電源ユニットAntec NE750GOLD紹介と電源選びのチェック箇所ー自作PCへの道#7

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ゲーミングDIY

管理人がPCを新調しようと、ああでもないこうでもないとパーツ選びを行うシリーズ第7回。

第6回でパーツ選定と注文は完了。

PCパーツ全部注文完了 ー自作PCへの道#6
自作PCへの道第6回目。ついにPCパーツ選びと発注が終わりましたので、最終構成を紹介してみたいと思います。

今回は電源ユニットであるAntec NeoECO GOLD NE750GOLDの紹介&電源ユニット選ぶ際に管理人がチェックした項目などを考察してみたいと思います。

電源を選ぶ際になにかの参考になれば幸いです(・_・)

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電源ユニットはAntec NeoECO GOLD NE750GOLDを選択

早速ですが今回の主役

Antec NeoECO GOLD NE750GOLD

こちらを管理人はPC自作用に選択しました。

650Wではなく750W電源にしたのは

  • 将来水冷ポンプを取り付ける予定
  • ゲームプレイ用とOBSでの録画担当用にグラフィックカードを2枚挿す事を考えている
  • 将来グラフィックカードをNVIDIAの70シリーズ以上のクラスにするかもしれない

などなどを総合して750Wあったほうが良いかも?という判断です。

画像で紹介

購入したAntec NeoECO GOLD NE750GOLDを画像で紹介します。

箱外観。

保証シール( -_-)

この保証シールは箱を覆っている薄いビニールに貼り付けてある状態です。
そしてこのシールが無いと保証を受けられない仕様になっています。

こういうのを見るとなんとなく代理店が紛失を見越して保証逃れでやってるような気になるんですよねえ(まあそんな事は無いんでしょうけども)。

だいたいこれってシールを箱に直貼りすればいいと思います。

なんでわざわざ捨てるためにあるペラペラの外側フィルムに大事なものを貼り付けるのか?

この薄いフィルムが貼られた状態で海外から納品されてくるんでしょうか?
仮にそうだとしてもそこはフィルムより先にシールを貼るように改善する努力をしてほしいなぁと思います。

真相がどうであれ、はっきり言ってユーザーの利便性を阻害していることには違いないので改善してほしいなぁと思います(´・_・`)

内容物一式。

封シール。ここを破ると保証が受けられなくなると思います。

ファンがおかしくなったらここを開けて交換すればいいだけなんですが、
それができないのが悩ましい。

側面の様子。

電源プラグ箇所&スイッチ。

セミプラグイン箇所

以降はこの電源ユニットを選んだ理由と電源選びのポイントについてです。

Antec NeoECO GOLD NE750GOLDを選んだ理由

Antec NeoECO GOLD NE750GOLD

を選んだ理由を簡単に挙げると

  • 1万円ほどでGOLD認証とコストパフォーマンスに優れている
  • 日本製コンデンサ使用
  • セミプラグイン式でありフルモジュラータイプほどでは無いにしてもケーブルを整理しやすい
  • 中身が最高級電源メーカーの一角であるSeasonic(シーソニック)製らしい
  • 電力波形がまずまず良さ気
  • 保証が7年と長期

といった点などです。

 

ここから先、特にシーソニック云々に関しては少し推測も交えた内容になりますので、そういう考えもあるんだーぐらいにお読みください。

 

GOLD認証、価格、日本製コンデンサ、セミプラグイン、補償7年に関しては情報がすぐに確認できますので特に触れずに飛ばします。

とはいえこの辺りの、すぐわかる公開情報を総合しただけでも
価格と内容のバランスが良さ気な電源だなぁという印象ですよね(・∀・)

電源ユニットのOEM元を探ろう!

シーソニック製云々~の話に移ります。

まずPCの電源ユニットは各販売メーカーが自分たちで作っているというわけでもなく、いくつかのメーカーのOEMというのがもっぱらです。

なのでAntecでもThermaltakeでも自分たちで電源を1から作っているわけではありません。

 

電源ユニット選びでまず大事なのはそのモデルの中身はどこのメーカーが作っているのか?という事を探る所になります。

じゃあどこが供給元であれば良いのか?ということになりますが、この辺は好みや宗教(?)もありますので一概には言えませんが、管理人個人の考えとしてはシーソニックであれば最高!まず問題など無いであろうという考えです。

 

ではAntec NeoECO GOLD NE750GOLDについて話を進めます。

こちらの電源は名前の通り販売元はAntecです。
が先述の通りAntecが電源の中身を作ってるわけではない。

そしてこの電源は日本と海外では名前が異なり、海外では

Earthwatts Gold Pro 750W

というモデルに相当します(このあたりについてはあちこちをググってください)。

ただ、Earthwatts Gold Pro 750Wは日本のモデルと完全に同じではなくて、海外だとファンが流体軸受(とても良い)、日本向けはスリーブベアリング(普通)になっており、ここでコストダウンが入っているようです(・_・)

