとは思えません(主に体力的な問題。詳細は後ほど😥)。

クリアしてわかった事ですがDusk Diver 酉閃町のメインミッションは12章で終了のようです。

メインストーリーの章立てはこんな感じ。この他にもサイドミッション等があります。

さて前回の#2で書いたように、3人目の仲間リ・ヴェーダ加入頃から敵が更に固くなって辛くなってきます。
その辛いというのはひたすらボタンを連打するはめになるので肉体的な意味でです(´・_・`)

メインストーリー8章の1回目のネメア戦はこれまでのようなコンボ連打のゴリ押しで勝てる相手ではなくなり、回避、距離詰め、場合によっては距離取りといった立ち回りが要求されるようになります。

回避+位置取りが要求される

この辺りから敵ボスは突進を伴う長距離移動・ジャンプ・ワープ等を使いながら戦闘ステージ内を大きく移動するようになるので、Rトリガーの緊急回避を回避行動に使う以外にも距離詰めダッシュにも使わないといつまで経っても相手に近接できなくなります。
しかし、かと言ってRトリガー連発だといざという時の緊急回避ができませんのでトリガーゲージの溜まり具合も考慮して使っていく必要があります。

このネメア戦辺りから私のようなアクションゲームが苦手な人は回復アイテムを装備して使わないと厳しくなってくると思います( -_-)

なお私はアイテムの使い方がこの終盤になるまで分かっておらず、それまで何も使わずに進めていました…😥

アイテムの使い方は、西門町にいる時にメニュー画面でアイテムを選ぶとコントローラーの十字キー(方向キー)4箇所に割当てて装備ができます。
⬆の画像左下隅にあるように、戦闘時において通常十字キーはリーオウ、バッへ、リ・ヴェーダの召喚切り替えに割り当ててありますが、LBボタンを押すとここが装備アイテムのメニューに切り替わります。
つまりLB+方向キーのどれかを押すことでアイテムが瞬時に使えるという仕組みです。

ただピンチで急いで回復アイテムを使いたい時にこのLBボタン+十字キーというのはなかなか押しにくい…。
体力ゲージ等の管理は余裕をもって行ったほうがいいかもしれません。

さてDusk Diver 酉閃町の中・終盤のステージの流れは

  1. ネメア戦(1回目)
  2. リーオウ戦
  3. バッへ+リ・ヴェーダ戦
  4. 防衛装置起動ステージ
  5. 最終ステージ・ネメア戦(1回目とは全くパターンが違う)

となりますが、
まず1回目のネメア戦でこれまでのゴリ押しが効かなくなるのでそこで難易度がドンと跳ね上がります。
リーオウ戦とその後のバッへ+リ・ヴェーダ戦(実際は1人ずつ戦う)は基本的に側面に回り込む事を心がけてひたすら攻撃でOK。
なので、最初に各人と戦った時と似たような感じで大丈夫です。
ただ連戦になるので回復アイテムはあったほうが良いですね😥

最大難易度は防衛装置起動ステージ

問題は11章の防衛装置起動ステージ。
ここがこのゲームの最大難易度になっています。

とにかく敵が多い、敵が固い、ステージギミックが鬱陶しい

防衛装置起動ステージは

  • ステージ自体は広いが敵を相手にする際には移動制限で狭い箇所が多い
  • 敵が半端じゃなく多い
  • その敵が異様に固い
  • 大型の強い敵がいっぺんに大量に出てくる
  • ステージギミックで爆撃が入るのでその回避行動も必要

と、とにかく時間がかかる上にダメージをもらいやすくなっています。
Dusk Diver 酉閃町は基本的に1ステージが30分ほどの戦闘で終わる作りになっていますが、私はこの防衛装置起動ステージに1時間以上かかりました。

緊急回避を効果的に使うことが求められる

この間1時間、ひたすらボタンを押し続ける事になるので
指・腕がクタクタになるわ、Xbox360コントローラーのスティック表面が擦り切れてプラスチック片が出てしまうわ(そもそも機器が古いこともあるけど)などとにかく肉体的にハードなステージとなっております(›´ω`‹ )

誘導して爆撃に巻き込んでもあまりダメージを与えられないです( -_-)

大型の敵でも一体ずつ相手ができればまだ楽なんでしょうけど
とにかく集団で襲い掛かってくるので結局強い敵を複数狭い場所で相手にし爆撃も回避しつつ…となるので厳しいステージです。

とは言え攻略法はとにかく大型の敵は各個撃破。
右スティックの押し込みでターゲットロックオンができるのでそれを使いつつ確実に1体づつ倒していくしかないです。

で、ようやくステージ11をクリアした時は

何考えてこんな仕様にしたんだ

と思いました(´・_・`)

なおこのステージで出てくるこれ⬇

これってドラえもんでのび太のママがテレビを叩いて治す時のアレが元ネタですよね…(^_^;)

