【ハンコン】ロジクールのG29を買いました

レビュー

ハンドルコントローラー(ハンコン)のセット、ロジクール G29を買いました。

こちらの機器です

今回はG29の感想と、
これまで使っていた年代物のハンコンGT FORCEとの
簡単な比較などを行いたいと思います。

G29に興味があるけど、どんな感じなのかなあという方の
参考になれば幸いですm(_ _)m

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GT FORCE→G29へ変更→ブレーキペダルの進化に感動

ハンコン変更の流れ

これまでハンコンはGT FORCE(2001年式、PS2のグランツーリスモ向け)
という年代品をずっと使っていました。

GT FORCE
ロジクール
¥2,650(2019/10/01 01:14時点)
このテンキー改造は簡単で使い勝手がUPするのでオススメです。
ハンコンの簡単DIYでETS2とATSの運転を快適にしよう!
皆さん配達してますか?(・∀・) 今回は誰でも簡単にできてしかも費用もあまりかからないハンコンの改造で、 ユーロトラックシミュレーター2(ETS2)とアメリカントラックシミュレーター(ATS)をより快適に遊ぼう!という内容です。 ...

ハンドル部分には未だに何の問題も無いのですが、ペダルのほうが最近

ブレーキペダルを開放しても微妙に戻りきれない→ETS2でクルーズコントロールが勝手に切れる→設定でペダルの遊び幅を設定→またすぐにおかしくなる

という事を繰り返す始末( -_-)
流石にもう18年も前の機械なのでそろそろ限界かも…と思い、増税前に

FanatecのCSL Elite Pedals LC

CSL Elite Pedals LC
CSL Elite Pedals LC: 高品質なアルミデザイン, 16bit の解像度, カスタマイズ可能なペダル位置, ペダル個別のコックピットへの設置, 感圧式ロードセルブレーキを実現.

を買おうかな~と調査。

ほとんどこれで決めていたのですが、
ふとG29って中古でいくら位なのかしら?
と調べて、かなり安く手に入りそうだったので急遽G29一式導入となりました。

ということでG29の一式、ハンドル、ペダル、シフターを新たにゲットです( ‘ω’ )و

シフターを新たにゲットです( ‘ω’ )و

シフターだけわざわざ買ってUSB化の改造までしたのになんというちぐはぐなムーブ(´・_・`)

[ゲーミングDIY] 自作USBシーケンシャル・シフターを作る その1
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シフターもセットだったので「これだけ要りません」とも言うわけにもいかず
結果、我が家に同じシフターが2個ある状態なりました(*_*)

…とりあえず、今回中古一式でCSL Elite Pedals LCより
ずっと安く手に入ったので良しとしたいです。

CSL Elite Pedals LCにはロードセルが付いてるからG29とはペダル性能がそもそも比較にならんのでは?という意見もあるかと思います。
それはおっしゃるとおり、ごもっとも(・_・)
ロードセルについては今後自分で改造しようと思ってる(詳細はまた後ほど)のですが、その部品代を考慮しても総合的にG29で良いかなぁと判断しました。

G29とGT FORCEの比較+感想

G29とGT FORCEを簡単に比較してみます。

ハンドル

G29(左)のハンドル径は約27cm

GT FORCE(右)のハンドル径は約24cm

です。
3cmの差ですが、大きくなって実車に近づいたことで取り回しが格段に良くなりました。

またG29ではボタン類が一気に増えて機能割当の選択幅が広がっています。

ペダル

微妙に湿っているのは撮影用にウエットティッシュで拭いたから(´・ω・`)

右がG29、左がGT FORCEです。ハンドルと並びが逆になっててすみません( -_-)

ペダルは最も大きく違いを感じる点です。
待望のクラッチペダルも付きました。

まずこの2者はペダル一式の重さが全く違います。
GT FORCEのペダルは片手で持って振り回せるぐらいの軽さですが
G29はずっしり重くとても片手では無理。
非常に頑丈な作りになっています。

ペダルの踏み心地で大きく異なるのはブレーキです。

GT FORCEの方はアクセル・ブレーキ共に
ただのプラスチックペダル+弱いバネなので、
踏めばすぐに底づきしてブレーキ量を調整するのはなかなか難しかったのですが、
G29のブレーキにはバネ+中に抵抗になる物体(ゴム)が入っているので踏んでいきなり底づきということがありません。

この抵抗が入っているおかげでブレーキの感触(ブレーキフィール)が全く別物になりました。
もちろん実車とは違いますが、それでもGT FORCEよりはずっと感触が良くなりました。

一方G29ではブレーキを踏む時の抵抗力が強すぎて、
私の踏力の無さ+これを思いっきり踏めばペダルがずれるかも?という躊躇いもあって、
一気に強ブレーキをかけるのはちょっと難しいです(・_・)

