タイトル&アイキャッチ画像はちょっとやってみたかっただけなので流してください…🐥
Stonemaier Games社のアナログ・ボードゲーム、サイズ 大鎌戦役
のデジタル版である
Scythe: Digital Edition
Steamで前から気になっていて、
先週のセールで50%OFF喜んで買ってみたのですが…
プレイ時間たったの16分で返金リクエストすることにしました( -_-)
理由は公式で日本語実装となっているのに、
その日本語がとても製品の基準を満たしているとは思えなかったためです。
今回はそんなScythe: Digital Editionを返金リクエストに至った過程について紹介してみたいと思います。
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まともに品質チェックをしていない様子
購入のいきさつ
Scythe: Digital EditionはアナログボードゲームであるScythe(邦題:サイズ 大鎌戦役)をデジタル化しPCで遊べる内容にしたものです。
以前からこちらのアナログ盤・ボードゲームが欲しかったのですが価格が高く、
Amazonなどで値引きされていても9,000円近い値がします。
ちょっと気軽に買える金額ではないですよね(´・_・`)
ということで、まずはデジタル版でどんな感じか試してみよう!と思い今回購入した次第です。
ゲームに日本語はありますが…
購入後ゲームを起動するとランチャーの時点で20世紀末にもどったのかな?
と思わせるようなシンプルでグレーのレトロ調ランチャーが立ち上がります。
※画像は撮っておりません。
この時点で、あ、なんかこのゲームヤバイかもという雰囲気を抱きます( -_-)
起動後
タイトルより先にいきなりオンライン接続を要求してくるという
初心者がどう考えても混乱する起動スタイルになっています。
文字がメニュー枠に収まりきれず、
しかも明朝体フォントという「お金かけてません」感が伝わってきます。
しかし大事なのはゲームであって今風のおしゃれフォントや見た目ではないはず!
と気を取り直して先に進みます。
(このウインドウは×で閉じました)
メインタイトル画面です。明朝体がじわじわと自己主張してきます(・_・)
ゲームルールとか一切知らない全くの初見ですので、
まずはチュートリアルをやってみることにしました。
明朝体がノスタルジーを駆り立てますが「いやこれは一周回って1920年代の架空世界というゲームの世界観を表現するエッセンスとして正しいのではないか?(・_・)」
と脳内で無理やり補正をかけて納得することにしました。
チュートリアルを進めると、
画面左側
「隣接する遭遇」
日本語として意味不明です。こんな日本語ありえねー( ´Д`)
で下の文章を読んでみると、
建造物に隣接している遭遇の数。
エンカウンターあるいはエンカウントをそのまま直訳したのかもしれませんね┐(´д`)┌
しかしここで大事なのはゲームとしてのルールを学ぶこと。
それさえできれば多少訳がまずくてもなんとかなるはず。
頑張ってチュートリアルを進めます、進めたのですが…
日本語が枠内に収まらず微妙にテキストが下部が切れています。
この一文で最後なのかまだ下があるかも分かりません( -_-)
そしてメックの説明文の一番下を御覧ください。
ワーカーを運ぶ
(但し文字は含みません)
…( ゚д゚)
これ、おそらくメックの左隣にいる「キャラクター」の原文がcharacterなのだろうと思います。
そして先程のメックの項目でワーカーを運ぶ(但しキャラクターは含みません)としたかったのだと思いますが、characterを今度は「文字」として訳したためこのような意味不明な文章になってるのだと思います。
もうすでにかなりうんざりですが、気合で次の画面に移った所
上 領地 。領地 次 地形 属 。
地 ファクトリー
ここで管理人の堪忍袋の緒が切れて、
金返せ(#゚Д゚)ゴルァ!!
と相成った次第でございます。
プレイ時間16分(そのうち最初の5分は起動してすぐトイレに行ってたので実質10分ほどの総プレイ時間)でした(´・ω・`)
日本語の有無がゲームの本質ではないけれども
ゲームの面白さは日本語の有無が全てではないですよね。
ルールさえ理解してしまえば多少日本語訳がまずかろうが
ゲーム自体は問題なく楽しめるかと思います。
しかしながら、ここまで紹介してきたように
Scythe: Digital Editionの日本語対応はあまりにも酷いと感じました。
Scythe自体は全くの初見なのでルールはなんも分かりません。
そんな完全素人の自分から見ても、これ原本を誤訳しとるやろ?とすぐ分かるほどの箇所をそのままにしている雑さ&適当さ。
この状態を見ると公式はおそらく日本語訳自体のチェックもしてなければ、
テキスト表示の見え方の確認すらしていないでしょう。
はっきり言って品質管理がまともに出来ておらず、商品としての水準を満たしていない
と思います。
これが、そもそも日本語が無いので有志がModで翻訳をしています―
というなら納得できます(このゲーム元々はそうだった)。
しかし、製品として公式に日本語対応済みという事で売っているわけで、
購入検討者から見たら「公式がサポートしているから大丈夫なのだろう~」というところに安心が生まれそして購入へと至ると思います。
それなのに、ここまで紹介してきたようないい加減さだと、
これゲーム本編も本当に大丈夫なのか?まともに動くんだろうか?という不安しか生まれません。
ということでSteamに返金リクエストをしました。
もしこれから購入する人はScythe: Digital Editionの日本語に期待しない方が良いと思います。
変な日本語で余計混乱しながらルールを覚えて遊ぶか、
あるいは最初から英語で自力で頑張れる方向きだと思います。
以上Scythe: Digital Editionを買ったけどすぐ返金をお願いしたというお話でした。
それでは( ゚д゚)ノ