スクウェア・エニックスのソシャゲ、刀使ノ巫女刻みし一閃の燈火(とじとも)
PC版のサービスが2020/12/23で終了となりました。
今回の終了はプラットフォームのShift自体がサービスを終了してしまう事が原因です。
が、とじとも側にも「そりゃないだろ」と思う点があったので感想など述べたいと思います(´・_・`)
サ終は仕方ない、しかし運営の対応はダメ
とじとものPC版はShiftというプラットフォーム・アプリケーション内で動かすという形式のゲームでしたが、そのShift自体が2020年12月23日を持ってサービス終了。
利益が出なかったんで畳むって感じなのでしょう。
畳むこと自体は企業判断なので仕方ないかと思います。
私は今までShiftを通じてPCで快適(とじともが快適とは言ってない)に遊ばせてもらったのでShiftには感謝しかありません。
が、Shiftサ終に関して「とじとも側の対応がそりゃないだろ」と思うところもありまして。
それは
サ終が迫っても何も通知をしない
という点( -_-)
Shift終了のお知らせが出た10月の下旬では、すぐにとじとものアプリ内で本件に関するお知らせがありました。
それはまあ素晴らしいことだと思います。対応はとても迅速でした。
が、その1度だけでその後はサ終までの間に一度も注意喚起のお知らせは無し
でした。
とじともをやってる方は分かると思うんですが、
とじとものお知らせ通知はどんどん下に流れていって過去分がとても見にくかったり(そもそもUIがダメ)、この運営は突然通知自体消して無かったことにするので
今アプリ周りに何が起きているのか?という状況把握が非常にやりにくいゲームです。
例えば久々にログインした人が2ヶ月前の通知なんてさかのぼって探すのは至難の業です。
またいくらShiftのプラットフォームは自分たちが作ってないとは言え、ゲーム自体をPC化にした作業はスクエニ及び外注先なりがやってるでしょうから、
自分らは一切関係ない、知らぬ存ぜぬというのは根本的に違うと思います( -_-)
提供するアプリ環境の一端を担うものが突然サ終という大きな動きが発生しているのですから、常識で考えて1月前、1週間前、前日、当日…と注意喚起をして然るべきだと私は思います。
ていうかユーザーのことを考えるならまず普通はやるでしょう
サービス業として当たり前の常識や思考能力があれば。
別になんか難しいことをやれとか言ってるわけではありません。
アプリ内のお知らせに定期的にちょっと一言を書くだけで良いのに、それすら一切やらないのはソシャゲの運営態度としてどうなん?と思いました。
自己顕示欲丸出しのしょうもない開発陣の動画とかやってる暇があったらPC版で遊んでくれているユーザーのためにサ終の注意喚起を段階的にしなさいよと思うわけです。
これもまた「簡単にPC版の残った石を使い切られたら悔しいじゃないですかwww」っていう簡悔精神かもしれません。
「明日で終了です、本日で終了です」との通知ぐらいはギリギリ最低限の誠意として出すべきでしょう。
ていうか出さないことは極めて異常かつ不誠実だと私は思います。
Twitterとかで通知をやってたのかもしれませんが(私はとじとものTwitterは見てない)、仮にそうだとしても肝心のアプリ内で通知をすべき。
全員が全員Twitterとか見てるわけじゃないですし。
こういった所がとじとも運営の根本的にダメなところだと思います。
この運営はサービススタート時から余計なことはやるけど、少し考えれば分かるようなユーザーにとって大事な事はやらないんですよねえ。
私もほぼ1年ぶりにとじともに復帰して遊んでるんですが、1年経っても相変わらずだなあと思うことばかりです。
体制が変わらん限りたぶんもう何も改善されないんでしょう( -_-)
なお、Shiftのサービスが終わったら速攻でとじとも内で通知だけは出るようになってました。
これが出せるってことは内々に作業はしてたってことの証左。
じゃあなんで定期的な事前通知一つユーザーに対して書けないんですか?って事にまた戻るわけで。
なんだかなあと思います。
とじとも復帰後の感想
ほぼ1年のブランクがありますが、復帰して思ったことは
- ダメだったUIが更に酷くなってる
- 相変わらずアプリメンテナンスのたびに問題を起こしその対応も遅い
- 日高見派とかいうヘイト集団
- ヤンキーはあれ本気で人気が出ると思ってプレイアブル化してるのか?
