管理人が、PCを新調しようとああでもないこうでもないとパーツ選びを行うシリーズ第3回です。
第1回と第2回
では、マザーボードとCPUについてMSIのキャンペーンを踏まえつつも
結局MSIのマザーはちょっと求めるものと違うかなぁ・・・というところで終わりました。
CPUはRyzen 5 2600Xで一応決まってます。
マザーボードがまだ確定していませんが、それは一旦置いておいて、
今回はPCケースについての考察です。
※記事内の画像はThermaltake公式サイトより引用
PCケースに求める条件・機能
今回管理人がPCケースに求める条件は、
- ATX対応
- ミドルタワー。フルタワーでもOK。
- 側面が強化ガラスで中が見える
- 将来フル水冷もやりたい
- 電源は隠さない(これは優先順位低)
- 予算は1万5千円くらい。いくら高くても2万円以下。
という感じです。
出だしは予算の都合で、Ryzenについてるクーラーでの空冷にしといて
来年の夏頃までに水冷を考えています。
今年の夏ってホント暑かったので、来年ももしあの感じになるようなら水冷がよさそうですよね・・・(・_・)
管理人は現在自作PCにはThermaltakeの古いケース(Bach Vx)を使ってます。
もう10年くらい?使ってるんですが、耐久性・静音性共に素晴らしいケースです。
なによりすごいと思うのはサーマル純正のケースファンが全く故障せずに静かなまま動き続けていること。
世間ではThermaltakeのことを安かろう悪かろうみたいに批判する意見をよく見ますが、
管理人はその全く逆で、Thermaltake最高!だと思ってます。
候補を Thermaltake、NZXT、Lian li 3社のモデルに絞り込む
候補を絞り込むまでにフラクタルデザインやコルセアをはじめ、JONSBO、Phanteksに至るまでかなりの数のメーカー・製品を調べまくりました。
その結果
Thermaltake
NZXT
Lian li
の3社からそれぞれ1つづつのモデルが最終候補に残りました。
これはあくまでも管理人の好みによるもので他のケース・メーカーがダメというわけではありませんのでご了承ください(´・_・`)
候補1 Thermaltake View 71
Thermaltake View 71の公式ページはこちら
Thermaltake View 71 概要
Thermaltake View 71
Thermaltake大好きな管理人がサーマルの現行全製品を調べた中から選んだのはこちらのView 71です。
良いと思う点
- 4面強化ガラスの圧倒的存在感
- 非常に高い拡張性
- 水冷もバッチリ対応
- 15,000円前後と手頃な価格
- 前面コネクタ類が上側に配置
- Thermaltake大好き
いまいちと思う点
- 前面パネルが外しにくい
- 重い
- 強化ガラスと本体間の隙間
- 静音性
- またThermaltakeか・・・
Thermaltake View 71 考察
View71は価格に対して内容がとても優れたケースだと思います。
ただ、アマゾンのレビューは叩きも多く、実際の質がどうかということまでは分かりません。
このケースですが、RGBファンタイプのものと、ブルーLEDファンタイプの2タイプがあって、ブルーLEDのもののほうが安いです。
ケース天面等にファンを後から追加する時に、ついでにケースファンも揃えて変えるつもりであれば安いブルーの方を買えばよいかと思います。
またRGBファンタイプの方ですが、どうやら写真のような同時レインボーな発色はできないようです。
ケース付属のファンはRGB 256色対応ではあるものの、単色が切り替わるタイプのようです。
公式サイトのファンに関するページはこちらです。
もし作例のようにレインボーにしたいなら別のファンを購入する必要がありそうですね(価格はかなり高い)。
サーマルの製品ページに、あくまでもイメージですと記載があるので、
ちゃんと買う前に調べれば分かる話ではあるものの、
正直こういう誤解を招くような売り方は良くないと思います。
またこのケースは4面強化ガラスのためエアフローに難があるという意見がネット上にあるようです。
しかし、管理人は本当にそうなんだろうか?と思います。
エアフローに難があるという意見の根拠は
強化ガラスには通気性が全く無いから
というところに依っているようですが、
このケースは強化ガラスと本体の間にかなりの隙間が空いているのでそこから吸気→排気をすれば特に問題はないのではないかと思います。
強化ガラスだからエアフローに難があるという意見は本当に根拠があって言ってるのかどうか管理人にはどうもしっくり来ませんでした。
ただ、実際は隙間を使ったエアフローに本当に難があるのかもしれません。
こればっかりは買ってみないと分からないですね。
加えてこの隙間があることで静音性はあまり期待できないと思います。
しかし最近のケースってわりと天面に穴が空いていたりしますし、
そもそも完全密封の窒息ケースでは冷却に難があります。
PCケースにはある程度隙間があって当然ですので、その辺りは冷却性とのトレードオフではないでしょうか。
考察まとめ
Thermaltake View71はデザイン、費用対効果共に素晴らしいケースだと思います。
ケース内には巨大な空間がありますので将来の本格水冷対応もバッチリかと思われます。
重さと大きさが許容できればかなりお買い得という印象。
以上から管理人的にはView71で決まりかなぁと思ったのですが、
前面パネルをプラスチックの爪で固定するタイプ
なのがどうしても気になりました。
隙間のあるケースですから掃除の頻度もそれなりに上がるとは思うのですが、
前面パネルを簡単(そして安全に)に外せないのはとても困ります。
特に爪で引っ掛けるタイプは壊れやすいので管理人は嫌いです( -_-)
これが今使ってるサーマルのケースみたいに蝶番で開くタイプなら問題なかったのですが・・・。
この前面爪パネルの仕様のため、View71が手放しで褒められるケースでは無くなってしまいました。
ということで3ケースとも紹介する予定でしたが
記事が長くなりましたので残る2つはまた次回以降に・・・。
それでは ( ゚д゚)ノ
今回の記事の関連商品
256色ファンタイプ
青色ファンタイプ
サーマル純正のレインボーファン(14cm)
12cmタイプ
20cmタイプ
20cmタイプにコントローラーをセットしたもの
関連商品見てたらやっぱり欲しくなってきますね・・・。