ロジクール G29用ペダルフレームを作る #3 完成・材料リスト

ゲーミングDIY

ハンドルコントローラー ロジクール G29の
ペダルを取り付けるフレーム(ペダルフレーム)作り紹介#3です。

使うペダルはこちらです

今回で完結です。使った材料のリストも載せてあります。

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G29ペダルをオルガン式→吊り下げ式にする

G29分解時は断線に注意

前回#2で基本的なフレームの組み立ては終わりました。

次はG29ペダルを吊り下げ式で使うためにペダルを分解→一つづつアルミフレームに取り付けていく作業となります。

ペダルの分解は保証規定に触れる可能性があります。自己責任で行ってください。

G29ペダルをひっくり返して、空いた靴箱などの上に置きます。
こんな感じ。

こうするとペダルの部分が靴箱の中に入り
丁度いい高さになるので、とても作業しやすくなります🌻

写真にあるようにペダルの裏にはネジがありますのでこれらを全部外していきます。
注意したいのは…、

このようにペダル裏にある、カーペット等に引っ掛けるためのツメ。
ここの中にもネジがあるので忘れないように外しましょう(ここに気が付かずにしばらく悩みました…)。

ネジを外した後はプラスチックの外装を外すのですが、

配線の一部がカバー内部でネジ止めしてある箇所があるので、思いっきり外すと断線する可能性があります。

ケーブル出口付近にネジ止め箇所があるので、まずそっとカバーを持ち上げ
ネジ止め箇所を目視確認したらそこをねじ回しで外してください。
両手がふさがって作業をしたので写真はありませんm(_ _)m

カバーを外すとこんな感じになります。すでにペダルは取り出せる状態です。
落としたりすると大変ですので慎重に取り扱いましょう。

余談:G29の工場組み立て精度にかなり不安

上の画像の赤で囲った箇所、これはなにかというと
私のペダルはカバーを外したら画像赤丸の箇所のケーブルにケースのフレームが思いっきり押し付けてネジ止めしてあって異常な圧力がかかった状態になってました。
画像では見えにくいのですが、
ただでさえ細いコードが押し付けられて変形してしまっています( -_-)

本来このペダルのプラスチックカバーには
断線しないようにケーブルを収めるための溝が設けてあるのですが、

そこにケーブルを配置せずそのままネジ止めしてあり
フレームでケーブルを挟み付けてずっと使われていたようです。

これで今までよく断線しなかったなと思いました…。

これを見て、G29は工場の組み立て精度にかなり難があると思いました。
もし何かペダルの調子が悪い場合は内部断線も疑ったほうが良いかもしれません。

ただ、カバーを開けると保証に触れる可能性がありそうなのがネックですが…( -_-)

ペダルをフレームに付ける

カバーを開け、3つのペダルを一つずつ外してアルミフレームに取り付けていきます。

その前に…。

ペダルにはこの様にマスキングテープにメモを書いて付けておきました。
今後のことを考えてトラブル防止のため、
ケーブルの色・差してある順番もメモで貼ってあります。

写真で残しておく+直接メモも貼っておけば
もしものときも対処しやすいと思います。

なおペダルには最初からマジックで汚い字でA、B、Cと書いてありました。
アクセル、ブレーキ、クラッチの頭文字だと思います。
工場で組立時に判別するためなんでしょうね。

3つのペダルはとても細い信号ケーブルで繋がった状態です。
取り扱いに注意しながら慎重にフレームに組み付けていきましょう。

それから画像はないですが、各ペダルの踏むプレート部分は吊り下げ式にすることで天地が逆になります。
なのでペダルプレート部分を6角レンチで取り外し、
天地反対方向に付け直す事で元々のG29ペダルの状態に仕上がります。

んで、作業を進めまして、

完成です。

ペダルの固定はアルミフレーム中央部ユニットの
上から2番目と3番目のフレームに行いました。
仮想モデルでは1番上のフレームと2番目のフレームにしていましたが
それだとペダル位置が高すぎたので予定変更です。

ペダル上部はこの様にL字ブラケット(モノタロウで買った:後述)で留めています。

L字ブラケットのうち、ペダルとアルミフレームを固定する箇所には
手持ちであったM4のボルトを使っています。
これはホームセンターで以前買って使ってなかったもので
長さ15mmのボルト、ワッシャー、座金、6角ナットがセットになっているものを使いました。

L字ブラケットの穴はM5まで通り、G29ペダル側のボルト穴はM6対応なのでM5のボルトの方がより固定すると思います。
M6のボルトはこのL字ブラケットには直接通りませんので、M6でガッチリ固定を目指すなら穴を広げる加工が必要になります。
なおM4で固定してもゲーム中にズレるということは全く無く使えています。

