StoreMIの試行錯誤 -完結編

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ゲーミングDIY

先日からAMDのStoreMIの構築作業ではまってしまい、抜け出せなくなった管理人。

その試行錯誤が一応完結したのでその記録です。

これまでのいきさつ、試行錯誤の過程はこちら

試行錯誤の記事に追記する形にしようかと思いましたが一応の完結編ということで別記事にしてみました。

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StoreMIができなかったのはSSDに原因アリ

注意事項

この記事およびこれまでの試行錯誤・検証の内容はあくまでも管理人個人の環境下で起こったことです。

以下で詳しく紹介しますが、特定のメーカーの特定の製品シリーズ全てに当てはまる事例であるとは言い切れません。

また記事は特定のメーカーおよび、その機種を誹謗中傷するものでもありません。

ただ、とあるPCユーザー一個人に実際に起こった出来事だというのは事実には違いなく、その記録を残すものです。

いつか管理人と同じ様にStoreMIの構築ではまってネットを検索した方が
この記事を読んで、何らかのヒントや気づきを得られたらいいな・・・と思って書いております(´・_・`)

 

ということで注意書きも終わりましたので
以下、今回の問題のまとめを進めていきます( ´Д`)ハフー

結論:Crucial MX300 275GB CT275MX300SSD1ではStoreMIが構築できなかった

ということで結論は見出しのとおりですが、

クルーシャル Crucial MX300 275GB CT275MX300SSD1

こちらのドライブに何か問題があるのかは分かりませんが、
とにかくこのSSDではStoreMIが構築できないという結論になりました。

重ね重ねになりますがあくまでも管理人の環境下でです。

 

以下、この結論に至ったいきさつです。

これまでの検証を経て、ここまで来たらもうでき得る限りのことを
徹底的にやってやろう!ということで次のような最終検証を行いました。

 

SSD:クルーシャル CT500MX500SSD1

SSD:クルーシャル Crucial MX300 275GB CT275MX300SSD1

に最新のファームを当てる。

 

HDD:Seagate BarraCuda 4TB

は現在製品サイトを調べた所当てるようなファームが無いということでそのまま。

 

SSDのファームはクルーシャル純正の管理ツールから適用させています。
加えて念のためにマザーボードであるASUS ROG Strix B450-F GamingのBIOSも最新の1003に更新しました。

 

以上の状態から
まずはこれまで通りCrucial MX500にOS(Win10)を入れ、Crucial MX300 275GBとSeagate BarraCuda 4TBの組み合わせでStoreMIの「Create Non-Bootable StoreMI」を実行。
ファームの更新でうまくいくようになるのでは?という狙いです。

しかしこれまでと同様にtire構築の最後のところで処理が止まり最終的にはfailed。
StoreMI構築失敗となりました( -_-)

以上からSSDのファームを最新にしてもダメという結果を得ました。

 

次に最終テストとして、
これまで問題の起こっていたCrucial MX300 275GBにOS(Win10)をクリーンインストール、もちろんecmd –delete_allの実行やOSインストール時に全てのディスクをclean処理などは行っています。

そしてWin10インストール直後のまっさらな状態からJavaとStoreMIのみを導入、そしてCrucial MX500Seagate BarraCuda 4TBの組み合わせでSeagate BarraCuda 4TBのみディスク有効化、シンプルボリュームのパーティションの状態にしておいて、既存のHDDのデータドライブにSSDを組み合わせてStoreMIを構築する「Create Non-Bootable StoreMI」を実行。

するとあっさりとStoreMIのtireが構築できました( -_-)

またこのときのインジケーター表示の処理進行が非常に早く、
Crucial MX300 275GBでStoreMIを作ろうとしたときのノロノロと進まない状態とは全く異なっていました。

そしてtire構築後のドライブ構成を見ると、Crucial MX500は500GBの内256GBがStoreMIに使用されHDDと紐付け、残りのSSD容量は別ドライブとして構築されているという、まさにStoreMIが正常に実行できた際の理想的な状況です。

このようにこれまでCrucial MX300 275GBを使ったデータドライブのStoreMI構築で散々苦労していたのとは全く異なる結果となり、
この結果を持って今回の一連の問題はCrucial MX300 275GBに問題があると結論づけました。

