TrueBrake ロジクール製ハンコンのブレーキペダル改造ユニットをレビュー #2

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ゲーミングDIY

ロジクール製ハンコンのブレーキペダル改造ユニット

TrueBrake

のレビュー第二弾です。

今回はTrueBrakeを実際にロジクールのG29ペダルに組み込んで使ってみたので紹介と感想など書きたいと思います。

TrueBrakeの概要についてはこちら

AXC SIM社公式サイトのショップページはこちらです

お断り
私が持ってるペダルユニットはLogicoolのG29で、
以下はそちらに当てはめて使う場合の内容となります。
他のペダルについては実際には試してませんのでご了承ください。

⬇私が使ってるのはこちらのハンコン・ペダルユニットになります。
価格・性能・改造のしやすさのバランスが良くておすすめです。

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TrueBrakeをG29ペダルに取り付ける

お知らせ

私のG29ペダルはすでに吊り下げ式に改造してあるので、
標準状態からカバーを開ける工程等はありません。

TrueBrakeの詳細な取り付け方法は公式サイトの説明書や公式動画を御覧ください。

TrueBrakeの説明書ページ(pdf)

https://aeroxcraft.wpengine.com/wp-content/uploads/2019/12/TrueBrake_Installation_Manual_v1.0.pdf

TrueBrakeの公式取り付け解説動画はこちらです。

Logitech G29 Brake Pedal Mod – TrueBrake (2 min speed install!!)

早速作業を進めていきます。

アルミリグからブレーキペダルだけ外しました。

作業には六角レンチと反対側の六角ナットを保持するための穴あきレンチを使いました。

ペダルを外す際はケーブルの位置・色を覚えておくため
写真を取っておくか、ブレーキペダルの本体にメモ書きすしておくといいかもしれません。

ペダルにはアース線がありますが、これはTrueBrake側には付けず、
最終的にまたペダル本体に戻します。
このアース線も作業しやすいように一旦外しておきます。

G29のブレーキペダルに元から付いているプラスチックのシリンダー部分、スプリング、ブレーキ圧を再現?するゴムを取り外します。

これらの代わりにTrueBrakeを組み込んでいきます。

G29のブレーキペダルのペダル側はこの様になっています。
奥に白い蓋が見えますね。

このフタを残したままTrueBrakeをはめてもピタリと合うんですが、
プラスチック製で強度が心配ですし
せっかくTrueBrakeには付属のアルミ削り出しフタがあるので交換したほうが良いと思います。

白いプラスチックはラジオペンチの先で少しつまむと簡単に外れました。
外すと奥にフレームが見えます。

ここにTrueBrakeのフタのスリーダイヤ―的な切り欠きを合わせてポンとはめます。

フタを入れて少しずらしたら特に苦労もなくスムーズにはまりました( ‘ω’ )و

で、4つあるTransition Bufferからどれを選ぶかが一番の悩みの種ですよね…😥

TrueBrakeのショップページより画像を引用します。

[画像引用元:TrueBrakeの販売ページ]

このグラフを見ると、Bufferの高さが低いほどペダルの移動幅が大きくなる、つまりブレーキ制動が始まるまでの距離が長いので、よりマイルドな踏みごたえになるようです。

逆にBuffer高が高いほどいきなり必要な圧力が増えるため
いきなりガツンと硬い、例えばレースシムでF1マシンとかを操縦する感覚が欲しい方に向いているのかもしれません。
(F1マシン乗ったこと無いのであくまでイメージ)

…といってもこういうのは個人の好みと感覚でしょうし
やってみないとよくわかんないので
一番背の低いものから取り付けてみました。

フタ→スプリング→バッファー→TrueBrake本体の順で取り付けたら後はG29のフレームに固定します。

前回#1でも触れましたが、シリンダーに貼ってあるガムテープ的なのはそのまま残します。
剥がすと摩擦抵抗の関係で良くないと思いますので間違えないように注意です。

その後配線をTrueBrakeのコードの色と合うように繋ぎ、またアース線をG29ペダルの元の場所に戻します。

最終的にはTrueBrakeのコネクタの両面テープを剥がして
動作に干渉しないところに固定した方がいいのでしょうが、
固定するとBufferの交換がしにくいので今回はそのままにしておきました。

