Steam版Voice of Cards ドラゴンの島 体験版プレイ感想

スポンサーリンク
セール

スクエニよりSteam向けにカードゲーム風RPG

Voice of Cards: The Isle Dragon Roars(Voice of Cards ドラゴンの島)

の体験版を遊んでみたのでその感想です。

なお予約をするならSteamよりGMGの方がずっと安く購入できます。

セールについてはこちらの記事でも紹介してしています。

[Disclosure:記事内のテキスト・画像にアフィリエイトリンクを含みます。詳しくはサイトポリシーをお読みください]

キー販売サイトの利用はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
情報には正確を期するよう努めていますが、
最終的なアクティベートの可否、収録言語等について一切責任は持てません。
セールには時間・本数等限りがある事があります。アクセス時期によってはセールが終了している可能性があります。
価格が外貨表示の場合、決済時支払い方法・為替レート等で変動があります。

文中で引用している画像の著作権はスクウェア・エニックスにあります。

スポンサーリンク

Steam版Voice of Cards ドラゴンの島デモ版感想

以下、あくまでもデモ版をやった感想なので、製品版ではより良くなっていると思われます。
また私個人の感想なので万人に当てはまるとは当然思っておりません。
が、実際に遊んで感じたことを正直に書きたいと思います(・_・)

良かった点

カード式でファンタジーRPGの世界を体験できる

体験版のパーティーメンバー。バランスがとれています😊

本作はファンタジーRPGの世界を舞台に
キャラクターがフィールド移動、戦闘、ダンジョン探索、クエストなどを行うゲーム性になっています。

この手のカード式ゲームは海外のものが主流で日本のメーカーからはなかなか出てきません。
昔は素晴らしいドラゴンボールのカードバトルゲームがあったのですがいつの間にかジャンルとしてなくなってしまいましたよね💦

そういった今はあまり見ないジャンルを和ゲーメーカーの制作で、
しっかりとした日本語ありで体験できるというのは素晴らしい事だと思いました😊

また本作は体験版の時点ですでにゲームシステムは出来上がっており、製品版に期待を抱かせる内容になっていました。

きれいなビジュアル

本作のビジュアル要素はカードデザインがとても綺麗で、キャラクターもそこまでクセがなく多くの方に受け入れられやすいデザインになっています。

これもうガイ先生だろ(・_・)

全体的にゲーム画面が落ち着いたトーンになっており、カードで遊ぶファンタジーゲームという雰囲気がよく表現されていると思いました。

バトルはハースストーン風味

ハースストーンの簡易版です。それ以上でも以下でもない。

本作のバトルはキャラクターごとのスキルを使って攻撃・回復等を行うカードバトル風味の作りになっています

キャラクターカードの左に攻撃力、右に防御力、中央にHPが表示してあり、ハースストーンやそのジェネリックゲームを遊んだことのある人には直感的にわかりやすい作りになっています。

スキルにはジェムという戦闘の場に置かれた素材を消費するタイプもあるため
いわゆる「マナ管理」の要素もあります。

一方で後ほど「あまり好きではなかった点」の項でもあげますが、
ハースストーン的なゲームを全くやったことが無い方にとってはチュートリアルの説明があまりにも不足しているとも感じました。

続きが読みたくなるストーリー

以下ネタバレですが、

本作はまずお城から盗まれたお宝を主人公チーム3人が探しに冒険、
そして無事に取り戻してお城に戻るとドラゴンが復活して急襲する―

というところで体験版が終わります。
ストーリーの続きが読みたくなるような演出になっており、冒険とカードバトルを行いシナリオを進め一定のイベントクリアに達すると本筋のストーリーで次の展開が待っているという構成のようです。

しっかりとしたRPGになっており物語の体験ができる点が良いと感じました。

難易度

体験版の範囲なので製品版でどうなるかは不明ですが、難易度としてはかなり簡単な方に感じました。

レベルアップでスキルを覚えるとワクワクしますよね😊

体験版終盤でダンジョンの島に渡る際に警告メッセージがでますが、
レベル7あって、町の装備で最高の状態にしておけば余裕でクリアできます。
(ダンジョンでラスボスに到達するまでにレベル9ほどまで成長する)。
なお体験版クリアまでイベント以外の道具は一度も使いませんでしたのでわざわざ道具を買う必要もないと思います。

