パズル探偵スカウト レビュー | パズルの力で捜査開始!

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レビュー

リリース時からずっと気になっていたゲーム、

パズル探偵スカウト

のSteam版をこの度購入して遊んでみたので
そのレビュー、感想のようなものを書きたいと思います。

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ピクセルパズル+ミステリーアドベンチャーゲームが融合

今回レビューするパズル探偵スカウト(英語タイトル:Murder by Numbers)はGMG(Green Man Gaming)で購入しました。

Murder by Numbers

GMGの割引だとSteamの過去最安値よりも安いのでお買い得です(当記事執筆時において)

日本語もちゃんと入ってました( ‘ω’ )و

まず高速起動にびっくりする

パズル探偵スカウトはミステリーものアドベンチャーゲームとピクロスによるパズル(ピクセルパズル)が融合したゲームです。

でゲーム内容のお話の前にまず言っておきたい事が。

このパズル探偵スカウト、とんでもない速さでゲームが起動します( ゚д゚)

ゲーム起動時のロゴ表示等が全く無く、いきなりテーマ曲+OPアニメが流れるというシンプルなつくり。
まさに「こういうので良いんだよ」なユーザーフレンドリーな設計になってます。

私もSteamでこれまで数多くのゲームを遊んできましたが、このパズル探偵スカウトがぶっちぎりでNo.1の高速起動ゲームです。

えっ、Steamのゲームってこんなに早く起動できるの!?ってびっくりしました。

なお最初いきなり歌が始まるので音量にはご注意ください(^_^;)
この高速起動は他のゲームでも見習ってほしいと思いました。

パズル探偵スカウト 良い点

アドベンチャーとパズルがうまく融合している

パズル探偵スカウトは殺人事件を解き明かすミステリーアドベンチャーのパートと、そのためのヒントを得ていくピクセルパズルのパートに大きく別れています。

基本的にはまずパズルありきで、そこで集めた「証拠」をアドベンチャー部の要所で提示することでストーリーが進んでいく仕組みです。

スカウトのスキャン機能で事件解決のヒントになりそうな証拠品を探っていきます

なお「スカウト」というのは主人公の相棒のロボットのことであり、主人公がスカウトさんではないです。
私は購入前までてっきり主人公の事だと思ってました(^_^;)

パズルをじっくり解けばいいのでクリアしやすい

ピクセルパズルはじっくり考えて解けば良い形式なので落ち着いて遊べるのも良い点です。

※まだ序盤しかやってないので、この後時間制限システムがある可能性も0ではないですが…😥

またどうしてもクリアできない方のために難易度調整やヒントモードも実装されているので、それを駆使すればピクセルパズルが苦手な方でもエンディングまでは行けそうな雰囲気なのも良いと思います。

日本人にも受け入れやすいキャラクターデザイン

主人公は画像左のホナーさん。人気TVシリーズで探偵役の役者でしたが冒頭で降板を言い渡されます(´・ω・`)

パズル探偵スカウトのキャラクターデザインは日本人にも受け入れやすいビジュアルだと思います。

それでいて、どこか日本人がデザインしたのとはちょっと違うオシャレな雰囲気になっているのも良いと思いました。
(実際にどんな方がデザインしてるかは不明ですが)

パズル探偵スカウト ここはちょっと…な点

UI等肝心なところが説明不足

パズル探偵スカウト、最初にまず悩むのがピクセルパズル画面のUIだと思います( -_-)

最初のパズルのところで、さあ解いてみよう!的なことになるのですが、マウス操作やUIについて説明がありません…。

補足すると

  • マウスの左クリック:塗りつぶし
  • マウスの右クリック:×でマスを埋める
  • ドラッグで連続マス埋め

です。

またパズル画面の上部にこのような箇所(画像上部の赤枠で囲った箇所)があります。
(当然?説明は何もありません😥)

ここはマス塗りの際の表示方法を示していて、
□で塗るか塗りつぶしをするかをクリックで切り替えます。

このように肝心なパズル画面の説明が不足しているはちょっといただけません( -_-)