これで作業完了。いよいよ運転です。

見せてもらおうかTrueBrakeの性能とやらを( ‘ω’ )و

TrueBrakeをバッファー高ごとにテスト

以下は個人的な感覚でのお話になります。
ご了承くださいm(_ _)m

条件設定

バッファーを順次交換して使い

ETS2(Euro Truck Simulator 2)

DiRT Rally 2.0

で走ってみました。
若干操作系はカジュアル寄りなETS2と
ガチガチのレースシムのDiRT Rally 2.0で比較してみようという試みです( ‘ω’ )و

便宜上バッファー高が低い方から1(最低)、2、3、4(最高)の順となります。

重要:ETS2についてはバッファー高1と2についてはゲーム内設定「ブレーキの効き」の項目をインジケーターの中央部分で設定した状態での感想です。

バッファー高1

ETS2

この段階ですでにブレーキに必要な踏力が素のG29ペダルよりも激増してます。
普通にブレーキを踏んだだけでイス(5本足・キャスター付きの安いオフィスチェア)が後ろに動きそうになり

「こちらがブレーキを押し込んでいる時、ブレーキもまたこちらを押し込んでいるのだ」

ってニーチェが言ってたのと同じ感じですね(´・_・`)

確かにこれだと前回#1の時に私がクレーマー呼ばわりしたYoutuberの方が言ってたこともあながち間違いではないと思いました。
それでも文句言う前にまともなイスを買えや(゚Д゚)ゴルァ!!というスタンスは変わらないけど。

私はイスを動かないように足の1本をペダルフレームの手前に引っ掛けることで対処しました。

最初からこういう事を想定してフレームを組んであったので万全です。

嘘ですけど( ´Д`)

たまたまフレームを組む時に補強用に1本横に余分に渡していたのが功を奏しました…😥

DiRT Rally 2.0

明らかに素のG29よりもコーナーでのブレーキ制御が楽になりました。
ただ、バッファーが一番低いためかブレーキが効き始めるまでまだ遊びの距離があるので、もう少し早めに効いたほうが良いような印象を受けました。

DiRT Rally 2.0だとブレーキを瞬間的に強くドン!と踏み込むこともあるので
イスが後ろに動かないよう、ETS2の時よりも要対策かと(・_・)

バッファー高2

ETS2

バッファー高1に比べて必要な踏力が更に増えたので、簡単にトラックを停止できません( -_-)
これまで素のG29に慣れていた人はブレーキを早めに踏んでいく運転スタイルに変えないと交差点でうまく止まれないかもしれません。

ただ、これはこれで大型トラックの停止は大変なのだよというのを再現できているのかも。

DiRT Rally 2.0

バッファー1に比べて更にブレーキ制御が更に楽になりました。
DiRT Rallyの場合、フルブレーキングというよりも
ちょこんとブレーキを踏むことで僅かに減速して曲がりやすくしたり
姿勢変化への導入というのがブレーキの目的なので、
踏力の増大よりもブレーキが効くまでの遊びが少ないことがキーになるかと思います。

個人的にはもう少しだけブレーキが効き始めるまでの遊び幅が少なくてもいいかなぁ…
と感じたので更にバッファー3の交換へと進みます。

バッファー高3

ETS2

ここまで来るとブレーキをちょっとやそっと踏んだぐらいじゃトラックは停まってくれません…。

そこでETS2のゲーム内設定の「ブレーキの効きの強さ」を強めに設定することで少しの踏み込みでブレーキが効くようにしました。

これが本物のトラックの動作に比べてどうか?と言われると
違うような気もする(トラック運転したことないけど)けど、
このバッファー3採用だと仕方ないかなぁと思います(´・ω・`)

DiRT Rally 2.0

ついに理想のブレーキ強さと遊び幅を手に入れた感じになりました。
これはヤバいですね☆(・∀・)
タイムも目に見えて早くなったので、これが私の感覚に一番合ってるような気がします。

