PC Building Simulatorを購入して遊んでみましたので
そのレビューなど(* ̄▽ ̄)ノ
まずハッキリ言ってむちゃくちゃ楽しいです。
自作PCに興味がある方はとてもハマると思います。
購入は執筆時点でGreen Man Gamingにてクーポンコード「APRIL20」を使用すればSteamよりも安いのでオススメです。
管理人もグリーンマンで15.99ドルで買いました∩・∀・)
※クーポンはいつまで有効か不明ですので気になる方は早めの検討をオススメします。
CPUにサーマルグリスを塗らずに納品したおじさんがトンズラしたのでその後を引き継ぐ
PC Building Simulatorとはどんなゲームか
PC Building Simulatorは一言で言うと、PCを自作するゲームとなります。
そんなのが面白いの?(・_・)
と思う方も多いと思います。
が、自作PCに興味がある方には非常にオススメの内容です。
楽しくてついつい数時間経過してしまうんですよねえ。
PC Building Simulator自体は現時点でまだアーリーアクセスの状態です。
ゲーム内容は
[symple_bullets style=”check”]
- PC修理ショップの経営を行う
- PCを自作する方法を簡単なチュートリアルで体験
- 自由なパーツ構成でPCを組み立て悦に浸る
[/symple_bullets]
という大きく3つのコースがあります。
ショップ経営モードを紹介
今回はストリーモード?であるショップ経営モードを紹介してみます。
こちらは見出しにもありますように、
PCショップを経営していたプレイヤーのおじさんが運営に失敗。
後は任せた!と逃亡(夜逃げ)したのでその後をプレイヤーが引き継ぐ・・・
という状況からスタートします。
このおじさん、
経営に失敗して借金を残す
CPUにサーマルグリスを塗らずに納品
残した仕事はプレイヤーに丸投げ
逃亡用のガソリン代に15ドル盗んでいく
となかなかの人物です( ´Д`)ハフー
あと多少ネタバレですが、おじさんがサーマルグリスを塗らずに納品したせいで後々イベントが発生します(´・ω・`)
受注はメール、部材調達はオンラインショップ
さてこちらの経営モードですが、メールボックス宛に色々なユーザーからPCに関するトラブルシューティングの依頼がやってきます。
メールで文面を読み、内容と報酬に納得すればOKして仕事を受けるという流れになります。
序盤の簡単な依頼としてはウイルス除去があり、
これは主人公が持っているUSBメモリのウイルスチェック&除去ツールを使えばすぐに行なえます。
最初はウイルス除去依頼を数回行い、
その後故障したPCパーツの交換や、パーツのアップグレードの依頼などが入ってきます。
PCパーツは架空のオンラインショップで注文するのですが
送料によって届く日数が異なり、
10ドルは3-5日後
30ドルは翌日
100ドルは当日
に届くというあんばいです。
依頼には納期が設定されている場合がありますので、送料を高く払ってパーツ取寄を急ぐといった采配も必要になってきます。
PCパーツの交換依頼ですが、外して要らなくなったパーツはもらうことができます。
中古品として売って資金にしても良いですし、あるいは保有して別の依頼で必要になった場合にパーツとして再利用する事もできます。
元の持ち主に返さなくていいのか?中古パーツの組み付けで納品していいのか?
という気がしなくも無いですがその辺はゲームということなのでしょう(・_・)
ショップ経営モードの実例を紹介
依頼の内容をいくつか紹介してみます。
ゲームやソフトが動くかどうかテスト依頼
ゲームスペック解析用ソフトをオンラインショップで購入してそちらで分析を行います。
このソフトは1度購入すれば後は使い回せますので必要な場面が来たらスパッと購入しましょう。
チェックしたい項目を選べば解析してくれます。
こちらのPCはCPUがCore i7-6700K、グラフィックカードが Radeon R9 280 GR8 3G なのですが、これだとPUBGの推奨スペックは無理という風に表示されてますね。
この結果を見て、得られる報酬と相談しながらパーツをショップに発注→交換組み立て→チェックしてOKなら納品という流れになります。
グラフィックカードのアップグレード依頼
次に別の案件ですが
グラフィックカードのアップグレードをしてほしいという依頼です。
アップグレード後は3DMarkでベンチマークテストを実行、そして納期限が8日しか無いという状態。
得られる報酬は180ドルとなっています。
依頼品にもとからあるPCパーツ構成はメールに詳細が書かれていない場合、
実際に現物が届いてみないとわかりません。
そして実際届いた現物がこちら
グラフィックカードのアップグレードを希望と言うことでしたが、
なんとRadeon R7 370 GAMIG 4Gのcrossfire構成になっています。
これをアップグレードしろということらしい( -_-)
報酬は180ドルしかもらえないのにです。
この時点で依頼を受けたことを激しく後悔。。。
手持ちにGTX970が1枚余っていたので、もう1枚GTX 970を買ってSLIにすれば微妙だけど行けるんじゃないだろうか?とも思ったのですが、そうなると電源容量がどうかというのが気になります。
(その前に、Radeon使ってる人のを勝手にGeForceにして納品したら怒鳴り込まれるんじゃないかという気もする( -_-))
ファーーーーーーーーーーーwww
450Wしか無い(›´ω`‹ )
それとよくよく調べたらPCパーツショップにSLIのブリッジが売ってないんですよねえ。。。
となるとRadeonで上位のカードを買ってcrossfire構成にする(なお報酬はたったの180ドル)のかなぁ・・・という感じですが、この時点でPCパーツショップにRadeon R7 370 GAMIG 4G以上のカードが置いてありません・・・
これ詰んだんじゃないの?という気もしますが、
どうすることもできないので他の依頼をこなしながら数日経過したところ、
プレイヤーレベルがアップしてパーツショップの取り扱いが増えたという連絡が!
