2021/1/5 追記
Novonestファンを購入後2年ほど日々使って来ましたがファンから異音がするようになりました。
ただ、すぐに直せましたのでその辺りの事を一番下に追記します。
同じファンを買って異音でお悩みの方の参考になれば幸いですm(_ _)m
2018/12/28 追記・訂正
このファンはLEDの発光具合が記憶できないと思っていたのですが、
管理人の検証不足で実際には最後の発光パターンをボタン操作で記憶させる事が可能なようです。
記事内の該当箇所を訂正しました。お詫びいたしますm(_ _)m
管理人がPCを新調しようと、ああでもないこうでもないとパーツ選びを行うシリーズ第8回。
というかPC自体はもう完成して今はWin10に慣れようとあれこれ格闘してる最中です。
が、せっかく買ったパーツの紹介をしたいのでもうしばらくお付き合いくださいm(_ _)m
PC作成で選んだパーツ一覧はこちらです。
今回はPCケースファン
Novonest 120mmPCケースファン RGB LED
の紹介と感想・レビューをしてみたいと思います。
このファンは最近Amazonでよく見かける、
いわゆる格安中華LEDファンに分類されるケースファンです。
レビュー等ではいろいろ批判も多いこの手の商品達ですが、
実際Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDはどんな感じなのか紹介してみます。
中華ファンを選ぶ際の参考になれば幸いですm(_ _)m
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ケースファン:Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDリング搭載 静音タイプ 25mm厚 (3本1セット)は良い商品だと思います
今回の主役はこちらです。
Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDリング搭載 静音タイプ 25mm厚 (3本1セット)
ファンそのものの話に入る前に、
今回管理人が選択したPCケースLian li O11 DYNAMIC (白)の話から。
このPCケースにはケースファンが1個も付いてない状態で販売されています。
で、ケースには
- フロント側面3個
- 天面3個
- 底面3個
と合計でファンが最大9個まで搭載できます。
今回はケースフロント側面にファンを3つ、外気をケース内に吸気する方向で取り付けることにしました。
今回購入したのは
ファンが3個、ファンコントローラーが1個、リモコンが1個
セットになったものです。
内容物紹介
外箱はこんな感じで送られてきました。※日本のAmazonで買ってます。
内容物一式
ファン3個、リモコン、ファンコントローラー、そして画像の右側にあるのはファンに貼り付ける振動防止のゴムシート(3M製で切り抜きあり)、そして取り付け用のネジです。
ゴムシートはこんな感じ。
写真では見えにくいですがちゃんとネジ穴まで考慮された切れ目が入ってます。
両面テープが付いているので手で剥がしてファンにペタペタと貼り付けます。
貼り付け箇所にはピタリと精度良く収まるようカットされていました。
リモコン
電池が最初から入っていて画像下部のフィルムを抜き取ると通電します。
リモコン上半分は点灯パターン、LEDのON・OFF、LEDパターンの固定、回転速度やLEDの明度調整などが行なえます。
後ほど画像で紹介しますが、AUTO中にONボタンを押すことで多色で光ってる途中で好みの状態を固定化することもできます。
下側の色付きボタンは、押したボタンに対応した一色でLEDリングの発光が統一されます。
これらのコントロールは3個のファンに対して全て一律に働きます。
ファンの発色を1個ずつ設定するような事はできません。
コントローラー
表側です。Amazonの商品ページとシールのデザインが違いますね・・・。
裏側
このコントローラー1つにファンが6つ取り付けできます。
正直このコントローラー部分はそもそもシールのデザインが違うし、最初からシールは剥がれてるし、傷もあるしで中華クオリティという感じでした( -_-)
といってもどうせケース背面の見えないところにおいておくのであまり大きな問題ではないと思います。
あとものすごく軽くてちょっと不安になります(笑)
画像にあるように4ピンのケーブルをコントローラに挿し、電源ケーブルから電力をひっぱります。
ファンの詳細
Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDのファン部分の詳細を見ていきましょう。
こちらが表側になります。
この面から後ろ側(今ファンを置いてる机の天面側)に空気が流れていきます。
表側のファン中心部分にシール及びメーカーロゴ等はありません。
中華ファンの表側中央にはあまりイケてないロゴシールなどが貼ってあることが多いですが、
こちら側をスッキリ見せたい方にはNovonest 120mmPCケースファン RGB LEDは良い選択になるかと思います(・_・)
裏側です。
裏側のフレームは黒。
こちらにはシールが貼ってありますが、英字でありそこまで著しく外観を損ねる感じでも無いと思います。