- オリキャラを沢山増やしてるけど、ただキャラ追加すれば人気が出ると思ってる驕り高ぶり言語道断
という感じです。いくつか個別に触れます。
●UIが更にだめになってる
UIについてはキズナシステムの導入で戦闘終了後に画面をタップしなければいけない回数が更に増加しました。
毎回毎回強制的にタップさせる回数を更に増やしてどうするんだと。
もともとこのゲームは1度の戦闘後に無駄にタップさせる回数が多かったのにそれを更に悪化させるとは、ほんとこの仕様を考え・採用した人間はおかしいセンスが無いと思います。
今どきユーザの利便性を損なうデザインはダメでしょう。
私が決裁権者なら絶対にハンコを押しませんわ( ´Д`)
●日高見派とかいうヘイト集団&ヤンキーのプレイアブル化
以下少しネタバレです。
メインストーリーは刀使ノ巫女のアニメ終了後の展開が描かれており、主に美炎の秘密について話が進んでいきます。
その核となる要素として舞草・日高見派という集団が出てきます。
そもそも舞草内部がそんなに分裂してたらアニメ版で茜様が権力集中して折神家の対抗勢力となりえたのか?という気もしますが、それはこの際おいておきます( -_-)
で、この日高見派が美炎に対して人体実験をしようとするわけですが、まあ一言で言って自分らの都合ばかり語る胸くそ悪いヘイト集団なわけですよ( ´Д`)
で、その日高見派の一員なのがヤンキーこと稲河暁。
1年前に突然何の前フリもなくプレイアブル化されてねじ込まれてきたキャラです。
個人的な感想ですがメインストーリーを読んでて、
このキャラ人気出るのか?ていうか、今の所ヘイト要素しかないこのキャラをプレイアブル化する意味とは…と思いました。
なおバイクバイク言ってますけど、この人高1なので取れて原付き免許ですよね。
この世界の設定がどうなのか知らんけど…。
これならまだ調査隊の一員である鈴本葉菜をプレイアブル化してあげるのがスジじゃないのかと(›´ω`‹ )
●オリキャラを沢山増やしてるけど、ただキャラ追加すれば人気が出ると思ってる驕り高ぶり言語道断
この1年で追加されたとじとものオリキャラは稲河暁、伊南栖羽(一応小説版が初出)、新多弘名と3人もいます。
その前の2年では、山城由依、播つぐみ、岩倉早苗の3人が追加されました。
- 山城由依についてはメインストーリー序盤から話に絡む重要な役どころ。
- 播つぐみはとじとものサービスがスタートした後ユーザー人気に火が付いて人気投票第一位で実装されたという押しも押されもせぬ背景。
- 岩倉早苗はオリジナルの刀使ノ巫女に登場したキャラクター。
ということで3人共実装には三者三様の深い理由付けがあります。
がこの1年で実装した後発の3人はどうも扱いが雑というかいきなりねじ込んできた感が高い。
私の記憶では稲河暁については実装時に特別な小イベントでストーリーが展開されキャラの肉付けがされました。
ただしその時点においてキャラの掘り下げが出来たとは到底思えない薄い内容かつ、実装後のメインストーリーを進めればとんでもないヘイト集団、日高見派の一員であることがわかります。
伊南栖羽に関しては私は実装時にイジツに出かけていて不在(荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズに集中していた)だったのでどういう展開だったか不明です。
新多弘名については先日の実装時に復帰していたので状況は見てますが、イベント等で専用のストーリー展開は行われず一応今やってる狂頭戦共闘戦でストーリーらしきものがあります。
また新多弘名については先日の本渡楓のとじらじで中の人がオーディションではなく指名と言ってたので中の人ありきの案件なのでしょう。
私は別に案件でもいいと思います。
それでファンの方がとじともやってみようかなと思ってプレイ人口が増えてくれれば良いことです。
があまりにもゲーム内への実装の過程が雑すぎる( -_-)
何が言いたいかと言うと、
キャラのしっかりとした掘り下げを一切行わずにいきなり実装してガチャを回せと言うのはどうなの?