うーん( -_-)
これどうなんですかね。
RX470の1枚刺しにすれば R7 370のcrossfireをスペックでは上回りそうな気もしますが、依頼の「グラフィックカードのアップグレード」が2枚とも交換を意味しているのかどうかがイマイチよく分かりません。
あと、VRAMが4G*2枚の構成から4G*1枚にしてそれでアップグレードになるの?って素朴な疑問もあります。
しかしこれしか手がなさそうなので、
とりあえず1枚だけ買って付けてみてOKになるか試してみました。
すでに1枚でも予算オーバーですが、更に2枚同時となるとますます大変ですのでまず1枚だけ。
MSI Radeon RX 470 GAMING X 4Gに交換し、
ケーブルを繋いだら画像右側のアップグレード グラフィック カードの所に緑色のOKサインが点きました!
どうやら1枚構成でOKという判断のようです!
・・・現実ではこれでいいのか?って気はしますが。。。
3DMarkで動作をチェック。
はい、無事ベンチマーク完走です∩・∀・)
期限ギリギリとなりましたが無事に納品まで完了。
そして手元にはRadeon R7 370 GAMIG 4Gが2枚残りましたのでこれを売るなりすれば一応報酬の180ドルと合わせてまずまずの結果ではないでしょうか。
今回の紹介はここまで。
この後ゲームが動くようにしてくれ!ただし報酬は0だ!というふざけた依頼もやってくるのですがそちらの紹介はまた機会があれば・・・
またチュートリアルモードとフリー自作モードは改めて紹介したいと思います。
感想・まとめ
自作派もこれから自作をやってみたい方も
PCを自作して楽しむゲーム、PC Building Simulatorの紹介でした。
ゲームの中でベンチマークを回しているとなんだか不思議な感覚になってきますが、既に自作PC派の方はとても楽しめるゲーム内容になっていると思います。
現実で自作をやろうとなるとそれ相当な費用がかかるわけですが、
こちらのゲームなら疑似体験で自作欲を満たせるというステキな内容です。
またやってくる依頼に頭を抱えながらこなしていく、自作の腕試し的な要素も楽しいです。
まだ自作はやってない&あまり経験も無いけど、色々チャレンジながら自作をやってみたいなぁという方向けにもオススメです。
ゲーム内では状況に応じて色々とヒントも表示されますので、少しずつ段階を踏まえて色々のPC自作を学んでいくのに向いています。
このゲーム、このままうまく進化していけば自作PCの教材みたいな存在になれるんじゃないかなぁって気もします(・_・)
今後への期待
PC Building Simulatorはゲーム内で取り扱っているメーカーがまだちょっと少ないのでもう少し増えて欲しいなぁというのが正直なところ。
ASUS、ASRockといった業界大手はまだ非参入ですので使えません。
またノクチュア、フラクタルデザイン、Thermaltakeといった大小様々なパーツメーカーの多くがまだ非参入です。
また本格水冷も現時点ではありません。
Thermaltakeのオープンフレームケースで本格水冷とかつくれれば一気に面白くなると思うんですけどねえ。
あとはマイニングのリグとかも作って仮想通貨の効率検証とかもできたら面白そう。
言語面では現状日本語がありませんし、パーツの価格もドル表記なのでその辺りがちょっと感覚がつかみにくいかもしれません。
個人的にはModが開放されるのであれば、アスク税モードを作ってみたい気がしますね(ゲス顔)。
ついでに米アマからパーツ輸入モードとかもつけて(* ̄▽ ̄)ノ
きっと一気に依頼達成の難易度が高まるでしょう(予算的な面で)。
それから、もう少しゲーム内のグラフィックを強化してほしいなぁと思います。
今の時点ではゲーム内グラフィック設定を最高にしてもパーツの描き方がどうものっぺりしていてLEDの発色もいまひとつな感じです。
まだアーリーアクセスの段階なので今後の改善に期待したいです。
以上PC Building Simulatorのレビューでした。
ゲームとしての価格も安めで今後の展開がとても期待できるので
ちょっと気になっている方も遊んでみてはどうでしょうか。
管理人も前々から気になってはいたんだけど、
思い切って買ってみて、とても楽しんでいるのでオススメです。
上にも書きましたが管理人が調べたところグリーンマンゲーミングでクーポン「APRIL20」を使った20%OFFが最安だと思います。
それではまた( ゚д゚)ノ