ペダルの下側も同様にL字ブラケットで固定します。

画像の左端のペダルのL字ブラケットを見ていただくと気づかれるかもしれませんが、

このL字ブラケット、工作精度がかなり甘く、穴の中心が揃っていないものが多々あります。

こんなん機械で自動的に穴あけ作業するだけじゃないんだろうか…と思うんですが😥
このL字ブラケット、(比較的)安いのは良いんだけど
品質はいまいちという印象です。
モノタロウのサイトレビューでは絶賛されてるけど、
正直そうは全く思えんです。

まあ事実上これを買うしか選択肢が無いんですけども( -_-)

画像にあるようにアルミフレームの溝にケーブルを収め、
100円ショップで買ったタイラップ(画像では白い輪っかの箇所)で止め、
補助としてマスキングテープで部分的に止めてあります。

ケーブルの収め方については
誰に見せるわけでも無いですし正直これで十分だと思います。

今回マスキングテープが大活躍したので1個買っておくと良いと思います。
※ホームセンターや100均で売ってる安いので十分です。

最後にアルミフレームにエンドキャップ(プラスチックの黒いフタ)を
トンカチで叩いて取り付けて完成です!🔨

材料リスト

今回作ったアルミフレームの材料リストを載せます。

その前に今回私が作ったフレーム全体のサイズは

  • 横幅:40cm
  • 奥行き:45cm
  • 高さ:33cm

となっています。
幅に関してはもう少し広いほうが好みの方もいらっしゃるかもしれません。
その辺りはご自身で調整を🐦
幅を変えるとフレームの他の部分も変わってくるのでお気をつけください。

また完成したフレームには補強目的でデルタブラケットを
取り付ける余地がまだありますが、
買ったボルトが途中で足りなくなったので完成画像にあるような
現状でとどめています。
それでも強度的には何も問題はなく、ビクともしません。

#1、#2のときでも触れましたが
とにかく仮想モデルを作ってまず必要な材料を把握
されることをおすすめします。

ではリストです。

アルミフレーム

ベーシックフレーム ヘビー級 AFS-2020-4

45cm*2本:553円 ※ユニット底面の両端部分(これが奥行きになります)

36cm*5本:881円+238円=1,119円(消費税が8%と10%のときのものがあります) ※底面の横部分3本、最奥の10cmフレームの上に取り付けた部分、中央ユニットの横部分(一番上のフレーム)

32cm*2本:420円 ※中央ユニットの2、3段目

31cm*4本:760円 ※底面から垂直に立て中央ユニットと接合する部分、中央ユニットの斜めに取り付けた部分

10cm*2本:123円 ※最奥の「押し付け用」箇所(#1を参照)で底面フレームから垂直に立てた部分

小計:2,975円


デルタブラケット

M4 デルタブラケット/塗装無し 20 タイプ

24個:1,762円


L字ブラケット

薄型アルミブラケット

12個:792円


ボルト

座金組み込み六角穴付ボルト (M4)

12mm*50本:971円(2個余るけど50本パックの方がお得だったのでそちらを購入)

10mm*18本:436円


ナット

四角ナット (M4フレーム用)

100個:484円(単価が安いように50個パック×2個買い。72個しか使わなかった。)

ナットホルダー (M4フレーム用)

100個:1,145円(単価が安いように50個パック×2個買い。72個しか使わなかった。)


エンドキャップ

エンドキャップ (M4)

12個:1,503円


ペダル固定用M4ボルトセット

6本セット:100円
※ホームセンターで購入(たぶん100円もしませんが、100円で計上)。


総計:10,168円

一部消費税8%の時に買ったものと10%の時に買ったものが混ざっています。
またモノタロウで割引の日に買っているので、通常時のサイト上の価格と異なります。

ナットや、ナットホルダー、そしてボルトは使ったものより多く買っているので、
実費はまだ下がると思います。

※タイラップやマスキングテープの値段は含めていません。
もし買うなら100均で合計220円って感じでしょうか👻

コストについて考察

ご覧のようにアルミフレーム自体は3,000円もしません。
この剛性がこの価格で得られるのはかなり安いと思います。

問題となる価格が高い部分は、エンドキャップブラケット類です( -_-)
エンドキャップはケガの予防にはなるけど、正直高すぎますので
タミヤのプラ板を買ってきてカットして両面テープで貼り付けるーとかでも良いと思いました。
今回、フレームに貼り付ける面は1辺2cmの正方形なのでカットも容易ですしね(・_・)

