[ゲーミングDIY] 単管パイプで自作ケーブルマシンの作り方+1500円でラットプルダウンバーをDIY

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ゲーミングDIY

ニンテンドースイッチのFit Boxing 2 リズム&エクササイズ

でダイエットを日々やってますが、加えて自作の単管パイプハーフラックで筋トレもやっています。

以前紹介した単管パイプを使ったハーフラック

をその後改良して、ケーブルマシンを作りましたので紹介します。

またホームセンターで売っている材料だけを使って背中を鍛えるトレーニングのためのラットプルダウンバーを1,500円以下で自作してみたのでそちらも紹介します。

私のようにフィットボクシングから筋トレへと派生した方の
なにかの参考になれば幸いです🙂

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参考にしていただくのは良いのですが、作業中に工具などを使う場合はケガにはお気をつけくださいm(_ _)m
各部材メーカーの考える用途を逸脱した使い方になりますので、全てを自己責任で行ってください。
何かが起きても管理人並びに当サイトは一切責任を負いません。
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単管パイプでケーブルマシンを作ろう

単管パイプで作ったハーフラックそのものについては過去記事を御覧ください。

このハーフラックをベースにしてケーブルマシンを作ります。

こんな感じでケーブルシステムを作ります。

必要な材料は

  • プーリー(滑車)×2個
  • ワイヤーケーブル2m×2本
  • シンブル×4個
  • ワイヤークリップ×8個
  • カラビナ×4個
  • 単管パイプ用リングクランプ×2個
  • ストラップ式 ローディングピン(詳細は後述)

です。

プーリー(滑車)×2個

プーリーはAmazonでこちらのものを買いました。

なおこちら、海外からの発送なので日数はそれなりにかかります。

こちらはベアリング入り+上のリング部分がくるくる回ることでかかる負荷の方向に依らずにスムーズに使えるのでとても便利です。

ただ、私が購入したこちらは今回のようなケーブルマシンのプーリーとしてはやや大きいような気もしました。
大きくて問題があるわけではないのですが、安く仕上げるためにワンサイズ小さいものでも良いかもしれません。

⬆は私が買ったものとは販売者が異なりますが
おそらく同じ規格・構成でやや小さくサイズダウンしたものだと思われます。

最初から傷があったけど動作に支障は無かった

このプーリーですが、ベアリング入りで動きはなめらかでとても良いです。
が、中華クオリティのせいか、最初からところどころ傷がありました😥
幸いケーブルが触れる部分には傷がなく動作に何も問題はありませんでしたが、
ピカピカの日本クオリティを求める方にはやや向かないかもしれません。
私はどうせ使っているうちに傷が入るかもしれませんし、安いのでこれで十分だと思って満足して使っております🙂

なお2個買っているのは、上から引く動作と下から引く動作の両方を行えるようにするためです。
シーテッドローイングなどをするときは滑車とケーブル2個ずつを組み合わせて連結させて使います。

この画像はケーブル2本を途中でカラビナで接続して下から重りを引けるようにした状態。

その際、滑車1個はラックの上部、滑車1個はラックの下部フレームに固定することで下から引く運動ができます🙂

ワイヤーケーブル2m×2本

ホームセンターで購入した太さ6mm(被膜含む)のワイヤーケーブルを使います。
ワイヤー自体の太さはたしか3mmだったと思います。

10cm単位でカットもOKとのことでしたのでお店の方に頼んで2mを2本切ってもらいました。
(価格は失念しましたが1mで300円以下だったと思います)

用意するケーブルの長さですが私の単管ハーフラックの高さ方向のパイプは2mです。

それに重り(バーベルプレート)を後ほど説明するストラップ式 ローディングピンで吊り下げて負荷とします。

また上の画像のようにワイヤーケーブルの両端はそれなりに折り返して輪っかを作り、シンブル(金属の補強リング)を入れてDリングで留めます。

両端の折り返し分も含めれば2mよりかなり短くなるのにそんな長さで大丈夫か?
と思われるかもしれませんが、
プレート吊り下げ道具分の長さ、プーリーを数センチ吊る分の長さ、ケーブルマシンの持ち手アタッチメント分、ケーブル端にはカラビナを付ける等々が重なる事でちょうどいい感じになります。