普段ETS2メインで運転してるのであまり急ブレーキは要らないですが、
レースシムを遊ぶ場合にちょっと困りそうな気がします。

G29にしてよかった点

ペダルの進化

上でも触れましたがいちばん感動したのはペダルです。
特にブレーキペダルの踏んだ感触が格段に良くなりました。

+クラッチペダルがあるのも良ポイント。

ハンドルの使いやすさ

G29でハンドル回転角が増えて900°になったのでより運転しやすくなりました。
またボタン類が増えたので機能割当の幅も広がります。

フォースフィードバック(FFB)が安定

G29で運転した時に最初、
「GT FORCEよりもフォースフィードバックがあまりにも弱いのでは?」
と率直に思いました。

ですが、そのうち
「GT FORCEのフォースフィードバックはただ大きく暴れていただけでG29のものが正しい挙動なのでは?」
と考えが変わりました。

GT FORCEでETS2を遊んでいるときは、
何もない直線でもフォースフィードバックがかかって
ハンドルが常に左右にガタガタとブレる状態になっていました。

それはそれで「古いトラックのガタガタ感を表現…」という妄想込みで受け入れられなくもないですが、
常時振動しているので手がとてもキツイというデメリットもありました。

一方G29はフラットな直進時に余計なフォースフィードバックは特にかかりません。
その代わりハンドルを切ったときや荒れた路面の時にしっかりと力が掛かる感じで、
落ち着いた表現になっています。

どちらかといえばGT FORCEの暴れん坊ぶりよりも
G29の方が本来のフォースフィードバックのもたらす効果のような気がします。

G29のここがイカン

G29を使ってみて、ダメだこりゃ(CV:いかりや長介)と感じた点もあります( ̄д ̄)

押しにくいハンドルのボタン配置

ハンドル径がGT FORCEに比べて大きくなったということもありますが、
付いているボタンが指から微妙に遠くて押しにくいです。

特にウインカーに割り当てるであろう、L2、L3、R2、R3などが
ハンドルを握った時の手の位置から微妙に遠いので
素早く押せないのが辛い( -_-)

私の手のひらサイズは手首~中指の先端間が約18cmと、
平均的なサイズよりちょっと小さいくらいだと思いますがそれでも辛いです。

G29を眺めると、まだ少しボタンを外側(ハンドルのリング側)に
寄せる余地はありそうなんですよね。
手が小さめの人でも使いやすいよう、もう少しボタン配置は練ってほしかったです。

ダイヤルボタンが過敏に反応しすぎ

ハンドルの中央右下側に付いている赤いダイヤル機能。
ここは自由回転でき、右回りと左回りで機能を割り当てられるボタンなんですが
これがどうも過敏に反応しすぎます。
もうすこし、カチッカチッと確実に止まるように作ってほしかったです。
もしかすると中古なので機能が劣化しているのかもしれませんが…

このダイヤルにETS2でルートアドバイザーの縮尺送りとトラックの視点変更を割り当てているんですが、
狙ったところでピタリと止まらないので非常に使いづらいです。

配線の取り回しがとにかくダメ

G29で一番ダメなのがケーブルレイアウトだと思います。

G29のハンドル部をひっくり返して撮影したこちらの画像を御覧ください。

この様に本体の底部にくぼみが作ってあって
その中に電源、ペダル、シフターのケーブルを差し込み、
くぼみ内でケーブルをぐるりと回し、溝にケーブルを嵌め、
本体の背面からはケーブルのみを出す仕様になっています。

これがケーブルの細さとも相まって
慎重に扱わないとすぐに断線するんじゃないかと不安です。
実際、電源ケーブルは普通にさしても
変なテンションがどうしても掛かってしまいます…( -_-)

この配線仕様で問題が無いのは
ハンコンを常にプレイシート等に固定しておける人だけだと思います。
ゲームを遊ぶたびにハンコンを取り出して設置→遊び終わったらまた片付けるというユーザーの事は全く考えてない作りです。

ケーブルの取り外しがかなり面倒+ケーブルが机の天板と本体の溝の間に挟まれ出口方向が固定されるので
ハンドルを天板につける際に気をつけないと、
ケーブルに対して変な角度でテンションがかかって断線リスクが高まるー
という非常に扱いづらい設計になっています。

こんな面倒な仕組みにせず、
素直に本体の外側で各種ケーブルを抜き差しする仕様にした方が良かったと思います。

そもそも本体の外側でケーブルを抜き差しする仕様であっても
プレイシートに固定する人も何ら困らないはずです。

正直、

これを考えた人とGOを出した人はコップに水を入れてこぼさずに峠を100往復するまで晩ごはん抜きの刑にしたいと思いました( -_-)

何を考えてこんな使いづらい仕様にしたのか理解不能です。

ということで、このケーブルレイアウトのあまりの酷さを見ると、
シフターを独立USB化することはまだ意味を持つような気がします。

G29の改造予定

G29は総合的にとても良いハンコンですが、
ここをこうすれば…という点もあります。

以下今後改造してみたい点を挙げました。

挙げた改造のいくつかは実際に行い、このサイトで紹介するつもりです。が、全部やるかどうかは分かりません(・_・)

ペダルを吊り下げ式にする

G29はペダルが床側から出ている設計になっていますが、
せっかくですのでこれを吊り下げ式に改造したいと思います。
これはぜひやりたいです。

ブレーキをロードセルに

今のバネ+ゴムによるブレーキペダルの踏力調整は私にはちょっとつらいです。
なのでブレーキペダルを改造してロードセル化したいです。
あるいはロードセル化の前にゴムを変えるかスプリング部分を加工して調整するかもしれない。