ただ、厳密に言うとバッファー高2側にもう少しだけ寄せた、
バッファー高2.8ぐらいが良いのかなぁという気もしました。
この辺は細かいセッティングはできないので後は自分が慣れるしかないと思います。

バッファー高4

DiRT Rally 2.0が3でベストと感じ、かつ実際は2.8ぐらいが良いという印象を持ちました。
またETS2でバッファー高4となるとおそらく固すぎて運転自体が困難になるかなと。

よってバッファー高4では私にとって固すぎて
そこまでのものは必要ないだろうと思ったので、4は使いませんでした。

ていうか土日で何度もG29のシリンダーを外してTrueBrake組み込むのがもう嫌になったというのも4をテストしなかった理由でもあります( -_-)

TrueBrakeの交換自体は楽であっても
吊り下げ式にしてフレームに取り付けてる関係で作業が割と大変なんですよねー(´・_・`)

ただ、今後Assetto Corsa Competizione

等サーキット系のレースシムで遊ぶ時にこのバッファー高4こそが最適になるかもしれません。
また試す事があったらその時にレポートしたいと思います。

TrueBrakeを使った感想まとめ

ではTrueBrakeを実際に使ってみて感じた事をあれこれと書いていきます。

TrueBrake良い点

正直、最初TrueBrakeのバッファー高1にした時

これは買って失敗したのかも

と思いました。ガチで(´・ω・`)

というのも私はTrueBrakeに変えてしまえば
最初から自動車の油圧ブレーキのようにじんわりとブレーキがかかるようなイメージを勝手に持っていたのですが
この商品はそうではなく、

バッファーと接触して内部シリンダーのスプリングおよびポテンションメーターを動かし始めるまでは、あくまでブレーキがかからない遊びの部分です。

バッファーに接触するまでは抵抗が外部スプリングだけなので、そこの範囲はやはりスカスカなんですよね。
実車の油圧ブレーキも序盤にやや遊びはありますがそれとは感覚が異なります。

とはいえTrueBrakeの構造図見たらペダルと内部シリンダーの間はスプリングが置いてあるだけで空間が開いてるわけなのでそりゃそうですよね。
にもかかわらず私は勝手に油圧ブレーキのようなことをイメージしてて
それと違ったのでちょっと面食らいました。
これはちゃんと考えてなかった・勝手に挙動を思い込んでいた私が悪いと思います(´・ω・`)

と、最初は違和感を感じたTrueBrakeですが
DiRT Rally 2.0を少し走り込んでいくと
その感覚にも慣れて、ああこれは買ってよかったと感じました。
ブレーキの制御が素のG29ペダルに比べて明らかに楽で、目に見えてタイムが縮まります(感想は個人の印象です)。

特にペダルを奥まで踏み込む必要が無くなったので、
自分の姿勢も崩れませんし、そのおかげでハンドリングにより集中できます。
レースシムで遊ぶ方にとってこのTrueBrakeは恩恵が非常に大きいと思います。

一方ETS2についてはバッファー高1ぐらいまでがせいぜい許容範囲かなぁと思いました。
ETS2も一応「シミュレーター」ではあるけど、味付けがガチガチでもないので
ETS2に限って言えば素のG29のブレーキペダルでも別に困らないと思います。

最終的にバッファー高3にしてETS2のゲーム内設定でブレーキの効きを高めて対応しましたが、そうすると実際問題ブレーキペダルをほとんど踏み込めません。
この点、TrueBrakeにして逆にリアル感が無くなったとも言えるかもしれません。

 

…というのはここまでTrueBrakeを導入して
6時間ぐらいしか走ってない状態での感想です。

TrueBrakeでいちばん大事なのは慣れ
だと海外のレースシムフォーラムでも言ってる方が多いので、
今後使い込んで更に慣れていけば使用感が良くなっていくかと思います。

まずはこのTrueBrakeという新しいシステムに慣れたいと思います。

 