このように体験版に限って言えばサクサク進む難易度だったので良かったと思いました。

パネルジャンプ機能は素晴らしい

本作のフィールドおよび市街地マップはパネルタイルで表示されます。
そして一度開いてあるパネルにはジャンプすることが可能です。

このジャンプ機能のおかげでフィールドから一気に街まで戻ることも可能なため探索がとてもしやすい設計になっていました。
これは素晴らしいです😊

あまり好きではなかった点

男性ゲームマスターの声が私の好みではなかった

完全に個人の主観と好みの話になるので恐縮ですが、
私はゲーム中に終始語りかけてくるこのゲームマスター(GM)のボイスがあまり好きではありませんでした(声優の方には申し訳ないですが)。

なので製品版もこの方とずっと付き合ってゲームするのはちょっとしんどいかなぁと思いました。

ただこればっかりは好き嫌いが個々人で違うと思うので、どうしようも無いかと思います😥

ただ後ほど触れますが、声質そのものが好きでないというよりも、演出で不快に感じる要素が多い気がします。

GMは女性ボイスも選べると良いのにと思いました。

じゃあ文句ばっかり言わずに対案を出せよ、誰なら良いんだよってことになるわけですが…。

男性ボイスと同じようなトーンの落ち着いた感じの女性ボイスとなると…。
甲斐田裕子さんとかどうでしょう?(洋画吹き替えをやられてる時の感じで)
甲斐田さんボイスなら手のひらを180度返して発売日に製品版を買います⬅

GMの演出がちょっと鼻について過剰

ちなみにこの冒頭の箇所、勝手にどんどん割と早めに喋るので置いていかれる人もいるんじゃないかと思う。なぜテキストボタン送りにしなかったのか(´・_・`)

先に、私がGMの男性ボイスが好みではないと挙げましたが、演出面からの不満の要素が大きいかもしれません。

まず最初にスタート時のおおきな咳払いは不快感しかありませんでした。

こういうのを指摘すると「いや生理的嫌悪感をあえて与えることで注目を集めて…」とか言ってくるバカがいますが、人にわざと不快感を与えるなど論外です。そういうのは必要ないです。

あとバトル中にちょいちょい合いの手ボイスが入ってくるんですが、ハッキリ言って不要です。
私はどうでもいい外野の声など聞かずににバトルに集中したい( -_-)

特にバトル中にGMのボイス演出が入るせいで、プレイヤーがVoice of Cards ドラゴンの島の世界の中に浸り切るというのを阻害しているんですよね。
GMっていうのはあくまでゲームの中の人に対して第三者なわけで、その声が入ることでプレイヤーがキャラクターと一緒に冒険しているという感覚が、GMの演出に釣られて第三者視点に引き戻されてしまい、イマイチ世界に入り込むことができなく感じました。

テキストを過剰に斜めにするのは論外。読みにくいだけで無意味。

読みやすさも何も考えてない独りよがりな演出

このゲームはカードをやたらと斜めに倒して表示するので文章が読みにくいことこの上ないです。
しかも状況によっては傾斜角度を連続でコロコロ変えてテキスト表示されるので微妙に気持ち悪くなるんですよね😥

このゲームは「製作者が演出をしてる自分に陶酔している」的ななんとも言えない不快感をあちこちでちょいちょい感じます。

まずテキストはゲームの世界で重要な情報。だからユーザーが読みやすくあるというのが大前提だと思います。どうでもいい自己満足の演出は二の次です。

じゃああんたさ、世の中にあるゲームで画面下部にあるボイスのテキスト字幕を斜めに倒して表示するゲームがあるんか?またそういう映画はあるんですか?ってことを私は言いたいわけです。
そんな事やったら大顰蹙の非難轟々になるのは火を見るより明らかでしょう🔥