またケーブルもいわゆる「きしめんタイプ」のブラック仕様ですから
赤黒黄ケーブルで見た目がぁーーー( ´Д`)
というようなこともなく、とてもシンプルで落ち着いた風合いになっています。
購入前はこのファンフレーム部分を分解して黒プラスチックの部分を白で塗装しようかな~と考えていました。
しかし、現物を見てみると白いLEDリングの箇所と黒いプラスチックのフレーム部はかなりガッチリと組み合わされており、分解するのは困難そうでした。
マスキングして塗ろうか・・・とも考えましたが保証の対象外になるでしょうし、買ったばかりで初期不良が出るかどうかも分かりません。
よって、今回はそのまま使うことにしました。
きしめんケーブルの様子。
ファン中央部からは2+4本でケーブルが出て、途中から6本になっています。
なおこのコネクタと先程紹介したファンコントローラーの差込口の噛み合わせが非常に固く、取り付けはできても外すのはかなり苦労します。
しかし、しっかり差し込まないとLEDの発光がおかしくなったりしますのでご注意ください( -_-)
ファンブレードの拡大です。
ファンブレードはクリアースモークブラックなプラスチックです。
微妙に波打っており、またブレード1枚1枚に整流用の為なのか、ブレード縦方向にデザインが設けられています。
裏面のアップ。中国製でDC12V、0.23Aだそうです。
ファンに防振ゴムシートを貼ってみました。
ファンから出たゴムシート分の厚みはごく僅かなもので、
これで防振・防音効果があるのかなぁ・・・とちょっと不安でしたが、実際には問題なく機能します。
アップの様子はこんな感じです。
アマゾンさんのレビューには、ファンがうるさいというコメントがあります。
もちろん音の感じ方は人それぞれ違うのでなんとも言えない面はありますが、
管理人の感想はとても静かです。
正直そこまで静音性には期待はせずに買いましたが、特にうるさいという事もなく静か&スムーズに回転してくれます。
このファンでうるさいという方は、よほどの高級ファンを普段から使っているのか、それか聴力が人並み外れているか。。。
潜水艦の乗組員とかに向いてるかもしれない・・・(・_・)
などと寝言はともかく、実際に静かですし
このファンは説明を読むと流体軸なのでそれなりの静音性は期待できると思います。
耐久性については買ったばかりなので分かりませんが保証が1年付いていますので
もしものときは保証対応をお願いすればよいかと思います。
それから、取り付けネジがいまいちという声もあるようですが、
このファン本体の取付部にはネジ山が無いので
まずいきなりケースに取り付けようとせず、取り付けネジをファン本体にゆっくりと回して差し込み、ネジ山を丁寧に切ってあげることが大事だと思います。
そうすることで特に問題なく付属のネジでケースに取り付けできるかと思います。
その他注意点
ファンから出ているケーブルは1本で、それを集中コントローラーに挿し、コントローラーは4ピンから電力を取るというスタイルで配置します。
ファンから出ているケーブルはマザーボードのファンコネクタには挿しません(挿せません)。
よってAura Sync(オーラシンク)とかそういうマザーボードの機能にはそのままでは対応していません。
またコントローラーとファンケーブルの接続部分がとても固いのと、
しっかりと差し込まないとLEDの点灯パターンがおかしくなることがあります。
管理人は最初の取付後、3ファンのうち1個だけLEDの点灯が一部おかしかったのですが、コネクタをしっかり取り付け直した所うまく光るようになりました。
またファンコントローラーにはFAN1と書かれた部分には必ずファンを取り付けることが推奨されています。
LEDの点灯ですが、PCの電源を切るとそれまで使っていた点灯パターンは記憶されません。
また最初から点灯パターンが代わりますので好みのタイプになるのを待ってリモコンで止めるしかないですね(´・_・`)
コントロール部に発光パターンを覚えておくメモリでもあれば良いんでしょうけど、そこまでするとかなり高額になると思うので仕方ないかと思います。
2018/12/28追記・訂正
ファンのLED発光パターンはリモコンの最上段右端の「Off」ボタンを押すことで記憶させることができます。
OFFボタンを押すとLEDの発光自体は消えますが、この動作をもって直前の発光パターンを記憶させるようです。
管理人はほぼAUTO状態で光らせていて、毎回電源投入後にAUTOで色々パターンが変わるのでこれがデフォルトの仕様なんだと思っていました( ̄o ̄;)
また発光パターンについて追記します。
LEDの発光パターンは366種類あるとのこと。
「とのこと」というのはリモコンのマニュアルにそう書いてあるためで、実際に目で確認したわけではありませんm(_ _)m
またその他の機能としてはリモコンのM+、M-のボタンでその366通りの発光パターンを順次送ったり戻したりできます。おそらくメモリー(M)の+、-で進む方向を意味していると思います。
またリモコンにはファンの回転速度を10段階で調整できるボタンがあるのですが、そちらに関しては何度試しても機能しているような素振りはありませんでした。
何らかのセッティングが必要なのか、そもそも機能が動作しないのかは分かりませんが、また何か分かったらお知らせしたいと思います。