補足

私が受けた印象についてはTrueBrakeのバッファー高を順次交換して慣れていった影響も大きいと思います。
じゃあこの記事を読まれた方がいきなり最初からバッファー高3にして、DiRT Rally2.0でベストと感じるかはまた違うと思います。

中にはいきなり3にしたらあまりに固すぎて「これは使えないアイテム」と思われる方も出てくるやもしれません(´・_・`)

1→2→3の過程で徐々にTrueBrakeに慣れていった効果もあると思うので、
組付けが多少めんどくさくても最初は最弱の1から試してみてもいいかと。

TrueBrakeイマイチな点

TrueBrakeも万能ではなく今一つな点がありましたので挙げます。

バッファー交換が大変

バッファーを替えるにはその都度ペダルを分解して組み直す必要があります。

ですのでDiRT Rallyだから3、ETS2を遊ぶから1と簡単には交換できないんですよね( ´Д`)

味付けの違う自動車運転ゲームをいろいろやる方はここが不便だと思います。

必要踏力の細かい調整はできない

バッファーが4つも付属していますが、結局それぞれのバッファーの固有値に自分が合わせていく事になります。

電気ひずみ式のロードセルであればPC上から細かく必要な踏力を制御できるものもあると聞きます。
それに比べるとTrueBrakeは調整に幅がないとも言えるでしょう。
とはいえ、これは価格面が安価であることを考えれば仕方ないと思います。

結局はTrueBrake自体に慣れてしまえばいいだけかもしれないので、
今後使い込めばまた印象も変わると思います。

自分とイスが跳ね返される

ブレーキに必要な踏力が高まることで、場合によってはイスごとブレーキペダルに押し返されます(›´ω`‹ )

これには何らかの対策が必要かと。

オフィスチェアの場合その対策を安価で行える方法を
すでに見つけてあるので、また別記事で後日書きます。
300円もあればこの問題は解決です(・∀・)

おわりに

以上、ロジクールのG29ペダルのブレーキを改善する画期的なアイテム、TrueBrakeについて感想を書いてみました。

結果として吊り下げ式ペダルでも問題なく使えました。
また同様に吊り下げ式と床置き式ではペダルに伝わる踏力が違うので、
床置きの方はまた適切なバッファー高が違ってくるかもしれません。

TrueBrakeを組み込んだらなにもする必要はありません。
いつものようにハンコンをPCに繋いでゲームを起動して走ればOKです。

PS4についてはまだ試してませんが、
PS4用のプロジェクトカーズ2を一応持ってるのでまた試してみたいと思います。

TrueBrakeは元からPS4でも使えるとメーカーが言ってますし、
結局G29の仕組みと電気信号を使ってるだけなので
PS4でも何も問題なく動くと思います(・_・)

TrueBrakeは

  • 比較的安価で
  • 取り付けもまあそこそこ簡単で
  • 得られる体験は非常に大きい

いい製品だと思いました。
海外のレースシム有志が絶賛してるのもわかります。

一方で、一番最初に使った時は私のように「やられた」と思うかもしれません。
きっと長い間染み付いたG29の挙動に比べて違和感があるので
そこで脳から拒絶反応的なのが出てくるんでしょうね(´・ω・`)

ですが、とりあえずしばらくTrueBrakeで走ってみればすぐに慣れると思います。
そして慣れてきたらバッファーを交換して自分の理想のペダリング・ブレーキ圧を探ってみると良いかと。

イギリスから7,500円ほどで購入&すぐには納品されないという難点はありますが
価格に見合う性能は十分あると私は思いました。

もっと理想を追求したい・細かく調整したい人はロードセルを買えばいいと思いますが、私のような

  • そこそこ楽しめればいい
  • でも少しは本格的に走りたい
  • と言いつつ予算はかけたくない
  • 取り扱いが簡単なのが良い

という人はこのTrueBrakeで十分かと思います(・∀・)

以上、TrueBrake欲しいけどどうなのかしら…?という方の参考になれば幸いです。

それではまた次のレースシムネタでお会いしましょう( ゚д゚)ノ

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