最終戦はとても楽

反面、ミッション12の最終ステージは拍子抜けするくらい楽でした。

ここでOPのシーンにつながる

広いステージの上で湧いてくる敵と戦うんですが、場所が広いので回避しやすく、一つ前の防衛装置ステージに比べれば敵は少ないので楽に立ち回れます。

またステージの端にはアイテムボックスが多めに配置してあるので
いざとなったらそれを割れば回復も可能です。

私は主にユモの強攻撃に併せてリ・ヴェーダを召喚するという攻撃で
召喚ゲージ回復の青い玉が敵から大量に出せますのでそれでゲージを溜めつつ召喚をひたすら繰り返すように心がけました。

最後は覚醒したネメアと戦いますが基本的に相手の側面or背面に回っておけば攻撃は当たりません。

たまに前身からオーラを出して全方位攻撃になりますが、あまりダメージは大きくないですし、ネメアは途中から弱い敵を周囲に召喚しますのでそれを倒していけばHP回復の緑の玉は十分手に入ります。

ネメア戦で気をつけるのはジャンプ攻撃ですが、これも消えてワンテンポ置いてからRトリガーで緊急回避すれば簡単に避けられます。

このジャストタイミング回避が比較的簡単に決まるので、むしろジャンプしてくれたほうがチャンスになると思います。
という感じで1回目にネメアと戦った時よりは遥かに楽なので後はコツコツ削り続けます。

途中からイベントが入ってLB+RBでの変身が常時継続状態になります。
ここからはゲージが貯まるたびに必殺技を叩き込んでいけば勝てますので後は落ち着いて対処すればクリアできると思います。

長い戦いが終わりました。

最終ステージは40分ほどでクリアとなりました。

クリア後の世界

クリア後はなんかよく分からんけどネメアも西門町のコンビニで一緒に過ごすようになったようです。

ただストーリー的にそれはいいのか?って気もするけど…😥

またクリア後は4人目の仲間が加入します。

PS4とスイッチ版はネメアが使えるようですが、Steam版ではクマ店長が加入します。

このクマ店長、召喚攻撃は前方の超広範囲にダッシュして敵を一掃

RB攻撃はファンネル(見た感じ独立可動式なのでビットかもしれない)のようなものを沢山飛ばして敵を狙撃してくれます。

ちょっと使っただけですがかなり強いと感じました。

クマ店長がいればメインシナリオで難しかったステージも再チャレンジすれば楽に攻略できるかもしれません🐻

Dusk Diver 酉閃町感想まとめ

豪華なキャスト

Dusk Diver 酉閃町 メインシナリオクリア時点の感想をまとめると…

  • ゲーム自体は面白くて良いが一部バランスが理不尽
  • ひたすらボタン連打で肉体的にキツイ
  • Steamの売り文句に「爽快アクション」とあるけど敵が固すぎて爽快感は無い
  • 豪華日本語声優陣が良ポイント
  • メインシナリオクリア時間は10時間ほどと短いが、やりこみ要素もあるのでトータルで考えるとそこそこのボリュームはある
  • が、定価3,900円はあまりにも高すぎる。半額でもどうか?と感じた。
  • アクションが相当苦手な人(管理人)でも肉体ダメージを犠牲にすればメインシナリオはクリアできる
  • ただし、アクションが苦手な人はどうしてもクリアできないサブクエストがある(ジャンプやダッシュ時の立ち回りがシビアなクエストあり)
  • 実績を全て解除するのは茨の道(全ステージSランクは相当厳しい…)
  • 続編を作って欲しい

という感想です。

細かい粗を探せば色々あります(´・_・`)

お使いクエストで移動先が直感的に分かりづらいとか、戦闘時カメラが近すぎて見にくいとか、シナリオも分かったような分からんような感じの部分はありますし…。

一番わかりにくいのは崑崙界というものが登場人物のセリフのみで描かれていてイメージが想像しにくい点。
西門町・酉閃町の他に、崑崙人の住む街などに行くイベントを1回でも挟めばもっとイメージも膨らんでストーリーも理解しやすかったんじゃないかなぁと思います。

後は龍脈石のある場所が途中からメインシナリオの都合上ナビゲート無しになるのが地味にめんどくさかったです。
ただこれらを補ってあまりある良作だと感じました。

とはいえこの内容で3,900円は高いと思います。
Steamの他のゲームを考えるとボリューム的にも高くても1,980円。
正直1,500円ほどが妥当な定価と感じました。

家庭用機はだいぶ値も下がっていますのでそちらを買うか
Steamのセール時には1,000円ほどになるようなのでそれを狙ったほうが良いと思います。
1,000円台の前半であれば内容に十分見合った価格だと思います。

※家庭用機とSteam用ではクリア後の4人目の仲間が異なる点に注意です。

Dusk Diver 酉閃町、ちょっと甘いけど個人的には80/100点という感想です。
アクションゲームが苦手だけどなんだかんだでちゃんとエンディングが見られたので点数高めにしました。
(ただこれは定価で買わなかった場合の評価)

ゲームとしてはとても良くできているので是非とも続編を期待したいと思います。

それでは( ゚д゚)ノ

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