不安な方は実際にビニール紐等で事前にイメージを作って計測後にホームセンターに行くと良いでしょう。

それにもし後からもう少し長さがあれば…という場合はホームセンターで金属チェーンを買って
ストラップ式 ローディングピンとワイヤーケーブルの間をチェーンで微調整するという手もあります。
カラビナさえあればチェーンで微調整しやすいので、これがハンドメイドの良い点だと思います🙂

シンブル(M6用)×4個

こういうものです。

ホームセンターで買いました。
ワイヤーケーブルの両端に組み込む金具です。

なくてもケーブルで輪っかを作ればそれで良いのかもしれませんが、カラビナを確実かつカンタンに取り付けるために組み込みました。
あまり小さいものにするとカラビナが取り付けられないかもしれないのでご注意を。

基本的にケーブルワイヤーの径と合ったものを買えばよいでしょう。

ワイヤークリップ(M6用)×8個(それ以上?)

こちらもホームセンターで購入。

ワイヤークリップの端に2個ずつ使ってシンブルをはめたあとワイヤーを締めて固定します。固定はレンチで締めて行います。
なお画像の私の締め方は先端の余剰分が短すぎてよろしくない状態です😥
本当はもっと長く余裕を持たせて出さないとダメみたいですね。

ワイヤークリップを何個締めるかについては細かいルールがあるようですが、
私は現状あまり高重量を使いませんし、実際にケーブルマシンとしてしばらく使って、
2個で十分だと感じたのでこのようにしています。(自己責任です)
定期的に緩み等をチェックする必要はあるでしょう。

マジックで線を引いておいて、そこがズレてないかをトレーニング前に目視で確認すると良いでしょう。

カラビナ×4個(必要に応じてそれ以上)

ホームセンターで購入しました。ケーブルと重りや引くための道具を接続するために2個使います。

また上で紹介したプーリーのフレームはリング形状になっていますからそのままでは取り付けができずカラビナを介して後述の単管パイプ用リングクランプに取り付けます。
この用途に2個使います。

カラビナはケチらずある程度大きなものを買ったほうが良いです。
このケーブルシステムはカラビナを介してケーブル同士、グリップ、重りとの接続を行います。
カラビナが小さいと耐荷重の不安も出てきますし、それに取り回しがしにくくてストレスになるかもしれません。
私は予め余裕を持って大きめを買ったので、スムーズに運用できておりとてもいい感じです🙂

単管パイプ用リングクランプ×2個

こちらはAmazonで購入しました。

単管パイプに取り付けてこのクランプの輪っかとプーリー上部の輪っかをカラビナで繋げばラックの好きなところにケーブルマシンシステムを作れます🙂

他にもDIYでケーブルマシンを作るアプローチは色々あると思うのですが、
位置決めや微調整も簡単ですし、フレーム等へのドリル穴空けも不要ととにかう便利なので
このリングクランプ方式を私はオススメしたいです。

フレームの上から吊るすプーリー用と、下から引く用のプーリーとで2個を使います(最低限の個数)。

私は将来的にフレームを改造してスタンディングで片手ずつ引手を持ってケーブルクロスオーバーをやったり、ベンチに寝た状態での両手でクロスレイズをやれるようにする予定なので、このリングクランプを更に買い足しています🙂

ストラップ式 ローディングピン

この自作ケーブルマシンでは重りに手持ちのバーベルプレートを使います。

プレートを吊り下げて重りにするには色々なアプローチがあると思います。

スティック状のローディングピンもありますね。

ホームセンターでこのような

座金付きボルトを買って作ることも考えたのですが、
Aliexpressをウロウロしてちょうど良いのを見つけたのでこういったストラップ式 ローディングピンを買いました。

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私が買ったものはアフィリエイトリンクを貼れないようなので普通リンクを貼っておきます。

こちらは布製でバーベルプレートの穴に通して使います。
末端にリングが縫い付けてあり、これがバーベルプレートの穴より大きいことでプレートを吊っても抜けないようになります。