私は世間では絶賛されたペルソナ5のUIも合体リストをやたら斜めにして表示してるのが大嫌いで不快感しかありませんでした。
P5は他にもUI周りのグラフィックがぶっ飛んでるのにテキストまでエキセントリックにして読みにくいことこの上なく、いったい何考えて設計してんだというのがプレイ時の私の正直な感想です。

という感じで、

世の中に崩してはいけない不文律というのはあると思います。

横書きテキストはちゃんと水平に表示してもらいたいと思います。

このようにテキスト表示角度がコロコロ変わるので読みにくい( -_-)

UIでどこを選択しているのかが直感的に分かりにくい

これ、画像で見てるよりも実際に操作すると自分がどこを選んでいるかが非常に分かりにくいです(なおAB入れ替えがあるのはGood👍)

本作のUIはカードゲームをモチーフにしてカードがUIメニューアイコンになっています。
これはこれで良いと思うんですが、肝心の今どこを自分が選んでいるかが直感的に分かりにくいデザインになっています。

今選択しているUI(カード)を光らせるとか枠の色を変えるとかちょっとした工夫ぐらいしてほしいと思います。

バトルの説明が不親切・見にくい点がある

一応戦闘チュートリアルはあるんですが、ハッキリ言って

ハースストーン的なカードゲームをやったことがある前提の説明

に終止しており、完全な初心者視点での説明になっていないと感じました。

もう少し、どういったプレイヤーがこのゲームを遊ぶ可能性があるのか?ということをよく考えて作って欲しいです。
もっともこれは昨今のスクエニ始め和ゲーメーカーによく見られることで、開発者の想像力が欠如してるんだと思います。

それと戦闘時に選んだ攻撃方法をどの敵キャラクターに適用させるかについては、攻撃カードを敵キャラの上に重ねてから決定ボタンを押します。
が、攻撃カードを重ねると敵のステタースが完全に隠れるようにかぶさってしまい確認ができません。これが地味にストレスがたまります( -_-)

カードの位置をずらすか、決定まではカードを浮かす、選択中は半透明にするなど対処法はいくらでもあるのでもう少し頭を使って考えて欲しいところです。

おわりに

ということでVoice of Cards: The Isle Dragon Roars(Voice of Cards ドラゴンの島)の体験版プレイ感想を挙げました。

プレイ時間はちょうど1時間で体験版をクリアできる感じでした。

最後のガイコツ💀もそこまで苦労せず勝てます

相変わらず文句ばっかり言いましたが、キラリと光るところは十分にありましたし、私ごときが挙げたアラなど開発の方が気づいていないはずがありません。
おそらく製品版ではしっかり対応して良いものになってくるのではないかと思います。

それに挙げたアラは全体に対して些末なことなので、ゲームそのものはよくできていると感じました。

体験版をやった範囲で70/100点という点数にしたいと思います。
正直あまり点数をつけるのはどうかとも思うんですが、以下説明のためにつけました。

そう、70点であって悪くはないけどずば抜けて良いわけでも無く、
何かがもう一つ足りないような気がしました😥
カードのグラフィックは綺麗ですし、ゲームシステムも細かなところを除けばしっかり作り込んであります。ですが何かが足りません。

いったい何が足りないんだろうとこれを書きながら考えてみたんですが、
Voice of Cards ドラゴンの島ならではという個性が足りないんだと思います。

世界観もまあよくあるファンタジーもので特に目新しさはありませんし、フィールドシステムもそこまで飛び抜けたものもなく、戦闘はハースストーン。
それぞれが良くできているんだけどそれをただ組み合わせただけになっていて、尖った個性が見られないんです😥

これが体験版だからであって、製品版では凄いことになっている…という可能性ももちろんあるんですが、一方で体験版からそんなに劇的に変わるだろうか?とも思います。
もしこのゲームに個性的で尖った要素があるならそれは体験版にもにじみ出てくると思うんですよね。

私の想像を超えるようなすごい内容が製品版には盛り込まれていることを願います(-人-)

以上Voice of Cards ドラゴンの島の体験版を遊んだ感想でした。
決して駄目なゲームでは無いと思うので期待してリリースを待ちたいと思います。

それでは( •ܫ•)

タイトルとURLをコピーしました