ってことです。
特に新多弘名は一応OVAで出てきたけど特によく分からん位置づけで活躍もありませんでした。
そんなぽっと出の背景もよく分からん人を実装してアプリ内で特に手当もしないうちから、「実装したからお前らガチャを回せ」というのは運営の怠慢驕り高ぶり言語道断だと思う次第です。
とじともをやってるユーザー、特に古参は刀使ノ巫女という作品が好きでそのキャラたちが好きでやってる人が多いのではないかと思います。
私もアニメ初回視聴からついてきている古参ユーザーですが、個人的にアニメ版のキャラのその後が見たいのであってよく分からんオリキャラとか正直どうでもいいです。
これがまだアプリ内でストーリーに出てきてそこで心を揺さぶるような展開がありキャラの肉付けも十分なされた後で実装されるならまだ興味も出てきますが、そうした展開もなく「プレイアブル化実装!!!」とか言われても、だから何なの?としか思えません(´・_・`)
更に輪をかけて困るのが、
とじともは自分が参加していない過去のイベントやストーリーを追体験することが出来ない
仕様にあります。このゲームは復刻イベントもありませんしね(そもそも復刻するような意味も無いほど毎回イベントが薄いけど)。
なので後期3人それぞれが追加されたタイミングで遊んでいないユーザーはこの人たちが何なのかサッパリわからないと思います。
前期3名はまだアニメやアプリ内でなんとか実装経緯の補完ができてますが(岩倉さんは若干怪しいと思うけど)。
稲河暁はまだメインストーリーで出てきますが伊南栖羽に関してはサッパリなので、
アニメ刀使ノ巫女を見る→興味を持ち今からとじともを始めた
という人から見ると、この人なんなんだろう?ってなるんですよね。
小説版があることを知らない人も多いでしょうし、かくいう私も小説は読んでないので正直、伊南栖羽というキャラがどういう人なのかよく分かりません(´・_・`)
新多弘名については現在進行系の参加者にもキャラの掘り下げが提供されていない状態なので更に問題外だと思います。
キャラクターを追加するならしっかりと見せ方を考え、背景をユーザーに伝えた上で実装しないと受け手側も反応に困ります。
その過程をサボって適当に手抜きで実装したんじゃガチャも回らんでしょう。
少なくとも私は稲河暁は好かんのでピックアップ時のガチャは回しません。欲しくないんで。
運営の心情など分かりませんが、もしこれで売上が上がらないなあ…とか思ってるんなら勘違いも甚だしいと思います。
まずはゲームをしっかり作れと言いたいです。
つまり私が何が言いたいかと言うと
綾小路武芸学舎の桐生副隊長を早く実装しろ
ってことです。
復帰してよかった点
ここまでは文句ばっかりでしたが復帰してよかった点もあります。
それは
結芽、夜見が生きてるストーリーが見られる
点です😊
ていうかこれぐらいしか褒めるところがない。
この白紫のHi-νガンダムみたいな衣装は折神茜様直属(実質は紫配下)の特務警備隊(旧親衛隊メンバー)の制服。
アニメ版刀使ノ巫女の最終話で出てきた真希、寿々花、薫、沙耶香の4人新体制(およびあの制服)はとじとも内では影も形もありません。
なおちぃ姉は留年ではなく無事?大学に進学しています。
私は刀使ノ巫女の登場キャラクターの中でダントツの夜見さん推しではありますが、当初とじともオリジナル路線でこの2人が生きてる展開には反対でした。
というのも、この2人にはいろいろなものを背負って途中で退場するからこその美学があったと思っていたからです。
「とじらじ」で瀬戸麻沙美さんがゲストの時に「夜見ちゃんは視聴者の心に傷を残した」とおっしゃってましたがまさにそのとおりで、あの途中退場およびヒスおば高津学長との最後の最後にやっと到達できた相互理解があったからこそ根強い人気が出たんだと思います。
と思ってたんですが、
とじともで2人が生きてる!動いてる!(どらえもん「おばあちゃんの思い出」風)のを見てやっぱりこの展開はありですわ~と考えを変えました😊
特に夜見さんは日高見派の中枢と関わりが深いので今後のストーリー展開にも注目です。
つまり「これは過去に起こった出来事を後世の役者が演じているだけ」という解釈。
TVアニメ版、刀使ノ巫女を演じた役者が人気があったのでリメイク作を作るにあたってとじともでもキャストを続投して別解釈の物語を演じている―と考えればあの2人が生きてても問題は無いという屁理屈で納得( ´Д`)
おわりに
ということで、とじともPC版がサ終、続きはスマホで…という件についてでした。
私はずっとPC版主体でやってきたのでスマホに戻るとこのゲームかなりキツイ…。
スマホはそれなりに性能があるので問題なく動くんですが、
とじともの設計自体がいまいちで一つ一つのタップ、ロードにラグが発生するので快適さとは程遠い状態です。
だってPC版&固定光回線でもラグやローディングエラーがあったくらいですからねえ( ´Д`)
なおスマホで共闘戦やったらスタミナだけ吸われてフリーズがすでに発生しています。
共闘戦とかスマホではダルすぎてとてもじゃないけどやってられないので、とじとも自体はもう適度にやっていこうと思います。
次はまた3周年(それまで続くのか?)のときにでも感想を。
それではm(_ _)m