BitTradeOne(ビット・トレード・ワン)がBit Ferrous(ビットフェローズ)ブランドから販売している、滑り止めラバーの付いたゲーミングキーキャップ
BFRKC
のレビューとなります。
今回購入した商品はこちらです。
BFRKCとは
BFRKCはCherry MXシリーズに互換のある交換用キーキャップで、
- キーをラバーが覆い、文字面には滑り止めのギザギザ加工
- キーは2素材成型で文字部分はLEDの光が透過する
- 交換キーは18個入りでコストパフォーマンスが高い
という特徴があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう( ・ㅂ・)و ̑̑
1.キーをラバーが覆い、文字面には滑り止めのギザギザ加工
キーキャップ全体をラバー加工してあり、更にキーキャップ天面(文字が書いてある部分は)細かいギザギザで滑り止め処理が施してあります。
パッケージの説明書きによると、このギザギザは銃の滑り止めに使われる「チェッカリング」をイメージしているそうです。
この滑り止め加工によりBFRKCのキーはタッチした感触だけでキーボードの他のキーと容易に判別できるようになっています。
FPS等で移動に使うWASDキーを交換することで指のポジションを見失わないという効果が大いに期待できます。
FPSに慣れたベテランの方なら指のポジションは覚えていて当たり前なのかもしれませんが、私のような初心者だったり、あるいはカジュアルなFPSプレイヤーにとってはまずキーの場所を覚えることから大変ですよね。
そんな労力をこのBFRKCなら交換するだけであっさりと解決してくれます!
2.キーは2素材成型で文字部分はLEDの光が透過する
BFRKCのキーは先述したようにキー表面をラバーで覆っていますが、メインの部分は白色のプラスチックで作られています。
こちらの画像を御覧ください。
キーを裏側から撮影した写真ですが、このようにプラスチック素材をベースに上からゴム素材で覆った2素材による成形となっています。
隣にある黒いキーはRealforce RGB(リアルフォース RGB)のキーですが、同じような構造になっているのがご覧いただけるかと思います。
この2成形加工によりLEDのバックライトを透過することができキーを光らせることが可能となっています。
3.交換キーは18個入りでコストパフォーマンスが高い
BFRKCのセットに含まれるキーは
キーボードの数字部分:1、2、3、4、5、6(※テンキー部分ではありません)
文字キー:Q、W、E、R、A、S、D、F
カーソルキー:↑、↓、←、→
の合計18個です。
加えてキーを引き抜くための工具も付属しています。
数字と文字キーを全部変えてしまうと、返って周りとの差がなくなって感覚がわかりにくくなるので、現実的にはWASDとカーソルキーだけ変えるとか、それプラスQ、E、R、Fのどれか、更にあるいは数字キーを何個かというような感じになると思います。
ただ含まれるキーの数が多いという事は好みに応じてキー交換の組み合わせも色々と考えられるということになるので個人個人の好みに応じたカスタマイズが可能ということになります。
そしてこれだけキーが入っているのに価格がそこまで高くないこと、WASDとカーソルだけのセットになっている他社製品と値段がそこまで変わらないという点からもコストパフォーマンスがとても高いと思います。
BFRKCのちょっと気になる点
コストパフォーマンスに優れ、製品自体もなかなか好感触なBFRKCですが、ちょっと気になる点もあります。
まずキー天面のチェッカリング加工ですが、ここはおそらく汚れが溜まりやすいと思います(・_・)
とは言え、これはすべり止め機能とトレードオフなのである意味仕方がないのかもしれません。
もう一つ大きく残念だった点ですが、
数字キーの機能を示す文字部分が書かれていない。
点ですね(´・ω・`)
例えば標準的な日本語キーボードだと数字の1のキーにはエクスクラメーションマーク(!)が記載されていると思いますが、BFRKCのキーにはそれがありません。数字の1が描かれているだけです。
数字キーに何の機能が割り当てられているか正確に記憶している人なら問題ないと思いますが、私は、
1(!)、2(”)、3(#)、4($)、5(%)、6(&)
を完璧には覚えていないのでちょっとこれは困るなぁという感じです(´・ω・`)
おそらくラバー部をそこまで細かく加工できない、あるいは耐久的な問題から見送ったのかもしれませんが、そうであれば
キーキャップの手前側のラバーで文字を切り抜くか、あるいは天面ないし手前側に印刷でも良いから書いてほしかった。
と思う次第です。
ここは本当に惜しいと思います。これが備わっていれば完璧なキーキャップだったのに・・・
数字キーのキャップはしばらく使ってみてどうしてもという場合は後からキャップの手前にマジックで書いておくかシールでも作って貼ろうと思います(›´ω`‹ )
Realforce RGBと抜群の相性
BFRKCをリアルフォース RGBとBFRKCを組み合わせた際の感想です。
リアルフォースRGBのキーキャップはCherry MXシリーズと互換がありますのでBFRKCのキーキャップが問題なく使えます。
※先程のキャップ裏側の画像参照。
BFRKCとのサイズ比較ですが、リアルフォースRGBのキーのほうがほんのちょっと小さいです。またキーをはめた時の高さですが、若干、本当に極々僅かにですがBFRKCの方が高く感じます。ですがこのほんの僅かな差でキーの判別ができるというメリットもありますし、何よりタイピングをしていて指が引っかかるような感じは特にありませんので、普段使いでも問題ないレベルだと思います。
またLEDバックライトの透過性も全く問題なく相性は抜群だと思います。
部屋の照明を落として撮影。
※キーによってLEDが明るかったり暗かったり異なって見えるのは、Realforce RGBの発色パターンでキーごとのLEDカラーが異なる影響もあります。
FPSプレイヤーにBFRKCはオススメ
以上BFRKCについて見てきましたが、
価格がそこまで高くもなく、キーを交換するだけでFPS等において一発で指の位置がわかる効果はとても大きく魅力的だと感じました。
もちろんキーを交換しなくてもゲームに慣れることで指を置く位置の問題は解決することだとは思いますが、そこまでの道のりを短縮してくれる効果がBFRKCにはあると思います。
私は赤を選択しましたが、他にカラーバリエーションもありますので好みの物を選べるのも良い点です。
FPSをこれから始める方、なかなかポジションが定まらない方は検討してみてはどうでしょうか。
以上FPS向き交換キーキャップBFRKCの紹介でした。
それでは( ゚д゚)ノ
BFRKCのカラーバリエーションはこちらです。