なおスリーブベアリング式のファンだと水平配置に弱いという事で、
電源ユニットを水平に置く時に若干デメリットがあります。

しかし管理人の場合は今回PCケースに選んだLian li O11 DYNAMIC (白)は電源ユニットファンが垂直配置になるのでこの弱点が解消され問題なしです(・∀・)ウヒョ

 

ではこのEarthwatts Gold Pro 750Wの情報も参考にして、
Antec NeoECO GOLD NE750GOLDの素性を探りましょう。

http://www.realhardtechx.com/index.html

こちらのサイトは電源ユニットの供給元を調べるデータベースです。

PSU Review Databaseのメニューをクリックして進みます。

移動先ページでAntecの箇所までスクロールしてクリックします。

移動先のページでEarthwatts Gold Pro 750Wの箇所を探します。

クリックで拡大

画像左赤枠の箇所、EA750G Pro、750W、80PLUS GOLDとあり、そしてOEM元にSeasonicの文字があります。

なお画像右赤枠の日付のリンクからレビュー記事も読めますのでそちらで更に理解を深めても良いかと思います。

という事で

Antec NeoECO GOLD NE750GOLDはシーソニック製(であろう)

という事が判明しました。

電源ユニットの性能・波形を探ろう

Antec NeoECO GOLD NE750GOLDはシーソニック製であろうという情報を得ました。

が、

  • 本当に性能が良いのか?
  • シーソニック製の電源が1万円弱?ホントに大丈夫なのかしら?

という心配もあろうかと思います(・_・)

ですので、次にこの電源ユニットの実力について、
もう少し踏み込んで見ていきたいと思います。

 

こちらの80Plus認証を受けている電源性能を調べるサイトを御覧ください。

80 PLUS®. PSU Certification Program | CLEAResult
The 80 PLUS® portal from CLEAResult provides the latest energy-efficient technology products and links to our program an...

Antecの項目を探してクリックします。

移動先のページにはAntecの電源がずらりと並んでいます。

画像の赤枠で囲った箇所は条件の絞り込みができますので、Wattageに750と入力、そしてRatingをGoldで絞り込みます。

はい、この様になりました。

OEM_EA750G PROが今回のAntec NeoECO GOLD NE750GOLDの海外名ですのでここをクリックして詳細を見ます。

管理人は電源屋ではないので詳しいことまでは分かりませんが、
この画像で右上の曲線グラフの2つの波形がなるべく相似していてなおかつ波形に乱れが少ないほうが良い電源ユニットだと認識しています。

じゃあどのくらい相似していればいいのか?
という事までは正直分かりません。
ある程度近しい波形であればいいんじゃないでしょうか?としか言えないです・・・(´・_・`)

また下の表で50%時の電源効率が91.26%であることからまずまずの良電源であるだろうという推測が得られます。

 

この様に

  1. 電源の素性をOEM元から探る
  2. 電源の実力を波形・数値から探り想定する

という過程を経ることで電源ユニット選びに確証を持ちやすくなるかと思います。

ちょっと面倒ですが、電源ユニットはそんなに頻繁に買い換えるものでもないので
購入前にはじっくり調べてみてはどうでしょうか(・∀・)

おわりに+Antec NeoECO GOLD NE750GOLDの弱点

以上今回管理人が選んだPC電源ユニットAntec NeoECO GOLD NE750GOLDの紹介&電源ユニット選びの際の情報収集法でした。

 

なお、最後になりましたが、Antec NeoECO GOLD NE750GOLDにも弱点はあります。

それは

SATA用のケーブルレイアウトがすこぶる使いにくい

という点( -_-)

こちらの画像を御覧ください。

ケーブルの末端が4ピン・ペリフェラル用になっています。
4ピンペリフェラルはLED中華PCケースファン等で使いますのでそれ自体はいいのですが、問題はそれが先端に付いている&このケーブル自体がかなり固く曲げにくいので取り回しが非常にやりにくいです( -_-)

このあたりは変換ケーブルを少し用意したほうが良いかもしれません。
結局、管理人は以下のケーブル変換パーツを別途1個ずつ購入しました。

これらの変換ケーブルが必要になるかどうかはPCケースとの組み合わせもありますが、余計な出費がかかる可能性も見ておいたほうが良いかもしれないです(´・_・`)

 

Antec NeoECO GOLD NE750GOLDの管理人的評価は

素性の良さ:シーソニック製の可能性高し5.0

価格:セールで1万円を切る価格5.0

保証:7年保証で十分5.0

ケーブルレイアウト:クセがあってやや使いづらい3.5

総合:4.5

としました。

ケーブルレイアウトは確かに難点なんだけど、
どっちみち他の電源でも変換・延長ケーブルが必要になる可能性はあり
この電源ユニットだけに限った問題でも無いと思います。
よって総合評価にはあまり影響を及ぼさないという評価です。

 

Antec NeoECO GOLD NE750GOLDは安くて高品質な電源を使いたい方には満足のいく内容かと思います。

また実際の使い心地については最終的に組み上げた時にご報告する予定です。

それでは( ゚д゚)ノ


今回の記事の関連商品

Antec NeoECO GOLD NE750GOLD

Lian li O11 DYNAMIC(白)

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