コーエーテクモゲームスの競馬シミュレーションゲーム
Winning Post(ウイニングポスト) 10
の体験版を遊んだ感想です。
※ゲームはPC(Steam)版でプレイしています。
過去記事のWinning Post 10を安く買う方法はこちら。
ズバリ⬇これを買うのが安いです。
お断り
以下は競馬の事をほとんど知らない人間がゲームをプレイした感想を書いたものとなります。
競馬ファンから見たら至らない点も多々あると思いますがご了承くださいm(_ _)m
※記事内で引用している画像の著作権はコーエーテクモ社にあります。
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私は2022は未プレイのため、もしかするとすでに2022で導入されている機能・要素があるのかもしれませんが、ご了承下さい。
体験版の流れ
この項では体験版を遊んでみた流れを簡単に紹介します🙂
※体験版を遊んだ感想は次の項から触れます。
旧作のセーブデータがあると引き継ぐことでお守りがもらえます。
(お守りはよい馬の入手に必要な事があります)
シナリオ年代は1973年、1984年、1991年、1998年、2005年、2012年、2024年と豊富にあります。
今回は2024年を選択しました。
体験版の秘書は2名から選択。
正直どっちでも良いのですが、私は犬🐶を飼ってるので犬派でおとめ座の秘書を選択🙂
「乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」
牧場にもらえる最初の馬を若手と古馬のどちらか片方から選択できます。
今回はこのクールシリウス君に決定!
クールシリウス君のウマソナ(個性)はムラっ気だそうです。
「ムラっ気が彼の弱点です」とマクロス7でDr.千葉がバサラを評価していたのを思い出す😅
初レースは9番人気。ライバルは2番人気。
レースグラフィックが格段に進化してますなー🙂
クールシリウス君は第四コーナーを抜けて直線に入った直後に先頭に立ったものの、その後伸びずに6着でした。
ちょっと気になったのがレース中にずっと首を横に振ってるんですよね。
なにか気に入らないんでしょうか…😥
競馬に詳しい人ならこれがなんなのか分かるのかもしれませんが…。
という感じで育成とレースを繰り返し、日本、そして世界一の馬主を目指していきます。
旧作より進化している点
ゲーム難易度が変更できる
9 2021にこの機能があったか覚えていないのですが、10ではゲームの難易度が変更できるとのこと。
なお私の体験版プレイでは最初からEASYにしましたが、それで簡単に勝てるような甘いゲーム性では無いようです😅
レースグラフィックが進化
本作のイメージ等でご覧の方も多いと思いますが、Winning Post 10の最大の進化として、レース中の映像がより迫力あるものになっています。
これは見ていて楽しいです。
一方実況音声は相変わらずという感じで、ここは色々な意見があるかもしれません。
私は思い切って男性実況も変えてほしかったですし、ウマ娘みたいに女性実況が欲しかったという意見ですが、
旧来の安定した実況を好む方も多いと思いますのでここは個人の好みだと思います。
馬の個性ウマソナ(ウマーソナリティ)導入で育成がより進化
※これ9 2022にあったかどうか私は把握してません。9 2021にはなかったのでそれとの比較になります。
Winning Post 10には馬の視覚できる個性としてウマソナ(ウマーソナリティ)というものが導入されています。
このウマソナは長所、短所があり、また短所(弱点)は育成やレースによって消すことができるものもあるとのこと。
またそこから進んで、レースの勝利等で更に馬に特別な個性を持たせる事ができるようです。
ここは非常に面白そうな要素だと思いました🙂
これまでまず血統を重視して新馬の入手等を考えていたと思いますが、10ではその後の育成で個性を変えていく要素が導入されています。
もっともこのウマソナも血統の影響は受けているでしょうし、またこのウマソナ自体旧作で隠しステータスだったものを顕在化させているだけなのかもしれません。
それにウマソナよりも実際は血統ありきなのかもしれません。
しかし、ウマソナが目で見えることでそれをどうしようか?と考えやすくなったのは私のように本作に不慣れなユーザーにとってありがたい育成指針になると思います。
私はこのウマソナを導入した育成スタイルはとても良いと感じました。
あまり変わらない点
基本的にやることは一緒
進化した面もありますが、基本的にやることは一緒です。
馬を育てレースで勝ち、更に良い馬を育て…というゲームスタイルは同じようです。
当たり前といえば当たり前ですが、ゲーム性に変化はなさそうなので馬主ライフを楽しめるかどうかが全てだと思います。
判で押したような登場人物
登場人物に若干の変更はありますが、相変わらず旧作と同じ人物(個性も似た感じ)が多く登場します。
これを実家のような安心感と取るか、判で押したような生活と取るかは人によって評価が変わるかもしれません。
私は9から10に代替わりしたので、登場人物も全て刷新してほしかったと思います。
また登場人物の一部にグラフィックが他に比べて浮いてるような気がするのがちょっと気になりました😥
相変わらずダメな点
Winning Post 10には旧作(9 2021との比較)から引き続いてよろしくない点がありましたので触れていきます。
本来あまり批判的なことを言うのはどうかと思うのですが、言わないと何も変わらないのでユーザーが声をあげることは大切だと私は考えとります。
なのでコーエーテクモの熱心なファン、並びにコーエーテクモの社員の方には申し訳ありませんがお許しくださいm(_ _)m
ただ、あくまで体験版でのことなので製品版では以下の内容が良い方向に変わっている可能性はありますよね。
