これまで何度か紹介してきた和ゲーSRPGテイストのタクティカルRPG
Troubleshooter(トラブルシューター)
2020年4月後半、ついに正式リリースになったのを機会に
私も再スタートして遊んでます。
今回は日本語実装・正規リリース版で遊んだ感想・レビューを書いてみます。
Troubleshooter(トラブルシューター)過去記事
Troubleshooterについては過去何度か書いてますのでそちらも良かったどうぞ。
純粋にSRPGとして面白い
日本語がありがたい
全編日本語化されたことで、ゲームが格段に遊びやすくなっています。
Troubleshooterはスキル等のパラメーターが非常に細かいので、
それが日本語で把握できないとかなり厳しいというのが正直な所。
言語の壁が無くなったことで日本人にとって遊びやすくなっています( ‘ω’ )و
チュートリアルも日本語化でスムーズに。
メールもおかげで読みやすくなりました(´Д⊂
—-
ただし、一部日本語にはない漢字表現もあったりと、
意味は何となく通るんだけど、このゲームは日本語が母国語の人が訳したのではないんだろうな
という印象を受ける箇所はいくつも残っています。
そもそも日本人の感覚ならSteam上のサブタイトル「Abondoned Chirdren」
を「捨てられた子供たち」って
訳さないでそのまま英語表記にするかと。
これパッと見、ヽ(・ω・)/ズコーってなりますよね…。
ここは無理に訳さなくて、英語のままかカタカナでいいんだよと言いたい…(^_^;)
それでもストーリーは理解しにくいかも
日本語は実装されましたがTroubleshooterのストーリー自体が
常に主人公のアルバス目線で一本道で語られる内容ではなく、
最序盤から複数の組織に関する断片的なお話が組み合わさって
徐々に繋がっていくような展開なので、
それが日本語のややつたなさと相まって、
ちょっとお話が分かりづらいかなぁという印象はあります(´・_・`)
序盤だと
- アルバス・シオンのトラブルシューター会社(お話のメイン軸)
- レイ・ヘイシン達の組織(これがまた何か事情があって分断化されている)
- 街の治安を乱すチンピラたちの組織(これもまた内部で細分化されている)
- チンピラ組織と関わるマルコ(の組織?)
- 謎の新興宗教集団「スプーン教」の面々
という大まかな組織構成があり、そこにアイリーンやアリサであったり、
更にアイザックを中心とした治安維持部隊などの要素が入ってくるので、
お話は結構複雑です。
ただそれでも、日本語があることで全体的な大まかなストーリーはなんとか理解出来るという感じに仕上がっています。
ゲーム進行の紹介と感想
以下、序盤で敵があまりにも多く難関の「広がるマゼンダの光」を紹介しつつゲームの紹介と感想を述べていきます。
選択肢が出るシーンでは他のユーザーがどれを選んだか%で表示されるので、
先人たちの選択を参考にできます。
画面左上にステージの目標が表示されるので、
それを意識しつつ攻略していきます。
Troubleshooterでは戦闘中にイベントが入り、
クリア目標が修正されることが多々あります。
これが英語のままだと分かりづらいのでやっぱり日本語対応は嬉しいです(・∀・)
Troubleshooterの基本は
敵の索敵範囲にかからないよう少しずつ進んで
少数ずつの各個撃破
なんですが、ステージ進行上やむを得ず大人数で入り乱れて戦うことも多く、
- どのユニットをどこに動かして
- 誰から倒せばいいか?
- 行動順は…
という様にSRPGの面白さが十分に楽しめる作りになっています。
加えて
キャラクターごとの個性化が際立っている
のが非常に良いです。
どのキャラも魅力的なので操作して楽しいです。
ステージ終了後は成績も表示され、
ミッション統計で詳細な数値データを見ることもできます。
ステージ後に更にイベントが始まることもあり、
広がるマゼンダの光クリア後にはシオンとアルバスの会話が始まりました。
ここまで何度かアルバス達を助けに登場したアイリーン。
ですが、まだ仲間にはなっておらず
最近はとある事件の後、直接姿を見せなくなり、
シオンの提案で彼女を探して仲間に引き入れようということに。
⬆で、このシーンの日本語はご覧のように、ちょっと意味が分かりづらいですよね。
こういう、ちょっとなぁ…という箇所は正直いくつもあります。
Troubleshooterの世界では「社畜」が褒め言葉なのかもしれません( ´Д`)
特別なミッションに移行する場合は
画像右側に表示された提案を受け入れる事でストーリーが進みます。
また提案はすぐに受ける必要はないので、他のミッションをやってレベル上げやアイテム収集でキャラ育成を行うこともできます。
ゲームシステム自体は割と柔軟に設計されています。
—
なお、過去のイベントストーリーを後から追体験する機能もあります。
あのイベントはどうだったのかしら?というときには気軽にやり直せるので良いですね。
おわりに
日本語がいまいちこなれていないというのは正直ありますが、
ともかく日本語を実装して正規リリースまで達成してくれたことに感謝ですm(_ _)m
また
シミュレーションRPGとしてもとても良くできている
日本人が大好きそうなキャラ設定・ビジュアル
なので楽しく遊べます。
なんと言ってもキャラがとにかく魅力的なのがこのゲームの一番のストロングポイントですね。
一方、Troubleshooterには残念な点もあり、
ゲームは既に正規リリース版なのに、まだクラッシュがあります( -_-)
私はゲームを最初からスタートして、チュートリアル戦闘が終了し
その画面から抜ける瞬間にゲームがクラッシュして強制終了になりました。
再開後は自分のトラブルシューター会社を作るシーンから始まったので、
会社設定画面への遷移になにかトラブルを抱えているのかもしれません(´・_・`)
また戦闘マップ上でも妙にシークが長い時があって、
クラッシュして落ちるんじゃないか?って不安になることが多々あります。
開発陣は正規リリース後もこまめにアップデートをしていますので、
今後更に安定することに期待したいです。
それと、残念ながら
開発会社はだいぶ前から資金難になっているらしく経営はかなり厳しい
とのこと。
以前からSteamの更新欄にこの事は掲載されています…(´・_・`)
まだアップデート等は行ってくれていますが、予定されていたコンテンツで一部は実装されていないものもあるようなので、今後がやや不透明でもあります。
つたない感想ではありますが、
Troubleshooterのゲーム自体はとてもおもしろいので、
気になる方はぜひ買ってあげて欲しいと思いますm(_ _)m
私自身、このTroubleshooterを1作だけで終わらせるのはとても惜しいと思いますし、
この開発会社にはもっともっと作品を作って欲しいと思います。
2,570円という定価ですが、定価分の価値は十分にあるゲームだと思います。
新型コロナの影響で自宅待機中にじっくり遊ぶにはピッタリのゲームなので
ぜひ気になった方はやってほしいですね。
正直、キャラの見た目目的で買っても十分満足できるかと(・∀・)
以上Troubleshooterの簡単なレビューでした。
少しずつ進めているのでいつになるかは分かりませんが、
またクリア後にでも感想を書いてみたいと思います。
それではm(_ _)m