Steam版 ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R 体験版感想

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レビュー

Steam版 ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル Rの体験版を遊んだ感想です。

(色んな意味で)伝説となった前作ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル(通称ジョジョASB)にRが付いて帰ってきた本作。

本作が発表された時、前作があれだけ酷評されたのに懲りもせずリメイク版を出してくるということは、出来に相当な自信があるってことなんじゃないかしら?🤔と密かに期待してました。

体験版を通してどんな感じか感想を書いてみます。

なお今回私はSteam上でファイティングコマンダーニンテンドースイッチ版を使い問題なく遊べました。

ボタン割当はSwitch用ファイティングコマンダーでちゃんと出来ました

以下はジョジョの奇妙な冒険は1部~7部まで読んでいる、かつてはCAPCOMのジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産のためにドリームキャストの本体とアーケードスティックを買ったという、ジョジョがそれなりに好きな人の書いた個人的感想です。
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ファンディスクとしては良いけど格ゲーとしては惜しい

ゲームというものを遊んだことがない人が作ったのか?というくらいUIが酷い

いきなり批判かよジョジョッパリらしいな。

テコンダー朴(1)
コアマガジン

ということで最初から文句を言って誠に申し訳ないのですが、
動かしてすぐ感じたのがUIの酷さ😥

具体的には

メニュー画面を開く→メニュー項目を選択決定する→メローネがなんかセリフを言う→セリフ言ってる間は選んだメニュー項目の画面に遷移しないのでその間しばらく待たないといけない→でも実はなにかボタンを押せばメニュー項目の画面に遷移する。

という現象が毎度毎度発生するのでとにかくイライラします(これはこれでメローネのウザさを表現していると取れなくもないですが💦)。

楽しんでやるどころかイラつくばかりです(´・ω・`)。普通にメニュー項目を選ぶと画面遷移が始まるのですが…

この様に表示されメローネのセリフ音声が終わるまで自動で読み込まれません。ですが、実は画面遷移自体は裏でとっくに終わってるようでコントローラーのボタン押せば途中でも遷移に移れる(ただし動作はもっさり)というトンデモ仕様です😥

文章だとなかなかこのイライラさは伝えきれないかもしれませんがSteamの体験版を起動すればああこれか…と真っ先にお気づきになるかと思います😥

正直私は、

いまごろこんな酷いUI/UXデザインするゲームがあるんだな

とびっくりしました。

ロードの技術が根本的になくて(もっともそれはそれで今日日大問題だが)裏でロードをさせる間のマージンを取るためにこういった設計にしてごまかしているのか?
とも思ったのですが、ボタンを押せば次の画面への移行処理が始まるので単に設計上のセンスの問題だと思います。
いったい何を考えてこんなろくでもない仕様にしたのか( -_-)

これを作った人は今まで一度もコンピュターゲームを遊んだこと無いんだろうか?実際に動かしていておかしいと感じないんだろうか?これではユーザーから不満が出ると想像ができないんだろうか?
というくらい私から見たらありえないデザインです( -_-)

作った人はもちろんイカンと思うのですが、それを諌めない周囲、ましてこれにOKを出した責任者は論外だと思います。
一体何を考えればこれにGOサインが出せるのかと。

だって簡単にメニュー画面開かれたら悔しいじゃないですかwww

という簡悔精神なんでしょうか( ´Д`)

このように毎度毎度イラッとする要素が差し込まれ、余計なストレスがかかるUIは即作り直してほしいです。

キャラゲーとしてよく出来ていてファンは嬉しい😀

体験版で徐倫を操作してみました。

ファンには嬉しい、いかにもそれっぽい演出😋

キャラの造形、動き、そしてスタンドの描き方、どれをとっても良くできていてジョジョの奇妙な冒険のファンとしては大変満足できる内容です😋

 

アシストに付けた承太郎との親子合体攻撃もできます😋

攻撃は小・中・大の基本攻撃にスタンド呼び出しやアシストキャラの攻撃参加、必殺技的なモードに挑発などシンプルだけど過不足ない内容にまとめられています。

本作はジョジョの奇妙な冒険に登場する自分の好きなキャラとスタンドを動かして楽しめる最高のファンディスクだと感じました😋

格ゲーとしてはちょっと惜しい

本作はキャラゲーとしてはとても良いです。
では格闘ゲームとしてどうなのか、例えば本作が今後世界中で大会が開かれるような格闘ゲームとしての一大ムーブメントを起こせるようなタイトルになりうるのか?と考えると、それは難しいと感じました。

キャラゲーとしてはディ・モールト ベネなんですが😥

格ゲー風ではありますが、移動が割りともっさり&攻撃の当たり判定が分かりにくいです。

例えばストリートファイターVも弱中強の三段階攻撃で、それぞれに攻撃範囲や動きに差異があります。
しかしあちらに比べてこのジョジョASBRは弱中強で攻撃範囲が極端に違うので非常にやりづらい。

また見た目でキャラが攻撃を出して当たっていそうなのに実際は全く距離が届いてもいないという、こっちが操作してる感覚とキャラの描画にズレを感じました。

このズレが格ゲーとして今一つ洗練されていない印象を受け、なんだか遊んでいて違和感を感じたところです。

ただ射程距離の短さはスタンド能力の個性としてそういう味付けにしているのかもしれませんし、私が遊んだ徐倫以外のキャラクターであればまた色々と違ってくるのかもしれません。

おわりに:ファンディスク目的で買うのは有りだと思う

ということで、ジョジョの奇妙な冒険 ASBRの体験版を遊んだ感想でした。

何球続ける?1000球だ!で1000ヒット表示になるのが良く出来てると思いました😋

体験版なので製品版とは内容が異なるかもしれませんが、まあそこまで違いはないのかなという気もします(体験版だけ酷い状態にしているとそれ遊んだ人が製品版買ってくれなくなるので、体験版の悪いところを放置しているとも思えませんし)。

私は、ジョジョの奇妙な冒険 ASBRはジョジョの奇妙な冒険シリーズが好きで、自分の好きなキャラを動かしてみたいという人にはとてもよいゲームだと思いました。
ファンディスクとしてなら十分に目的を果たしてくれるでしょう。

一方、純粋な格闘ゲームとしては今ひとつと感じました。
私はかつてアーケードやドリームキャストでリリースされたCAPCOM製格闘ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産」並の出来に期待していたのですが、そこまでの状態にはなっておらず残念です。

そういえば本作ASBRもペットショップが強いという噂が広まってますね。
ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産でもペットショップが強すぎて対人戦で使用禁止令とか出てたと思うんですが😅、歴史は繰り返すってことなんでしょうか。

最終的な感想は
ジョジョASBRは買ってもいいゲームだと思います。
ただ格ゲーとして考えた場合、本作で世界を股にかける格ゲー大会が開かれるほどのポテンシャルがあるとは私には現状ではちょっと思えませんでした。なので格ゲー目的で慌てて買う必要もないのかなと。

どうしても対人戦がやりたいなら、人が大勢いるリリース直後じゃないとおそらく今後は過疎になる事が予想されるので今すぐ買うのも有りかもしれませんが、対人は重視せず好きなキャラを動かして楽しみたいという目的ならもっと安くなってからでも十分だと思います。

前作のように理不尽な課金要素があるクソゲーではなさそうなので、私も少し値段が下がったらジョジョASBR本編を買ってみようかなぁと思っています。

それではまた( •ܫ•)


家庭機用版を買って遊び終わったら(or自分に合わない)売るというのもありかもしれません😥

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