私の手持ちプレートは28mm径仕様ですが、
オリンピックシャフトに対応した50mm径にも対応しています。

※実際のリング径は70mmを超えています。

反対側にはカラビナが付いていますので、これをワイヤーケーブルの穴(あるいはワイヤーケーブルに付けたカラビナ)に引っ掛けて吊り上げます。

カラビナは回転させて取り外し可能です

このような感じで使います。

以上が私の自作単管パイプ・ケーブルマシンシステムです🙂

アタッチメントで使っているラットプルダウンバーの作り方は下で説明

ただ、このままだとバーベルプレートの径が大きいと吊り上げた時にあちこちカチャカチャぶつかります😅

今後は単管パイプを追加改造してプーリーの位置を前後調整してフレームに当たらないようにするなど、より扱いやすいようにしたいですね🙂

各種ケーブルマシン・アタッチメント

加えて、ケーブルマシントレーニングのためにAliExpressでこちらも買いました。

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ストラップはナイロン製

これはハンドルのリングをカラビナでケーブルに繋いで両手引きできますし、
フレーム付属のリング部をケーブルに繋げばまた違った軌道で引く事ができます。

リング部をケーブルに繋げることで引く角度を変えられる(これが地味に効く)

また分割して片手引き×2にもできる優れものです。
(ただ便利な分値段はやや高い💦)

ネジを手で回して簡単に分離できます

各々の効果があるものをバラバラに買うよりも収納がコンパクトになるので買ってみたのですが、かなり使い勝手が良いです🙂

ケーブルマシンのアタッチメントは色々なものがありますのでAmazon等で探してみても良いでしょう。

DIYでラットプルダウンバーを自作する

日本人は骨格的に猫背になりやすく、そして体の前側には筋肉が付きやすいけど、反面背中側にはなかなか付きにくいのだそうです。
なので意識して背中を鍛えないとムキムキにはなれないみたいです。

で、自宅で簡単に背中を鍛えるにはケーブルマシン。
更にラットプルダウンを行うのが良いとのこと。

じゃあラットプルダウンバーを買うか?と思ったのですが、これまた結構高いのでなるべく安く済ませたい💦

そこでホームセンターに売っている材料だけを使って
1,500円弱でラットプルダウンバーを作ってみたので紹介します。

自作のラットプルダウンバーの材料一式

材料はこちらです。

  • イレクターパイプ90cm(正直60cm長でも良かった気がする)
  • イレクターパイプ用メタルジョイント(HJ-1)
  • イレクターパイプ用プラスチックジョイント×2(メタルジョイントの横ズレ防止ですが、実際はメタルジョイントは強固に固定されるので無くてもOKかも)
  • イレクターエンドキャップ×2
  • ユニクロ デンデンボルト(8×60)
  • ユニクロ アイナット(M8)

この2つが今回のカギになります

実際これらがどんなパーツなのか?と思われる方のため
参考にAmazonのリンクを貼ります。

デンデンボルトは多分これで良いはずなのですが
ホームセンターで現物合わせしながら買ったので違ってたらスミマセン😥

アイナットもこれだと思いますが、こちらもホームセンターで現物合わせで買ったので違ってたらスミマセン。

作り方です。

一番のポイントはイレクターパイプ用メタルジョイントHJ-1の中央にある締めボルトの中にデンデンボルトの穴を通すこと。
これでメタルジョイントを通じて引き動作が行えるようになります。

上の画像のように、メタルジョイントの長さとデンデンボルトおよびアイナットを組み合わせた時に問題なく収まるかを確認して取り付けましょう。

またアイナットの回転を微調整して固定することでケーブルマシンのケーブルにカラビナを通して接続した際に違和感ない角度で引けるようになります。

デンデンボルトの穴とイレクターパイプジョイントのボルトに少しだけ遊びがあるので変な負荷もかかりにくいです

メタルジョイントは高いのでプラ製のT字のジョイントで代用し、ドリルで穴を開けてボルトを通す…という考えもあるかもしれませんが、
なにせ数十キロの重量/負荷がかかるので、プラだとトレーニング時の破断が怖いですよね😥
実際は案外プラでも行けるのかもしれませんが、
私はこれはあえてリスクを取るようなことでもないと考えて、高く頑丈なメタルジョイントを買いました。

実際に重りを吊って引いてみましたが問題なくスムーズに引けてラットプルダウンができました。
またケーブルを2本繋いで下から引くローイングもやってみましたが、こちらも背中にしっかり効かせる事ができてかなりいい感じです🙂

ただ、私の体格だと90cmはやや大きいのと、自作単管ハーフラックの横幅の関係で取り回しがしにくいので、60cmのイレクターパイプを買ってきて変えようかなと思います😅