この2mmのやつが厚手でよいかと。

またボルトに関しては今回私は見た目を重視して
6角ナット仕様のものにしました。がこれまた正直高いです。

ホームセンターで普通の+ドライバーで回せるものを買ったほうが
ずーーーーっと安いと思います。

この様に見てみるとアルミフレームで作るG29ペダルフレームは
留め具の部分をいかにコストダウンできるか
が安く仕上げるカギだと思います(›´ω`‹ )

ただデルタブラケットはできれば使ったほうが良いと思います。
これで全体の剛性をかなり稼いでいると思います。

なんやかんや高いとはいえ、
Amazonとかで売ってるレースシム用のフレームは

  • どうしても大掛かりなサイズになりがち
  • 規格が統一でそれぞれの家庭事情に合わせにくい
  • 結局なんだかんだで高い

です。
自分で作ったほうが取り回しもいいですし、
市販品の様に大きすぎて家族の顰蹙を買うリスクも減らせます💦

1万円近くかかったものの出来には非常に満足しています。
アルミフレームは超頑丈なので半永久的に使えそうですしね。

実際に自作ペダルフレームを使った感想

G29ペダルを吊り下げ式にしてETS2を遊んだ感想を書きます。

まずフレームそのものの感想ですが、頑丈でびくともしません。
自重で動かずに位置を保てるので#1で触れた「フレーム後部の押し当て部分」は無くても大丈夫かと思います。

ただこういった箇所があれば確実に固定度が増すので、
これから作られる方は「何らかの壁等に押し当てる機能」は設けておいて損はないと思います。

ちょっと難点としてはフレームの凹み部分にはどうしても時間経過でホコリ等が入る事。
これはこまめに掃除するしかなさそうですね。
フレームの溝カバーも別途売ってますけど、
ハッキリ言ってむちゃくちゃ高いです( -_-)
ただ、あれば掃除やお手入れが楽になると思うので
富豪の方は導入しても良いかもしれません。

あと、アルミフレームは冷たいので
素足で運転される方はひんやりするかもしれませんので注意…という感じでしょうか。

 

吊り下げ式ペダルの感想に移ります。

まず最初にETS2で運転して思ったのは

G29持ってる人は全員このアルミフレーム作って吊り下げ式にしたほうが良い

と思いました。これは声を大にして全世界に向けて言いたいです🐣
G29ペダルデフォルトの「オルガン式」に比べて格段に踏み幅の調整がしやすくなります。

特にびっくりしたのが、あれだけオルガン式ではガチガチだったブレーキ。
吊り下げ式にすることで簡単に踏力による微妙なコントロールができるようになります。
正直これには、ぶったまげました(゚д゚)

ブレーキペダルがこれほど快適になるとは…と驚き、
この吊り下げ式こそが、本来G29が持っているポテンシャルを
存分に引き出せる姿なのでは?とも感じました。

一方、残念だったのはオルガン式でもスカスカだったアクセルペダルはよりスカスカ感が増した点。
吊り下げ式になって、よりいっそうわずかな踏力で踏みきれるようになりました( -_-)

これは今後、アクセルペダル内部の抵抗を増やすなどして対策を考えてみたいと思います。

おわりに:せっかくG29持ってる人は吊り下げフレームを作った方が良いと思う

3回に渡って紹介してきたロジクールG29ペダル用のフレーム作り。
自分で言うのもアレですが、完成後はとても満足の行くものができました。
作ってよかったです。

とにかく大事なのは、一番最初の設計・仮想モデル作成の段階です。

ここでフレームサイズを正確に決めれば後は必要な部品を注文して組み立てるだけ。
組み立てと言ってもただネジで留めるだけなので超簡単です。

仮想モデルは、3Dモデルとか操作できなくても
私のようにタミヤのプラ棒で簡単に作れる(#1参照)ので、
まずは仮想モデルでプランをじっくり練ってみてはどうでしょうか。

ペダルフレーム自体が1万円という価格は確かに高いと思います。

ですが他社の吊り下げ式ペダルの値段がものすごく高いことを考えると
G29+自作ペダルフレームというのは費用分の価値は十分あるかと。

アルミフレームで組んだペダルフレームは見た目もかっこよくて機能性も抜群です。
自分で作るので微調整も効きます。

今回の工作を通じて、普段レースシムやETS2などを遊んでいる方は
ぜひフレーム制作にチャレンジしてほしいと思いました。

最後になりますが、くれぐれも作業中の怪我にだけは気をつけてください。

それではまた次のDIYネタでお会いしましょう( ゚д゚)ノ

ロジクールG29(日本での正規品)