以上2018/12/28の追記でした。
LEDの点灯状態を画像で紹介
実際どんな感じで光るのかを紹介したいと思います。
なお点灯パターンがとても多く、全部掲載するのは不可能なので
紹介するのはごく一部です。
スマートフォンのカメラで撮影したので写真はギラギラ&発光でぼやけていますが、実際はそこまでドギツくなくしっとり落ち着いた感じで光ります。
あくまでも、発光パターンにどんなのがあるかな~ぐらいで御覧ください(・_・)
発光してない状態(ファンは回っています)
以下オート発光のパターンをいくつか紹介
写真なので止まってますけど、色は流れるように変化して行きます。
別角度から
ここからは単色での発光です。
白~薄い青の中間のような色
真っ白
ピンク
赤。赤にはオレンジ寄りやもっと暗めの赤などいくつかあります。
これら以外にもパターンが多数あります。
またLEDの明度をリモコンのボタンで段階的に調整することもできます。
繰り返しになりますが、画像だと相当なギラギラ系に見えますが、
実際に目で見るとここまできつくはなく落ち着いたトーンで光ります。
おわりに+Novonest 120mmPCケースファン RGB LED感想
以上、中華PCケースファンNovonest 120mmPCケースファン RGB LEDの紹介とレビューでした。
価格も手頃でLED発色パターンも豊富。
そこそこ静音で特にうるさいわけでもないと、程よいバランスでまとまったファンだと思います。
1個数千円もするような高級ファンとは違うのかもしれませんが、普段遣いには問題ないレベルの製品だと思いました。
Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDの管理人的評価は
性能:流体軸で普通に静音
価格:3ファン+リモコン付きで3,000円を下回る価格
保証:1年保証
発光:落ち着いたトーンでパターンも豊富。ただしメモリ機能はない
総合:
としました。
価格と性能を考えれば管理人にとってはこれで必要十分という感じです。
ただし、耐久性についてはまだ買ったばかりなので分かりません。
もし何かあればまた今後続報を書いてみたいと思います。
Novonest 120mmPCケースファン RGB LEDは手軽にLEDファンを試してみたい方にはおすすめしたいファンです。
それでは( ゚д゚)ノ
今回の記事の関連商品
Novonest 120mmPCケースファン RGB LED
Lian li O11 DYNAMIC(白)
2020/1/5追記:気温が下がってファンから異音がした場合の対処法
Novonest 120mmPCケースファンを購入して2年ほど使ってきましたが
私の場合、室温が5℃を下回る状態でPCを起動するとファンから異音が発生するようになりました( -_-)
症状としては
寒い中PCの電源ONして起動→ファンから轟音→PCシャットダウン→しばらく待つ(これは使ってる電源ユニットの電圧の関係で電源を一度落とした後の再電源投入には2分ほど間隔を開けたほうが好ましいので待つようにしてます)→ファンの轟音が無くなる
と言った感じです。
この現象は別にNovonest 120mmPCケースファンの固有のものではなく、他のケースファンでも経年劣化で寒い時期に起こりやすいんですよね😥
しかし対策は簡単でして、特にこのNovonest 120mmPCケースファンの場合はすぐに行えます。
- まずファンをPCケースから取り外します
- ファンブレードをNovonestのシールが貼ってない側にぐっと押し出します
- ファンブレードが外れます
- ファンブレードの軸が収まっていた箇所にグリスの残りがあるので綿棒などで拭き取ってきれいにします。念の為ブレードの軸も掃除しておきましょう。
- ファンブレードの軸が収まる箇所に新しくグリスをきれいな綿棒で塗ります
- ファンブレードをもとに戻して終了です
私は手元に自転車のメンテナンスに使うシマノ・DURA-ACE(デュラエース)・グリス(今はプレミアム・グリスに名前が替わったみたいですね)がありましたのでそれを使いました。
別にグリスはなんでもいいと思います。
正直、デュラエース・グリスは粘度が高いので綿棒だと糸を引いて塗りにくいかもしれません😥
タミヤのラジコン用グリス、ボールデフグリスだと割と軟らかめで伸びやすいのでこれでも良いかと思います。私はこのグリスを普段エアブラシのハンドピースのメンテナンスに使ってますが、とても塗りやすくて良いです。
(実際に古いファンブレードのメンテナンス記事で使ってる人がいるのを見たことがあります。)
再グリス後、轟音は綺麗サッパリ無くなりました( ‘ω’ )و
室温3℃でも全く発生しません。
ファンブレードの掃除がてらグリスアップもやってみてはどうでしょうか。
て言うか、異音が発生してる時点で軸周辺に振れダメージが発生しているかもしれないので普段からこまめなメンテナンスはしてあげたほうが良いんでしょうね😥
私も今後はせめて年1回はグリスアップしていきたいと思います。
何かの参考になりましたら幸いですm(_ _)m
注
シール側を剥がしてみてピン等で止めて無ければおそらく押すだけで外れると思いますが、チャレンジする際にはご注意ください。