今回買った90cmは家にDIY用の作業台を作る予定なので、その部材にでもしようかと思います。
(それも一応事前に計算に入れて90サイズを買ってみた感じです)

DIYだとちょっとサイズが違ったら短いのを買ったり、パイプカッター等で微調整できるのが良いところですね。

不良品?🤔だったのでマスキングテープで微調整🙂

なお私の買った90cmのイレクターパイプですが、片方の端が微妙に直径が小さく(不良品?)、キャップがゆるゆるでしっかりハマりませんでした。
キャップを別のに変えてもダメだったのでパイプ自体の成型エラーかもしれません😥

そこで私はマスキングテープを巻いて太さを微調整したところしっかり嵌めることができました🙂

自作ラットプルダウンバーのデメリット

ラットプルダウンバーを自作して気がついたデメリットについて触れておきます。

強度の問題

トレーニング専用品とは異なってあくまでも素人がDIYで作ったものなので強度面の試験などしていませんし、どこまで保つかは不明です。
一応今回使ったアイナットの強度は0.785kNと書いてあるので、80kgが限度のようです。
またイレクターパイプのジョイントも本来こんな使い方向けのものではないですし、デンデンボルトの強度は不明なので将来的にどこかで破断してもおかしくないです。

ですので、全てを自己責任で使って、なおかつ定期的に状態チェックをする必要があるでしょう。

とりあえず私は80kgの重量なんてまだほど遠いですし、しばらくはこの自作ラットプルダウンバーで運動を続け、扱う重量が増えたらちゃんとしたものを買おうと思います。

ワイドグリップで斜めに持って刺激を変えることはできない

自作イレクターパイプはストレート形状なので市販のラットプルダウンバーの様に
端部を斜めに握って効かせる箇所を変更して刺激を与える~という事はできません。

農業パイプ等を素材にしてパイプベンダーでも使えば斜め引きできるラットプルダウンバーは作れると思いますが、そもそもパイプベンダーを持ってる人は少ないでしょうし、それを買うくらいなら市販のラットプルダウンバーを買ったほうが遥かに安いですよね😅

ただ私の場合、市販のラットプルダウンバーだと長過ぎてエンドの斜め部分を握って引くのは辛そうな事も考え、だったら安く仕上がる自作のストレートだけで良いかな~とも思った次第です。

私は手首が弱いので最初はアイロテックのリボルビングカールバーを買おうかと思ったのですが、
予算の都合もあるので先述のようにとりあえず当面はこの自作ラットプルダウンバーで凌いで
あとからリボルビングカールバーは検討したいと思います。

逆に私の場合、このリボルビングカールバーなら長さが短いのでちょうどエンド部を握って引くことはできそうです🙂

おわりに 今後はケーブルクロスオーバーシステムの導入を目指す

今回の自作ケーブルマシン、および激安ラットプルダウンバーについては以上です。

市販のケーブルマシンやラットプルダウンバーはもちろん専用品なのでとても良いものなのだろうと思います。

ですが、置き場所や価格、そして万が一自分の体格に合わなかった時が困りますよね💦

単管パイプを使ったケーブルマシン+ハーフラックorパワーラック、並びに自作のラットプルダウンバーなら価格も安いですし、いざという時にバラバラにでき、
他の用途にも使えます(洗濯物干しとか)。
それになにより、あとから自分好みに自分専用に合わせて改造できるのが良い点です🙂

トレーニングを始めてみたいけど場所と予算がなぁ…という方は
DIYでやりようはありますので、色々と作ってみてはどうでしょうか。

私は今後、単管パイプをもう少し買い足して、念願のケーブルクロスオーバーができる状態に持っていこうかと思います。
(なら最初からハーフじゃなくてパワーラックにした方が良かったような気もしますが…😅)

毎月少しずつ部品やトレーニング用具を買っては改造を続けいて、
なかなか理想の形が完成しないサグラダ・ファミリア状態ですが😅、
年内にはケーブルクロスオーバーができるようにしようかと考えとります。

それでは。


そりゃ既製品はしっかりして良いんでしょうけどね😅

このメリケンサック・アダプターはかなりおすすめです。
パンチを打ちやすくなります。

私はジョイコンを汚れから守ってくれるこのカバーを使ってます。

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