(そうあってほしい😥)
相変わらず横長で見にくいUI
このゲーム、UIが相変わらずよくないと感じました。
UIは見た目の雰囲気は見やすいようになった感がありますが、
実際の操作性は相変わらずイマイチです。
特に馬の一覧画面でのデータはあいも変わらず横長レイアウトで
ひたすら横方向へスクロールしないと内容が見られません。
これ、いい加減もっと頭を使って設計してほしいです。
横長しか作れないのであれば、
データ項目を任意で並べ替えたり、リストチェックしたものだけ表示させる、絞り込み機能とか色々やり方はあると思います。
要は開発陣のやる気の問題だと思うので、実際ユーザーが遊ぶ際にどう思うかをもっと考えて作って欲しいです。
ともあれこのステータス画面横長問題はウイニングポスト以外のアトリエ、信長、三国志シリーズでも昔からずっとこうなのでコーエーテクモにはこれ以上知恵を出すことができないのかもしれませんが…。
サブ項目を閉じるのにいちいち右クリックさせるな
旧作9 2021で一番イラついたウインドウ消去に関するトンデモ挙動が未だに残っています。
ゲーム内の項目を開く→サブメニューが開く→サブメニューを閉じるボタンが無いためどこをどうすればいいのかひと目で分からない→ウインドウのサブ項目以外の部分を押しても閉じない→マウスの右クリックでサブメニューが閉じる
というものです。
コーエーテクモの社員はWindows PCを使ったことが無いんでしょうか?🤔
こういう挙動をわざわざWindowsの仕様に寄せない独自仕様にする意味が私には理解できんです😥
こんなん指定エリア以外の座標をクリックしたら閉じるor最前列のフォーカス箇所以外をクリックすると閉じるという設計にすれば簡単でしょうに。
ターン進行のボタンを左下隅に置くのは悪手😡
これも地味にイラッとします😡
Winning Post 10は毎ターン進行ボタン(NEXT)を押して次のターンへ進めるわけですが、
このターン進行のボタンが画面の左下隅に微妙に小さく、しかも他の機能ボタンと密接した状態で配置してあります。
人間、右利きの人が多いわけで(左利きの人を差別する意図はありません。誤解なさらなぬよう😥)すから、
右利きの人がマウスを右手で持ってマウスカーソル操作をする際、画面の左下隅に押下ポイントを配置すると毎回毎回マウス操作量が多くなります。
なぜ右下隅に配置しないのか😡
それかどうしても左にしたいなら対角線移動でマウス操作が楽な左上隅でしょう。
(三国志とか信長の野望スタイル)
あと当該ボタンも妙に小さいし他と密集させてあるのが意味不明です( -_-)
だって、簡単にターン進行されたら悔しいじゃないですかwww
という簡悔精神なんでしょうか。そんなのは要らんのですがね😥
もっともターン進行のキーボードショートカットがあるのかもしれませんが私にはわかりませんでした。
それに仮にショートカットキーがあっても、マウス操作向けにUI作ってるならマウスオンリーで扱いやすいようにデザインすべきでしょう。
ただこれ、逆に左利きの方にはとても遊びやすいかもしれません。
もしかして開発責任者が左利きなのかしら?🤔
その一方で、会話時のセリフ送りボタンは右下隅にあるんですよねえ( ´Д`)ハァ~
なんで場所/動線を考慮しないのか。
ユーザーにあちこちウロウロさせてクリックさせるなと言いたいです( -_-)
更に踏み込んだ使いやすいUIを希望
Winning Post 10はUIの見やすさ自体は良くなっていると思います。
これは普通に良い点だと思うわけです。
が見た目だけ取り繕って根本的な、UIの本質の部分が体験版を遊んだ範囲ではまだダメだと感じました。
で文句ばかり言うのもアレなので、私がもっと使いやすいUIの案を出したいと思います。
- 人間がマウスの操作をする時の動線を考えたUI/UXデザイン(レイアウト、配置等々)
- マウスの戻る(進む)ボタンでゲーム内ウインドウの移動を行えるように
- ウインドウを複数開けるようにする
- データ画面では検索、絞り込み、表示項目の設定をユーザに委ねる
これらって0から考える必要はなくて、
要するにWindowsの挙動を参考にしろ
ってことなんですよねえ。
無茶苦茶な無理難題を言ってるわけじゃなくて、多くの人が自然と慣れ親しんでいるであろう挙動を参考にして作るのが一番ユーザーにとってありがたいし、作り手も楽だと思うわけです。
ユーザーエクスペリエンスや品質の向上にもっと力を入れてほしいです。
おわりに
相変わらず良くない点も残っていますが、それらはアップデートでなんとかできる要素もありますので、改善してほしいです。
色々不満点も挙げましたが全体を通してみると私が過去に遊んだWinning Post 9 2021に比べて格段に進化していて面白そう!というのが正直な感想です🙂
馬に個性ができてそれを睨んだ調教や接し方を行い、弱点克服や長所を更に伸ばすような育成ができそう(体験版での範囲なので実際どこまでできるかは分からんけど)なのはとても面白そうに感じました。
正直、私は10はリリース後しばらくは様子を見して…と思っていたのですが、
この体験版を遊んだ後、すぐに欲しくなりました😅
あくまで体験版での、しかも序盤を遊んだだけの判断になりますが
Winning Post 10、言葉では表現できないけどなんとなく良作の雰囲気が伝わってきます。
Winning Post 10どうしようかなぁと考えている方は体験版を試してみるとよいかもしれません。
ただ、Winning Post 10の予約特典はもう残り期限が少ないので
そちらを狙っている方は早めの判断が良いかもしれませんね。
私もどうするか考えてみたいと思います。
それでは良い馬主ライフを🐴
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