ペダルに振動機能搭載

ペダルの近くに振動モーターを取り付けて臨場感を高めようかなと。
面白そうだけどこれはちょっと優先度低。

ペダルの独立USB化

上で紹介したようにG29はケーブルレイアウトに難があって
毎回ケーブルを抜き差しするのがかなり厄介です。
そこでペダルを独立USB化しようかと考えています。
これはUSBシフターを作ったときと同様にArduinoに制御させればできるはず…。

…それから、ロードセル化するなら独立USBにしないと細かい設定ができない(通常の9ピンでハンコンに繋ぐ方式ではWindows上で細かい設定ができない)ような気もするので、どっちみちUSB化しないといけないかもしれないですね(´・_・`)

ただそうなるとシフターとペダルをUSB化、ハンコンもUSB接続なので、
ゲームによっては3コントローラー以上をすんなり認識できるのか?という懸念もあります。

パドルシフトを変更

パドルシフトを使う際のスイッチのクリック感がどうも貧弱で
これって強度として大丈夫なのかしら?と不安になります…(・_・)

タクトスイッチ自体に問題があるのか、それともパドルが薄い鉄板でしなりが発生するのが悪いのか、何が原因かは分かりませんが感触はペラペラでいまいちです。

カーボンプレートを加工してパドルを替える・スイッチも耐久性があってクリック感のあるものに替える事を検討したいと思います。

おわりに

G29は良いハンコン

ということでロジクールG29の簡単な感想でした。

色々改善点は上げたものの、
総合的に考えて、とても完成度の高いハンコンだと思います。

そもそも改造云々は普通に使う分には何もしなくていいと思います。
ただ趣味でやりたいだけですので…(・_・)

現状、価格と性能バランスを考えるとロジクールのG29が
普通に買える中でベストなハンコンだと思います。

Fanatec、スラストマスター、Heusinkveldなど
他社にも素晴らしいアイテムはありますが、
コストパフォーマンスを考えるとG29が一番良いかと。
価格も高いですがまだ現実的な範囲です。

それからG29が持つ最大のメリットは

世の中に出回っている数が圧倒的なので情報やアフターパーツの入手のしやすさがダントツ

な点だと思います。これらのおかげで、
もし困ったことが起きた時に自力でなんとかできる率が高まる
のがG29が競合他社に比べて一番いい点かと。
場合によってはG27の情報でもほぼそのまま流用できることもありますしね。

これからG29を買う方に向けて

これからG29を買う方にとって一番のネックは価格だと思います。
良い機器なんだけどやはり結構なお値段がして高いですよね…(´・_・`)

購入時に気をつけたいのは、G29には

  • ロジクール(Logicool)
  • ロジテック(Logitech)

の2社製があります。

ロジテック

ロジクール

ご存知の方も多いと思いますが、一応説明すると
ロジクールが日本における社名、ロジテックは海外での社名です。
※世界的にはロジテックが主流でロジクールがイレギュラーになるかと。

2社は根底は同じ会社ですがロジテック製品は日本では並行輸入品扱いですのでロジクールによるメーカー保証は原則受けられません。

実際のところAmazon等でもロジテック製(並行輸入)の方が安く手に入ると思います。

ただ、メーカー保証は受けられないのでそこの意味は十分に考えたほうが良いと思います。

もしロジテック製が壊れた場合にロジクールに連絡しても
おそらく門前払いになるんじゃないでしょうか…。

一方、最初から改造することを考えている場合、
思い切ってロジテック製品を買うという選択肢もあると思います。

ロジクール製品を買った場合、分解等を行えば即保証対象外になりますので、
2年の保証が切れるまで改造着手はもったいないです。
一方ロジテック製であれば保証なんて無いので2年待たずにいつでも改造に踏み切れると思います。

価格差とそこに含まれる意味を考えて
日本展開の正規品ロジクールor並行輸入品ロジテックを選ばれたら良いと思います。

私個人の意見としては、新品を買うのであれば高い品物でもありますので
ロジクール製を買って安心感を確保して2年間遊ぶのが良いんじゃないかなぁと思います(・_・)

今後の予定など

ということでG29購入後のレポートでした。

今回、高い買い物でしたが買ってよかった!というのが素直な感想です。

最初はGT FORCEのハンドルが壊れていないのにハンドルまで買うなんて…
とも思いましたが、
よく考えたら自動車だって全部壊れる前に乗り換えますしね。
それと似たようなもんだよ!という路線で攻めれば、
ご家庭内でハンコン乗り換え理由の正当化にもなるやもしれません(・_・)

今後G29は少しずつ改造をやっていくつもりなので、
またそのうち紹介できればと思います。

長年の相棒でレースゲーム(とトラック運送)の面白さを私に教えてくれたGT FORCEには感謝しかありません。
買った時の箱に入れて大事にしまっておきます。

それではまたそのうち改造編でお会いしましょう( ゚д゚)ノ

ロジクールのG29(日本での正規品)