まとめ

ここ数日にわたる管理人の検証結果は以上です。

結論は

Crucial MX300 275GBに何らかの問題がありStoreMIが構築できない

というものとなりました。

なおこのCrucial MX300 275GBですが、ドライブの健康状態をクルーシャルのツールで見たところ、
どこにもエラーなし、残り推定寿命98%、総書き込み量はまだたったの2TB
という、至って健康&新品同様とまではいきませんがかなり使用の浅い状況でした。

このように、
素人が見た所ドライブには特に問題はなさそうなのですが
なぜかStoreMIは無理という良くわからない状況です。

 

ただ唯一引っかかる点があるとすれば、このSSDはこれまでWin7 64bitでデータドライブ(Steamのゲーム専用)として使っていました。

それを今回Win10環境に流用しています。

どちらも同じ64BitのOSですし、もちろんWin10環境下でコマンドから初期化処理等も行っているので、特に問題は無いはずですが、それでも何らかの影響があるのかもしれません・・・。

ただそれだと「使ってないSSDを流用して既存のHDDドライブを高速化!」というStoreMIの売りが数多くのSSDでことごとくだめになりそうな気もしますが・・・(´・_・`)

 

繰り返しになりますが、
Crucial MX300 275GBの全てに問題があるのか、それとも管理人のおま環なのかは分かりません。

管理人に言えるのは、「自分の環境ではなぜかダメでした」ということだけですね・・・(´・_・`)

 

ということで余ったSSDでStoreMIを使う気満々でAMDのCPUを選んだ管理人の目論見は最初から潰れてしまいました。

ただ現状でも500GBのCrucial MX500を使えばStoreMIは問題なく行えます。

じゃあそれでいいのでは?となるのですが・・・

 

そもそもOSのドライブに500GBも使うのか?

だったら275GBのMX300をOS用に使えば十分じゃない?

その上で、StoreMIでせっかくの500GBを分割して使うよりも
500GBをシンプルボリュームでSteam用のSSDにしたほうが良いだろう。

という結論に至りました。

それにStoreMIは後からまた何らかのSSDを手に入れた時にHDDと一緒に試すこともできます(その時StoreMI作成時にHDDにあるデータが無事保持されるかという面のリスクは残りますが)。

 

よって散々検証をした結果、当分StoreMIは使わないことになりました。

ただ、管理人的にはなんか怪しい状態と思っているMX300にOSを入れて大丈夫かしら・・・というのもありますが( -_-)

 

先月11月末頃からSSDがかなり安くなっています。
また来年も更に下がるのでは?という噂も出ているみたいですね。

そのうち更に安くSSDが手に入るようであればまたStoreMIを試してみるかもしれません。

その時はまた結果を紹介してみたいと思います。

 

それでは、以上StoreMIの検証レポートでした( ゚д゚)ノ


今回の記事に登場した機器達

クルーシャル CT500MX500SSD1

※管理人の検証下ではOS入りのブートドライブ状態、OSなしのデータ状態の両方のパターンで無事StoreMIが構築されパーティション形成も完璧でした。おすすめのSSDです(・∀・)


Seagate BarraCuda 4TB

※クルーシャルのMX500との組み合わせ時には安定してStoreMIを構築できました。おすすめです。

Seagateに拒否反応を示す方もいらっしゃるかもしれませんが、HDDは壊れる時はメーカーに限らず壊れるものだというのが管理人の認識です。

なお管理人の過去のつたない経験ではありますが、WD製は壊れた時に全くデータの吸出しすら行えず、Seagateは壊れながらもデータの吸出しがなんとか行える状態でしたので、管理人はWDよりもSeagateの方をどちらかといえば信頼しています。


クルーシャル Crucial MX300 275GB CT275MX300SSD1

今回鬼門となったSSDです( -_-)
まさかこんなピンポイントで手持ちのSSDがStoreMIに引っかかるとは、管理人はよほど運が悪いようです・・・(´・ω・`)

ただ、普通にSSDとして使うなら何の問題も今のところ起きていません。
これまではSteam用のドライブとして使っていたのですが、今後はOSドライブとして使っていこうと思います。

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