また他にもセーブをする際にセーブ画面を呼び出す→セーブをせずに抜けるということが出来ないようです。

UIがもっと洗練されていれば…説明がもっとあれば…と思うところがいくつか見受けられました。

出来上がったパズルが若干微妙な気はちょいちょいします😥

セリフがオートで高速自動送りになり追いきれないことが多い

アドベンチャー部分では割と多めのテキストが流れるのですが、演出のため一部のテキストがまだ読み終わらないのにさっさと消えて次に移るーということが多々あります。

通常ゲーム中のテキスト送りはマウスクリックで進行するのですが、
それをさせずにドカッと大量の文章を流してすぐに自動で消すというシーンが多いです。

私はせっかく表示されるテキストなのでしっかりと読んで味わって進みたいし、
それがシナリオライターさんへのリスペクトにも繋がるという考えなんですが、
とにかく読むのが不可能なほどの高速表示→さっさと消える→次へということがこのゲームは多いですね😥

演出上の効果を狙ってこのようになっていると思われますが、
これは次に触れる項とも関係して
パズル探偵スカウトの演出がクドめと感じる一因にもなっています。

その反面、ここは時間経過後の自動送りでいいのでは?というシーンチェンジ時に出てくる「数時間後」というような表示はクリックするまで消えません。
更にこの時、クリックを促すカーソル等は表示されないのでとても分かりにくいです( -_-)

細かいところではありますが、
なんか些細なところで詰めが甘いと言うか演出がちぐはぐな印象を受けました。

演出がくどい

この項は大量テキスト早送りとも関わってくるのですが、
アドベンチャー部分で登場人物の立ち絵を反転させたりドタバタとサウンドを入れたりする演出があまりにも過剰すぎるかなぁと思いました。

この手法は表現の手段としてはもちろん効果的なんだけど、
それがあまりにも執拗に繰り返えされるため、くどい・しつこいという印象を受けました😥

ややマニアックなテキスト

これは一部の方には良い点でもあると思うんですが、
パズル探偵スカウトのテキスト中に「ウィリアム・シャトナー」、「HAL 9000」という単語がごく当たり前ように登場し、そしてそれに対するフォローが無いまま話が進んでいきます。

いわゆる会話中の言葉遊びと言うかジョーク的なシーンで用いられているので、さらっと流してもゲーム本編には特に支障はありません。

私はSF好きなのでこれらの単語は見ただけで分かってクスッとする場面なんですが、
反面SFに興味がなかったりこれらの単語を知らない方から見たら、
突然わけのわからない言葉が出てしかもそのまま話が進むので混乱してしまうんじゃないかと思います😥

補足

  • ウィリアム・シャトナー:スター・トレックシリーズのエンタープライズ号艦長、カークを演じた役者
  • HAL 9000:2001年宇宙の旅 に出てくるコンピューターの事

日本語がわかりにくい箇所が多々あり

アドベンチャーパートで表示されるテキストで日本語、特に言い回しがわかりにくい点があります。

お話の大まかな方向性を理解するのに問題はなさそうですが、どうやら細部まで完全に純日本人による翻訳ではなさそうです。

とはいえパズル探偵スカウトは価格も抑えめなのでこれはまあ予算的に仕方ないかなぁと思います。

全部英語よりは遥かに良いので贅沢は言えないですよね(^_^;)

最初の出会いで解いたパズルが微妙(性的な意味で)なのはどうなの?って気もします😥

まとめ:買って損はないと思う

ということでパズル探偵スカウトの序盤を遊んだ段階でのレビュー・感想でした。

ピクセルパズルとアドベンチャーがうまく融合していてどちらが好きでも楽しめるゲームだと思いました。

キャラクターデザインもおしゃれな感じでビジュアル面からも親しみやすいと思います。

⬆では今一つな点を多く挙げることになってしまいましたが、トータルで見るとそれらはほんの些細なことであって総合的に見て良ゲーだと思います。

のんびり進めていってもそのうちクリアできると思いますので
またクリア後に最終的な感想も書いてみたいと思います。

GMGでは値段も手頃になってきていますので気になる方は遊んでみてはどうでしょうか。

それでは。

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