Steam 天下統一 SSB デモ版 感想

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レビュー

Steamの天下統一 SSB デモ版(体験版)を遊んだ感想です。

本作は戦国時代をテーマにしたシミュレーションゲームです。

同じテーマのゲームとしてはコーエーテクモ社の信長の野望シリーズが有名ですが、その対抗馬になれるのかどうか気になったのでまずは体験版を遊んでみました。

記事中で引用しているスクリーンショット画像の著作権はSystemsoft beta, Inc.にあります。
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体験版だけではなんとも判断し難い

天下統一 SSBは戦国時代をテーマにしたシミュレーションゲームです。
大名(正確には最初は地方豪族のようです)を選択して、勢力を拡大して天下統一を目指す―というゲーム性のようです。

「ようです」としたのは、このゲーム、いかんせんデモ版でやれることが尾張国の支配だけなので、その後の展開がどうなっていくのかがやや分かりにくいという印象を受けたためです。

また表題に「体験版だけではなんとも判断し難い」と書きましたが、これが私の率直な感想でして、体験版を終えた範囲では体験版後の展開でこのゲームに更に奥深さが感じられるのか、あるいは体験版でやったことをただ繰り返すだけで終わるか、その辺りがどうにも見えにくいと感じました😥

体験版を触った範囲ではとてもシンプルなゲーム性になっており、仮にそれを全国統一までひたすら繰り返すだけであれば価格分(このゲームの定価は7,678円もします💦)の価値があるのかどうかなんとも判断に困ると感じました。

では次にその「なんとも判断し難い」と感じた体験版のゲーム展開についてスクリーンショットを交えて紹介します。

体験版のゲームの流れ

天下統一 SSBの体験版では尾張の織田信長勢力を使ってゲームの流れがチュートリアル形式で展開されます。
※体験版では織田家以外は選べません。

尾張の国には青色の自勢力の城と赤色の他勢力の城があります。
このゲームは国内の城の80%を支配することで国全体の支配権を獲得した扱いになり、政策でできることが増えるという仕組みだそうです。

よってやることとしては

  • まず8割を目指して戦闘を行う
  • 8割確保で増えた内政効果を使って勢力を強化する
  • 国内の残りの勢力を潰して国全体を統一
  • 他国との抗争に移る…

という大まかな流れになっています。

戦闘パートは野戦と攻城戦に分かれています。
野戦では部隊を選んで移動、攻撃を繰り返し敵を潰走させます。

戦闘自体はコマンド選択後オートで行われシンプルスタイルなので特に難しいというわけではありません。
ただ、制限時間がありしかも時間はずっと流れていて、途中ポーズは出来ない感じでした。
ポーズしてじっくりとその後の行動を考えるということは出来ないっぽいですね。

野戦でやることはユニットの移動と攻撃コマンドの選択というかなり簡素な作りになっています。

野戦で勝利すると敵が籠城するので攻城戦に移行します。
または野戦に臨む際に、こちらの勢力が相手を圧倒していれば最初から攻城戦になります。

この攻城戦もやることは敵に突撃を行うか、あるいは城壁を破壊するかの2択がメインとなっています。

城郭力という城の防御力を0にすれば勝利となる、これまたシンプルな作りです。

このように、城を落として尾張国の統一が果たされると体験版は終了です。

その後他国との戦いに入っていくようで、そこでは外交などを駆使する場面も増えそうですが、それが具体的にどういったことをやるかは体験版では一切分かりませんでした。

以上が体験版の流れです。

感想:シンプルで遊びやすいけどシンプルすぎるかも?

最後に天下統一 SSB 体験版の感想をまとめます。

※あくまで体験版の感想ですので、製品版で遊ぶとまた異なるかもしれない点にご注意ください。

天下統一 SSBはゲームシステムとしてはとてもシンプルにまとまっており、極端に難しく感じるような点は体験版では感じませんでした。

ただシンプルであるがゆえに武将はただパラメータの数値でのみ表現されている印象を持ちました。
武将ごとに必殺技があるとか、何か武将同士の相性があるとかそういったことは見て取れませんでした。

また主たる目的が城の攻略、ひいては国の支配にあるため、ひたすら募兵→出兵→戦闘の繰り返しで城を落とすだけになっている印象です。

野戦、攻城戦共に良く言えばわかりやすいシステム、悪く言えば単純で奥深さはあまり感じられないというイメージを持ちました。

このように私が天下統一 SSBの体験版を遊んだ印象は、
このゲームはシンプルでわかりやすいシステムだけど、実際にはあまり奥が深くないのではないか?😥という危惧のようなものを感じました。

もちろんシンプルで遊びやすいことはゲームとして良い点でもあります。
ですがこのゲーム、定価が7,600円以上もします。

もし体験版のようなシンプルな内容が天下統一までずっと続くのであれば、Steamの他のゲームを勘案すると定価1,980円が妥当。高くても2,500円~3,000円。
7,600円は高すぎるのではないか?と感じました。

ただ繰り返しますが、体験版の尾張統一を超えた先の展開がなんとも見えてこないので、価格云々の判断は正直難しいです😥

体験版がシンプルに纏まって遊びやすいが故にその後の展開~ひいては奥深さがどうにも感じ取り難いのが残念だと感じました。

以上が天下統一 SSBの体験版を遊んだ感想です。

戦国時代のシミュレーションゲームをコーエーテクモ以外が出してきたことは純粋に評価できると思いますし、私もとても期待しています。

天下統一 SSBの体験版を超えた内容が、他社製ゲームを超える内容であれば良いな🙂というのが私の最終的な感想です。

じゃああんた、製品版を買うのか?と聞かれたら、現時点では買わないと思います。
その理由はここまででさんざん触れていますが、体験版を越えた先にあるものがよく見えなかったためです。
戦国時代のシミュレーションゲームというテーマは好きですので、もう少しレビュー等が出揃うのを待ってから購入の判断をしたいと思います。

ということで天下統一 SSBが気になった方はまず体験版を遊んでみてはどうでしょうか。

それでは。

なおSSBってなんだよ?と最初意味が分からなかったのですが、おそらくSystemsoft beta, Inc.から取っているのではないかと思われます…。

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